気温の暑い、寒いを、数字で視覚化することを考えた人、歴史が学べます。
日常的に使っている、体温計、気温計、湿度計だけど、「これを作ろう」と考案して作ろうとする気持ちになることに、人の進歩の姿を知ることができます。
「温度計の発見発明物語」の中で、温度計を最初に作ったのはイタリアの科学者ガリレオ・ガリレイ（1564～1642）と、彼の友人の生理学者サントリオ・サントレット（1561～1632）などが紹介されている。
より正確な水銀温度計の発明者として、ポーランドの物理学者ガブリエル・ファーレンハイト（1686.5.24～1736.9.16）を知る。
日本で初めて温度計を作ったのが平賀源内（1729～1779）など、仮説実験授業で有名な教育学者の板倉聖宣氏（いたくらきよのぶ1930年生まれ）の読み物は、いつも科学の入門書として好奇心が刺激されます。
今朝、あるラジオ番組で知って、ネットで検索してみました。
水銀温度計の発明者ファーレンハイトの誕生日が、ユリウス暦（紀元前45.1.1～1582.10.4）の5月14日で、今日が「温度計の日」になっているそうです。
現行のグレゴリオ暦では、5月24日になるとのこと。
江戸時代の天文暦学者・渋川春海（1639～1715）の生涯を映画にした「天地明察」（2012）が思いだされる。
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