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脳をパワーアップしたい大人のための「脳のなんでも小事典」 (〈@〉Science) 単行本(ソフトカバー) – 2004/3/24
ここ10年間の脳科学の進歩により、「人体最後のフロンティア」といわれていた脳のしくみとはたらきについてかなりの部分がわかってきました。本書は、脳のメカニズム、運動や五感をコントロールする脳の働き、記憶のしくみと上手な記憶法、年をとってから脳を鍛える方法など、脳を知り・鍛え・育むために必要な「楽しくかつためになる」話題を提供します。執筆陣は、ベストセラー「脳を鍛える大人の計算ドリルの川島隆太氏ほか、新進気鋭の脳科学者たち。読んでビックリ、見てナットク。賢くなること間違いなし!
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社技術評論社
- 発売日2004/3/24
- ISBN-10477411992X
- ISBN-13978-4774119922
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商品の説明
著者からのコメント
脳科学の専門家ですら知らなかった、脳に関する「へぇ~」が満載です。手前味噌ですが、あなどれない一冊に仕上がりました。ご家族でご賞味ください。(川島)
脳科学の専門家も作ってみたかった、脳に関する雑学の集大成です。手前勝手な解釈もここそこにありますが、新鮮な切り口で仕上げてみました。(泰羅)
脳科学の専門家でない皆さんにも読みやすい一冊。なぜダイエットが難しいのか、なぜ変な夢を見るのか、なぜ幼い頃の記憶がないのか、知っていますか?(中村)
脳科学の専門家も作ってみたかった、脳に関する雑学の集大成です。手前勝手な解釈もここそこにありますが、新鮮な切り口で仕上げてみました。(泰羅)
脳科学の専門家でない皆さんにも読みやすい一冊。なぜダイエットが難しいのか、なぜ変な夢を見るのか、なぜ幼い頃の記憶がないのか、知っていますか?(中村)
出版社からのコメント
読んでびっくり、見てナットクのおもしろ知識満載!カラーイラスト豊富で目にも楽しい一冊です。記憶力が衰えないようにしたい、ぼけない方法を知りたい、賢くなる方法を知りたい等々、脳に興味があるすべての人にお薦めします。
内容(「MARC」データベースより)
脳を鍛えるには、まず、脳を知ることから! 最新脳科学の成果に基づき、第一線の脳科学研究者が、脳に関する身近な疑問に答える。ボケない、弱らない、衰えない、柔軟でたくましい脳を作るためのヒントが満載。
著者について
●川島 隆太(かわしま・りゅうた)
東北大学未来科学技術共同研究センター 教授。おもな研究は「脳機能イメージングを使ったヒト脳高次機能研究」。
●泰羅 雅登(たいら・まさと)
日本大学大学院医学研究科 助教授。専門は「認知神経科学」。
●中村 克樹(なかむら・かつき)
国立精神・神経センター神経研究所 部長。おもな研究は「コミュニケーションに関する脳の働きの研究」。
東北大学未来科学技術共同研究センター 教授。おもな研究は「脳機能イメージングを使ったヒト脳高次機能研究」。
●泰羅 雅登(たいら・まさと)
日本大学大学院医学研究科 助教授。専門は「認知神経科学」。
●中村 克樹(なかむら・かつき)
国立精神・神経センター神経研究所 部長。おもな研究は「コミュニケーションに関する脳の働きの研究」。
登録情報
- 出版社 : 技術評論社 (2004/3/24)
- 発売日 : 2004/3/24
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 320ページ
- ISBN-10 : 477411992X
- ISBN-13 : 978-4774119922
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,374,061位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 16,317位生物・バイオテクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1959年生まれ。東北大学医学部卒。同大学大学院医学研究科修了。医学博士。スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学加齢医学研究所助手、同講師を経て、東北大学加齢医学研究所教授(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『1日10分 超音読レッスン 大人のセンター英語編 (ISBN-10: 4794602022)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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2006年11月12日に日本でレビュー済み
最新の情報、研究結果に基づいて書かれているという点で優れていると思います。また、多くの項目について書かれているため、広く・浅い内容ではありますが、文章が読みやすく、図が多用されており、一般の方でも楽しく読み進めることもでき、手軽に最新の情報に触れることができると思われます。また、一般の方に限らず、医療・福祉・教育といった周辺の分野の専門家で、初めて脳について理解しようとする際、全体像を掴んだり、取っ掛かりとして読むのに適していると思います。
2004年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者得意の脳機能イメージングを随所に取り入れ、百以上の項目にわたって脳に関する基礎知識や疑問に答えています。三百ページ強の本ですので、一項目当たり二~三ページです。ですから、基本的には広く浅くを目指しており、また、参考文献もほとんど明記されていませんので、一つの話題を突き詰めて理解したいと思う人には向いていません。しかし、何せ百以上の項目を扱っていますから、読む人それぞれ違う立場から、かならず勉強になる項目が見つかるでしょう。そう言う意味で本書は価値があると思います。
私個人が特に重要と思ったのは「前頭連合野を含めた脳の機能は、誕生してから、適切なタイミングで適切な刺激を受けないとほとんど発達しません」と言う点です。もちろん、古代から人間は幼少期からの教育が重要と言うことを経験的に知っていましたが、これ(臨界期という概念)を現代脳科学の立場から言明した知見は非常に重要です。特に小さな子供を持っている親にはしっかりと認識していてもらいたいですね。
また、「音読や計算をすれば頭が良くなる」と言う主張が繰り返し出てきます。これだけ何度も繰り返すと、読者の頭には「音読や計算をすれば頭が良くなる」と言う認識が強固に植え付けられることは間違いないでしょう。その結果、同著者による「脳を鍛える大人の計算ドリル」「脳を鍛える大人の音読ドリル」などの売り上げも上がることになりますね。さすがに脳の実践的な研究者だけあって、人間の心理のツボをうまく押さえていますね。なかなか逞しい商売人でもあります。
ただ、何カ所かで私が納得の行かない主張も見られました。例えば「頭の良さ=脳の使い方は人間が育つ過程で得る獲得形質なので、遺伝はしないと断言できます」という表現ですが、これには疑問を呈したいと思います。まず最初の「脳の使い方は人間が育つ過程で得る獲得形質」という主張ですが、ほとんど同じ環境で同じ教育を受けても各個人によって脳の使い方には実際に差異が生まれる(例えば兄弟姉妹の場合)のは、遺伝がその主たる原因になっているからです。また、後半の「獲得形質なので、遺伝はしないと」という主張も最新の研究では、否定されるデータも出てきています。
以上のように賛否両論ありますが、総体的には読んでも損はない本ではあります。
私個人が特に重要と思ったのは「前頭連合野を含めた脳の機能は、誕生してから、適切なタイミングで適切な刺激を受けないとほとんど発達しません」と言う点です。もちろん、古代から人間は幼少期からの教育が重要と言うことを経験的に知っていましたが、これ(臨界期という概念)を現代脳科学の立場から言明した知見は非常に重要です。特に小さな子供を持っている親にはしっかりと認識していてもらいたいですね。
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ただ、何カ所かで私が納得の行かない主張も見られました。例えば「頭の良さ=脳の使い方は人間が育つ過程で得る獲得形質なので、遺伝はしないと断言できます」という表現ですが、これには疑問を呈したいと思います。まず最初の「脳の使い方は人間が育つ過程で得る獲得形質」という主張ですが、ほとんど同じ環境で同じ教育を受けても各個人によって脳の使い方には実際に差異が生まれる(例えば兄弟姉妹の場合)のは、遺伝がその主たる原因になっているからです。また、後半の「獲得形質なので、遺伝はしないと」という主張も最新の研究では、否定されるデータも出てきています。
以上のように賛否両論ありますが、総体的には読んでも損はない本ではあります。