後藤田正晴がなぜ最高の官房長官と呼ばれたのか、この本を読めば分かると思います。
でももっと面白い後藤田本もあるので星はちょっと少なめ。
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後藤田正晴男の美学: 永遠のナンバー2 単行本 – 1996/1/1
板垣 英憲
(著)
- 本の長さ199ページ
- 言語日本語
- 出版社近代文藝社
- 発売日1996/1/1
- ISBN-104773353627
- ISBN-13978-4773353624
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
田中内閣で官房副長官、中曽根内閣では、官房長官。常に「ナンバー2」の立場で政権を支える地位にいた後藤田正晴。その幼少時代から現在に至るまで、親交のあつい諸氏の証言をもとに、その行動の美学を探る。
登録情報
- 出版社 : 近代文藝社 (1996/1/1)
- 発売日 : 1996/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 199ページ
- ISBN-10 : 4773353627
- ISBN-13 : 978-4773353624
- Amazon 売れ筋ランキング: - 776,398位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
後藤田正晴氏の伝記としては、保阪正康氏の「後藤田正晴―異色官僚政治家の軌跡」(文芸春秋)が有名ですし、秀逸と考えますが、こちらも半生記としてコンパクトにまとまっており、また後藤田氏の政治家としての限界にも言及した箇所があり、多面的な見方もできています。
こうした後藤田氏の人物像を見ながら、やはりこの人の本質、といったものは旧内務官僚としてのプライドとその行政手腕にあるような気がします。戦争を経験したことも踏まえ、そのキャリアから身についた考え方に上手に現実というものを重ね合わせ、実際の行政というものを動かしていった、そうした能吏としての役割を戦後政治の中で果たしていった感の強い人だと思います。
人間としても大いに魅力的な人だったようで、こうしたことが多くの人に慕われる証左なのでしょう。仕事ができ、人に厳しい反面、そこはかとなく人間としての温かさみたいなものを、色々な書を読むだけで感じさせる不思議な人です。
こうした後藤田氏の人物像を見ながら、やはりこの人の本質、といったものは旧内務官僚としてのプライドとその行政手腕にあるような気がします。戦争を経験したことも踏まえ、そのキャリアから身についた考え方に上手に現実というものを重ね合わせ、実際の行政というものを動かしていった、そうした能吏としての役割を戦後政治の中で果たしていった感の強い人だと思います。
人間としても大いに魅力的な人だったようで、こうしたことが多くの人に慕われる証左なのでしょう。仕事ができ、人に厳しい反面、そこはかとなく人間としての温かさみたいなものを、色々な書を読むだけで感じさせる不思議な人です。