1月16日に注文して、1週間の納期とのことでしたが、売主の都合で半月ほど待たされました。
が、素晴らしいコンディション(ほぼ新品)の本が送られてきました。
梱包も丁寧で感心しました。
また、本の内容も素晴らしく、生涯の宝物を得た気分です。
ありがとうございます。
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島秀雄の世界旅行 1936-1937 単行本(ソフトカバー) – 2008/11/29
新幹線開発者「島秀雄」は、1936年から1年9カ月に及ぶ世界視察旅行に出かけました。欧州、北米、南米、アフリカなど、世界の主要都市をまわる壮大なものです。島は、この旅行で世界各国の鉄道・自動車や、歴史的なシーンを膨大な数の写真に収めたほか、各地のパンフレットや地図など大変貴重な資料を持ち帰っています。本書ではこれらの資料を元に島秀雄の足跡を辿ります。当時の最先端、そして世界大戦前つかの間の平和で完成をみた、各国の風景や交通、地図を収め、貴重な資料として、またビジュアル版旅行記としても稀有な一冊です。
- 本の長さ384ページ
- 言語日本語
- 出版社技術評論社
- 発売日2008/11/29
- ISBN-104774135690
- ISBN-13978-4774135694
商品の説明
著者について
島 隆[しま・たかし]
1931年東京都生まれ。島秀雄の次男。東京大学工学部機械工学科卒。1955年国鉄に入社。新幹線0系の台車設計にあたる。後に東北・上越新幹線の200系車両設計責任者。2002~2008年、台湾高速鐵路の顧問として、台湾新幹線開業に尽力した。
髙橋団吉[たかはし・だんきち]
1955年千葉県生まれ。早稲田大学卒業。編集・製作プロダクション「DECO」代表取締役。著書に『新幹線をつくった男 島秀雄物語』(小学館)他。新幹線の産みの親である国鉄総裁・十河信二を主人公にした『春雷特急 十河信二物語』(小学館)を刊行予定。
1931年東京都生まれ。島秀雄の次男。東京大学工学部機械工学科卒。1955年国鉄に入社。新幹線0系の台車設計にあたる。後に東北・上越新幹線の200系車両設計責任者。2002~2008年、台湾高速鐵路の顧問として、台湾新幹線開業に尽力した。
髙橋団吉[たかはし・だんきち]
1955年千葉県生まれ。早稲田大学卒業。編集・製作プロダクション「DECO」代表取締役。著書に『新幹線をつくった男 島秀雄物語』(小学館)他。新幹線の産みの親である国鉄総裁・十河信二を主人公にした『春雷特急 十河信二物語』(小学館)を刊行予定。
登録情報
- 出版社 : 技術評論社 (2008/11/29)
- 発売日 : 2008/11/29
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 384ページ
- ISBN-10 : 4774135690
- ISBN-13 : 978-4774135694
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,234,094位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,214位紀行文・旅行記
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2011年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
先日、読み終えた『「夢の超特急」、走る!―新幹線を作った男たち』で、私は初めて島秀雄の名を知った。新幹線の歴史上、最重要人物の一人だ。
その島秀雄は、戦前に鉄道省の在外研究員として世界視察旅行に出ている。それはなんと1年9カ月にも及ぶ旅だった。そして、写真(ライカIIを愛用)や時刻表など膨大な資料を遺した。それを編纂したのが本書だ。
ページをめくるごとに夢がふくらむ。私にとってはちょっと高かったけれど、いい本に出あえた。
その島秀雄は、戦前に鉄道省の在外研究員として世界視察旅行に出ている。それはなんと1年9カ月にも及ぶ旅だった。そして、写真(ライカIIを愛用)や時刻表など膨大な資料を遺した。それを編纂したのが本書だ。
ページをめくるごとに夢がふくらむ。私にとってはちょっと高かったけれど、いい本に出あえた。
2011年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1936〜37年はちょうど私の生まれた時代。その頃の世界を見てみたくて購入しました。
第二次大戦前の世界が良くわかって、自分も世界旅行しているような気分になります。
写真だけではなく、当時の地図、観光案内パンフレット、ホテルのカタログ、などよくぞ保存していたと思います。
時代背景、観光やホテルなどのパンフレットまで網羅した、こんなきめ細かい楽しい写真集は現代でもこ見たことがない。
島秀雄という人の蒐集癖はまさにオタクの元祖かもしれないと思いました。
残念なのは当時の為替レートがはっきり明記してないことかな。
鉄道ファンならずとも、いつまで見ても見飽きない貴重な良き時代の記録ではないでしょうか。
第二次大戦前の世界が良くわかって、自分も世界旅行しているような気分になります。
写真だけではなく、当時の地図、観光案内パンフレット、ホテルのカタログ、などよくぞ保存していたと思います。
時代背景、観光やホテルなどのパンフレットまで網羅した、こんなきめ細かい楽しい写真集は現代でもこ見たことがない。
島秀雄という人の蒐集癖はまさにオタクの元祖かもしれないと思いました。
残念なのは当時の為替レートがはっきり明記してないことかな。
鉄道ファンならずとも、いつまで見ても見飽きない貴重な良き時代の記録ではないでしょうか。
2009年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
氏は世界に誇る東海道新幹線を実現させた昭和初期 - 中期の鉄道技術者として知られています。
欧州に速く着くには関釜航路で朝鮮半島に渡りシベリア鉄道を経由していくのが一般的であったと冒頭にありますが、氏を含む当時の視察団一行は敢えて横浜や神戸から、五色のテープに送られ出航していきます。若きエリート達にとって、豪華と謳われた外航客船での旅は魅力的であったからです。
もちろん欧米の貴重な鉄道写真も多数掲載されております。
欧州に速く着くには関釜航路で朝鮮半島に渡りシベリア鉄道を経由していくのが一般的であったと冒頭にありますが、氏を含む当時の視察団一行は敢えて横浜や神戸から、五色のテープに送られ出航していきます。若きエリート達にとって、豪華と謳われた外航客船での旅は魅力的であったからです。
もちろん欧米の貴重な鉄道写真も多数掲載されております。
2008年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
圧倒的な写真群が歴史を語っています。資料写真といえども貴重な場面を収めてあり、セピアの色が旅情をそそります。図版類も当時のものにしてはとてもきれいに残っていて、楽しいですね。写真だけでなく、各章立ての文章も読みやすく、島さんの当時の様子が手に取るようにわかります。鉄ちゃんだけでなく、写真好きな方にもとても興味のある一冊だと思います。
2010年12月26日に日本でレビュー済み
島秀雄は、新幹線の生みの親として有名ですが、日中戦争が激しさを増した1936年から37年に、1年9カ月をかけて世界一周の視察の旅に出かけていました。当時の世界旅行時の膨大な写真と資料が保存されていたわけですから、鉄道ファンだけでなく、戦前の欧米の姿を知りたいという思いは募ります。編集コストがかかる内容だったということですが、多方面のジャンルの愛好家にとって垂涎ともいえる内容の書だと評価しています。
本書の著者の高橋団吉氏は『新幹線をつくった男 島秀雄物語』を書いています。本書も世界旅行の解説だけでなく、島の人生の歩みをながめながら、この世界旅行の意味あいをしっかりとつかんでいますので、ただの物見遊山の概説にはならなかったことが質の保証につながったと受け取りました。
とはいえ、上海からスタートして欧州航路で9か所、1936年の欧州を24都市、1937年の欧州を11都市、南アフリカ連邦の4都市、南米の13都市、アメリカの7都市と実に精力的な各地を訪れ沢山の写真を撮り、現地の資料をしっかりと収集してきました。
D51やC59、C62の蒸気機関車の設計にもあたった島です。世界の鉄道関係の写真は当然として、自動車や各都市の建造物、人々の姿などもコメント共に残していました。このように現在見ることの適わない写真が残されたことは誰が見ても凄いことだと思うでしょう。ちょうどベルリン・オリンピックの開催時でもあり、民族の祭典と言われたあのヒットラーの国威発揚の写真も数点残されており、それらも貴重ではないでしょうか。
一緒に同行したのが後に戦後の初代の国鉄総裁の地位に着き、総裁に就任してから36日目に轢死死体になった下山定則氏ということも知り、一層興味をひきました。下山事件は戦後史の大ニュースとして語り継がれたものですから記憶されている方もあるでしょう。二人が親友で、これだけの大旅行もずっと一緒だったわけでした。国鉄の運命に関わった35歳の二人にとってその後の運命なんて知る由もなかったわけです。
当時の地図、時刻表、パンフレットなど写真以外にも興味をひくものは多数掲載してありました。写真にも詳しい説明が施してあり、多方面の読者に好評価を得るであろう意義深い出版だと思っています。鉄道ファンだけのものにしておくのは惜しい内容が詰まっていました。
本書の著者の高橋団吉氏は『新幹線をつくった男 島秀雄物語』を書いています。本書も世界旅行の解説だけでなく、島の人生の歩みをながめながら、この世界旅行の意味あいをしっかりとつかんでいますので、ただの物見遊山の概説にはならなかったことが質の保証につながったと受け取りました。
とはいえ、上海からスタートして欧州航路で9か所、1936年の欧州を24都市、1937年の欧州を11都市、南アフリカ連邦の4都市、南米の13都市、アメリカの7都市と実に精力的な各地を訪れ沢山の写真を撮り、現地の資料をしっかりと収集してきました。
D51やC59、C62の蒸気機関車の設計にもあたった島です。世界の鉄道関係の写真は当然として、自動車や各都市の建造物、人々の姿などもコメント共に残していました。このように現在見ることの適わない写真が残されたことは誰が見ても凄いことだと思うでしょう。ちょうどベルリン・オリンピックの開催時でもあり、民族の祭典と言われたあのヒットラーの国威発揚の写真も数点残されており、それらも貴重ではないでしょうか。
一緒に同行したのが後に戦後の初代の国鉄総裁の地位に着き、総裁に就任してから36日目に轢死死体になった下山定則氏ということも知り、一層興味をひきました。下山事件は戦後史の大ニュースとして語り継がれたものですから記憶されている方もあるでしょう。二人が親友で、これだけの大旅行もずっと一緒だったわけでした。国鉄の運命に関わった35歳の二人にとってその後の運命なんて知る由もなかったわけです。
当時の地図、時刻表、パンフレットなど写真以外にも興味をひくものは多数掲載してありました。写真にも詳しい説明が施してあり、多方面の読者に好評価を得るであろう意義深い出版だと思っています。鉄道ファンだけのものにしておくのは惜しい内容が詰まっていました。
2009年4月3日に日本でレビュー済み
きわめて限定された期間の
世界についてのビジュアルを、
島秀雄という一人の鉄道官吏が撮った、
それを、とても楽しくまとめた本です。
とにかく、
豪華客船の旅の話からはじまって、
ヨーロッパ、南アフリカ、南北アメリカと、
じっさいに、島さんがどうやって旅したか、が、
よくわかり(この点はさすが鉄の書き手ですね)、
かつ、時代の中での位置づけもしっかりできているので、
血中鉄分の少ない私も、
楽しく読めた、実に面白い本!
今年のNO.1です!
世界についてのビジュアルを、
島秀雄という一人の鉄道官吏が撮った、
それを、とても楽しくまとめた本です。
とにかく、
豪華客船の旅の話からはじまって、
ヨーロッパ、南アフリカ、南北アメリカと、
じっさいに、島さんがどうやって旅したか、が、
よくわかり(この点はさすが鉄の書き手ですね)、
かつ、時代の中での位置づけもしっかりできているので、
血中鉄分の少ない私も、
楽しく読めた、実に面白い本!
今年のNO.1です!