訳書というのは嘘で長谷川さんの著書ですね。
既刊本と語り口や用語がまったく同じなので。
表紙からしてオライリー本のパロディですし、推して知るべしといったところでしょうか。
日本人が書いたIT本が翻訳ものより地位が低いことに対するアンチテーゼ?
内容は、アーキテクトといわれる人たちが現場で味わうさまざまな経験についてのぶっちゃけ話にためになるお話を要所要所でトッピングというところ。
ストレスフルな日々を送っているアーキテクトならば、「あるある」「いるいる」など共感をもち、肩の荷を少しおろすことができるでしょう。
ああ、みんなおんなじように悩んでいるのだ、と。
これからアーキテクトを目指そうという若い人たちにはまだ読まないで欲しいですねw幻滅しかねない。
勉強する!という本ではないですし、若い人には古典を読んで、実経験でもどんどんもまれて欲しいです。
いいかげん年を重ねてきたころにこの本を読めばある種の感慨にひたることができるでしょう。
そういう意味ではR40ぐらいがちょうどよいかもしれません。
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間違いだらけのソフトウェア・アーキテクチャ―非機能要件の開発と評価 (Software Design plus) 単行本(ソフトカバー) – 2010/8/17
ソフトウェア工学における幻の著『Downward Bound for Software Architecture』をベースにソフトウェア開発におけるアーキテクチャの真髄を解説。巷間を賑わすITアーキテクトの真の姿・あるべき姿を問い,様々な開発手法に対してそれが本当に役立つのか極めて現実的な見地から批判を加える。一方でSEI(カーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所)が提唱するATAMやADDを応用した実現手法の紹介など,アーキテクチャの構築だけではなく,実際に効果的だったリファクタリングやメトリクス測定なども惜しみなく解説する。
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社技術評論社
- 発売日2010/8/17
- ISBN-10477414343X
- ISBN-13978-4774143439
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登録情報
- 出版社 : 技術評論社 (2010/8/17)
- 発売日 : 2010/8/17
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 176ページ
- ISBN-10 : 477414343X
- ISBN-13 : 978-4774143439
- Amazon 売れ筋ランキング: - 612,900位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 12,344位電気・通信 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2012年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
それなりに面白いです。ただ技術的な話は特に無いのでその変は期待しない方がいいです。息抜きのための本ですね。アジャイル教ってのが笑えます。
2010年8月26日に日本でレビュー済み
ソフトウェアアーキテクチャ、あるいは、アプリケーションアーキテクチャに関心がある人には、ぜひ、オススメしたい、アーキテクト向けの「読み物」です。
(いわゆる「技術書」とは思わないほうがよいと思います)
ソフトウェアアーキテクチャをテーマにした、架空のセミナーを本で再現したスタイルです。
アーキテクチャのさまざまな論点が、架空の登場人物たちとのやりとりをまじえながら、展開されます。
・コンピュータとアーキテクチャの歴史
・アーキテクチャの概要と、開発プロセスでの位置づけや意味
・非機能要件の整理とアーキテクチャへの反映
・ビジネスロジック(人間の仕事のやり方)の表現のアーキテクチャ
・アーキテクチャの形式的な分析手法と評価手法
などが、架空(荒唐無稽?)の登場人物たち、
・宇宙人( マ○○ン・ファ○ラー?)
・SE( SIer の典型的なエンジニア?)
・シニアマネージャ(大手SIerの典型的な管理職?)
・アジャイル教の教祖様 ( ○○さん?)
・IT雑誌の記者( ITバズワードのふりまき屋さん?)
・新人くん(業界のしきたりとかまだわかっていない、迷える子羊?)
と、講師(著者)の間で、かなり乱暴な会話がかわされます。
それぞれの登場人物を、おもしろおかしくデフォルメしてある。そのデフォルメぶりが、なかなか楽しめる。
そして、その会話の中で、セミナー講師のアーキテクト(?)が、いろいろ本音を独白する部分が、抜群に面白い。
建前論や形式論ではなく、現場の「できるアーキテクト」の思想や思いが伝わってきます。
この本は、アーキテクチャを勉強するための技術書ではありませんね。(技術的な内容は濃いし、エッセンスは、スライド形式で、うまくまとめられているので、もちろん、勉強に、なります)
この本は、勉強よりも、アーキテクチャに取り組む技術者が、日々の業務の中で、迷いが生じたり、壁にぶつかった時に、
・原点を大切にする
・基本フォームに戻る
そして何よりも
・ふっと、息抜きをして、頭をリフレッシュする
ために、とっても役に立つ本だと思います。
「訳者」の語り口もさることながら、カリフォルニアで隠遁しているという「著者」に、ぜひ、来日してもらって、実際の、セミナー会場で、この本の内容を実演してもらえたら、最高に面白いだろうと思います。
(いわゆる「技術書」とは思わないほうがよいと思います)
ソフトウェアアーキテクチャをテーマにした、架空のセミナーを本で再現したスタイルです。
アーキテクチャのさまざまな論点が、架空の登場人物たちとのやりとりをまじえながら、展開されます。
・コンピュータとアーキテクチャの歴史
・アーキテクチャの概要と、開発プロセスでの位置づけや意味
・非機能要件の整理とアーキテクチャへの反映
・ビジネスロジック(人間の仕事のやり方)の表現のアーキテクチャ
・アーキテクチャの形式的な分析手法と評価手法
などが、架空(荒唐無稽?)の登場人物たち、
・宇宙人( マ○○ン・ファ○ラー?)
・SE( SIer の典型的なエンジニア?)
・シニアマネージャ(大手SIerの典型的な管理職?)
・アジャイル教の教祖様 ( ○○さん?)
・IT雑誌の記者( ITバズワードのふりまき屋さん?)
・新人くん(業界のしきたりとかまだわかっていない、迷える子羊?)
と、講師(著者)の間で、かなり乱暴な会話がかわされます。
それぞれの登場人物を、おもしろおかしくデフォルメしてある。そのデフォルメぶりが、なかなか楽しめる。
そして、その会話の中で、セミナー講師のアーキテクト(?)が、いろいろ本音を独白する部分が、抜群に面白い。
建前論や形式論ではなく、現場の「できるアーキテクト」の思想や思いが伝わってきます。
この本は、アーキテクチャを勉強するための技術書ではありませんね。(技術的な内容は濃いし、エッセンスは、スライド形式で、うまくまとめられているので、もちろん、勉強に、なります)
この本は、勉強よりも、アーキテクチャに取り組む技術者が、日々の業務の中で、迷いが生じたり、壁にぶつかった時に、
・原点を大切にする
・基本フォームに戻る
そして何よりも
・ふっと、息抜きをして、頭をリフレッシュする
ために、とっても役に立つ本だと思います。
「訳者」の語り口もさることながら、カリフォルニアで隠遁しているという「著者」に、ぜひ、来日してもらって、実際の、セミナー会場で、この本の内容を実演してもらえたら、最高に面白いだろうと思います。
2012年7月7日に日本でレビュー済み
アーキテクチャとして読んでおくべきかと思い手にしましたが。
ENIACやアランケイ、IBM360からとは。
チューリングマシンまで出てきて、歴史、原理は不要かと。
ようやく第6章でATAM分析評価手法が登場しそれらしくなってますが、
次7章のDSM(Dependency Structure Matrix)は何だか内容薄いし。
また、ソフトウェアと付いているだけあってSpring、Hibernateなどが登場。
システム開発上流のアーキテクトにはプログラマー次元で、確かに関係なくはないけど今一つ。
総じて、カバーにポストイット貼った風で書かれた「アーキテクト入門」は偽り感です。
・・・と、ネガティブクリティクスを止め。
完全に読み物として、セミナー講師のアーキテクトと登場人物との掛け合いで展開し、ついつい全文を読み出すことになり。
訳者の長谷川さん後書きにあるよう、格式高いハードカバーに比しペーパーバック風で会話形式、読み易いのは100%事実です。
IT系に興味を持ち出した方。これから基本情報技術者試験を受ける人などは、時間あれば読んでおくと良いと思います。
なぜなら、シニアマネージャ、アジャイル教祖、SEなどIT関与人種が、システム、一般論的にどういう偏見を持っているかが笑って理解できるからです。
単なる訳本でなく、訳者の方が日本IT業界にカスタマイズしているので、これまた笑って「そうそう」と言える箇所も多く。
ということで星3つでした。
ENIACやアランケイ、IBM360からとは。
チューリングマシンまで出てきて、歴史、原理は不要かと。
ようやく第6章でATAM分析評価手法が登場しそれらしくなってますが、
次7章のDSM(Dependency Structure Matrix)は何だか内容薄いし。
また、ソフトウェアと付いているだけあってSpring、Hibernateなどが登場。
システム開発上流のアーキテクトにはプログラマー次元で、確かに関係なくはないけど今一つ。
総じて、カバーにポストイット貼った風で書かれた「アーキテクト入門」は偽り感です。
・・・と、ネガティブクリティクスを止め。
完全に読み物として、セミナー講師のアーキテクトと登場人物との掛け合いで展開し、ついつい全文を読み出すことになり。
訳者の長谷川さん後書きにあるよう、格式高いハードカバーに比しペーパーバック風で会話形式、読み易いのは100%事実です。
IT系に興味を持ち出した方。これから基本情報技術者試験を受ける人などは、時間あれば読んでおくと良いと思います。
なぜなら、シニアマネージャ、アジャイル教祖、SEなどIT関与人種が、システム、一般論的にどういう偏見を持っているかが笑って理解できるからです。
単なる訳本でなく、訳者の方が日本IT業界にカスタマイズしているので、これまた笑って「そうそう」と言える箇所も多く。
ということで星3つでした。
2011年4月23日に日本でレビュー済み
ソフトウェア・アーキテクチャーについてこれから勉強したいと思う人が概要を掴むための入門書として読むと良い本。セミナー講師と受講者の対話という形式で話言葉で書かれているため読みやすい。表現もかなり砕けているので雑誌感覚で読めるが、内容は、
Software Architecture in Practice (2nd Edition) (SEI Series in Software Engineering)
や
Evaluating Software Architectures: Methods and Case Studies (SEI Series in Software Engineering)
等の専門書に書かれていることを、現場で活用するという目線でザックリ説明してくれており、単なる読み物以上に得られるものが多い。前述の書籍を含む適度な数の参考文献が掲載されているので、まずこの本で入門知識を頭に入れたうえで、詳しく勉強したい人はさらにいくつかの参考文献を読んでみると良い。
2015年9月1日に日本でレビュー済み
セミナー形式で、著者がアーキテクチャ説明を進めながら、セミナー参加者からの質問に答えていく内容であり、
話し言葉で堅苦しい文書で無いため、読み進めやすい文でした。
しかし、内容ごとにまとまった文書となっているのではなく、だらだらと説明が続き、
途中で参加者からの質問であっちやこっちに話が飛んだりもするので、
結局、何が言いたかったのかわからず、
あとから書いていたことを見直すのも難しい構成でした。
☆1つなのは、
上記の文書のわかりづらさに加えて、
実際にアーキテクチャを考えるときに参考になる情報を期待して購入しましたがほとんどなく、
アーキテクチャ評価手法のATAMも書かれていますが、実際に使えるほどの情報は無いためです。
話し言葉で堅苦しい文書で無いため、読み進めやすい文でした。
しかし、内容ごとにまとまった文書となっているのではなく、だらだらと説明が続き、
途中で参加者からの質問であっちやこっちに話が飛んだりもするので、
結局、何が言いたかったのかわからず、
あとから書いていたことを見直すのも難しい構成でした。
☆1つなのは、
上記の文書のわかりづらさに加えて、
実際にアーキテクチャを考えるときに参考になる情報を期待して購入しましたがほとんどなく、
アーキテクチャ評価手法のATAMも書かれていますが、実際に使えるほどの情報は無いためです。
2012年3月12日に日本でレビュー済み
内容的には、アーキテクチャの基礎知識について、ざっとまとめた本です。
どちらかというと堅実な内容ですね。
アジャイルとか新しいことについてはある程度は取り入れようとしつつも、
盲信する輩の言うことについては眉に唾をつけて聞いている感じです。
基本的なことが手堅くまとまっていてよいのではないですかね。
現場を見てきた人間にしかわからないような素の意見も混ざっていて、それなりに役に立ちます。
内容的にはそんなものなのですけれど、この本を特徴づけているのはその文章です。
アーキテクチャに関する架空の講義を、会話形式で書いてあります。
内容は漫画的といおうか。
まあギャグを交えて面白く書いてあります。
聴衆には無能な管理職とかアジャイル教の教祖とか出てきてまして、
本音を書きやすい構成にもなっています。
技術書は読みにくく書くことで価値が高まる、と信じているかのような技術書が多い中、こういう姿勢は評価できますね。
どちらかというと堅実な内容ですね。
アジャイルとか新しいことについてはある程度は取り入れようとしつつも、
盲信する輩の言うことについては眉に唾をつけて聞いている感じです。
基本的なことが手堅くまとまっていてよいのではないですかね。
現場を見てきた人間にしかわからないような素の意見も混ざっていて、それなりに役に立ちます。
内容的にはそんなものなのですけれど、この本を特徴づけているのはその文章です。
アーキテクチャに関する架空の講義を、会話形式で書いてあります。
内容は漫画的といおうか。
まあギャグを交えて面白く書いてあります。
聴衆には無能な管理職とかアジャイル教の教祖とか出てきてまして、
本音を書きやすい構成にもなっています。
技術書は読みにくく書くことで価値が高まる、と信じているかのような技術書が多い中、こういう姿勢は評価できますね。
2010年10月4日に日本でレビュー済み
たぶん、読む人を選ぶ本かもしれません。
内容は、示唆に富む話が多いのですが、
ビジネス本やノウハウ本にあるようなストレートな解答もどきはありませんし、
本当の技術書のように網羅的にも書かれていません。
読む人が読んで、数人で冗談交じりでも内容を反芻すれば、
この本の面白さが解るかもしれませんね。
解らない、つまらないと投げ出す人は、
今一度、自分の読解力も一緒に投げ出しているかもしれません。
解らないときは、近くの達人に解らない内容を聞いて
教えてもらっても良いかも。
IT技術中堅者を自負する人は、一度、読むのをお勧めします。
ただ、語り口が独特なので趣味に合わない人もいるかもしれません。
PS.
著者のTom Engelbergさんについては、Amazonでネタばれしているで
現代のイザヤ・ベンダサンに成れなかったのは残念 (^0^;;
内容は、示唆に富む話が多いのですが、
ビジネス本やノウハウ本にあるようなストレートな解答もどきはありませんし、
本当の技術書のように網羅的にも書かれていません。
読む人が読んで、数人で冗談交じりでも内容を反芻すれば、
この本の面白さが解るかもしれませんね。
解らない、つまらないと投げ出す人は、
今一度、自分の読解力も一緒に投げ出しているかもしれません。
解らないときは、近くの達人に解らない内容を聞いて
教えてもらっても良いかも。
IT技術中堅者を自負する人は、一度、読むのをお勧めします。
ただ、語り口が独特なので趣味に合わない人もいるかもしれません。
PS.
著者のTom Engelbergさんについては、Amazonでネタばれしているで
現代のイザヤ・ベンダサンに成れなかったのは残念 (^0^;;