最初に書いておくと自分はサーバまわりの初心者です
で、以前からpostfixを弄ってメールサーバ構築をしてたんですが、いまいち自信が持てませんでした
自信が持てない、どうも不安である原因は、自分のサーバの設定がスパム業者の攻撃に耐えられるか不安だからというのが一番大きいと思う
自分のメールサーバがスパムの温床になったりしたら目も当てられない、最悪、損害賠償だなんだの話になりかねないからです
で、この本はそのへんの悪質なクライアントの対策/制限について、postfixの標準機能・対策用ソフトの両面で丁寧に解説してくれています
精神安定剤的効果がスゴい(笑)
他に不備な部分があるのかもしれないけど、この長所だけで十分手元においておきたいと思える本でした
上記のスパム/不正ユーザ対策以外の部分もすごくわかりやすく書いてあって、「わかったつもりをちゃんとわかる」ために役だってくれてると思います
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Postfix実践入門 (Essential Software Guide Book) 単行本(ソフトカバー) – 2010/9/3
清水 正人
(著)
Postfixは、多くのLinuxディストリビューションで採用されているメールサーバです。Sendmailにかわって、メールサーバのデファクトとなりつつあります。Sendmailに比べて、管理・設定が容易で、動作の速さにも定評があります。本書では、電子メールの仕組みからPostfixの設定・運用まで、具体的な設定例を示しながら、わかりやすく解説します。また、スパムフィルタリングやウィルス対策についても丁寧に解説します。
- 本の長さ448ページ
- 言語日本語
- 出版社技術評論社
- 発売日2010/9/3
- ISBN-104774143758
- ISBN-13978-4774143750
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登録情報
- 出版社 : 技術評論社 (2010/9/3)
- 発売日 : 2010/9/3
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 448ページ
- ISBN-10 : 4774143758
- ISBN-13 : 978-4774143750
- Amazon 売れ筋ランキング: - 581,644位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 288位サーバ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初心者ですが突如postfixを設定・運用しなければならなくなり、かなり焦って買った本でしたが、メールサーバーの動作の仕組みから丁寧に説明してあって分かり易かったです。出版されたのも比較的最近という点でも不安を持たずに済みました。まだまだとてもこの本の教えてくれていることの10分の1も理解・実践できていませんけど、最低限メールサーバーとして機能することができましたので、大変助かりました。
2011年7月26日に日本でレビュー済み
qmail + vpopmailで長いこと運用してきましたが、さすがにパッチの適用も複雑でpostfixに移行せざるを得ませんでした。
そこで、本書が新しめでしたので一冊購入し構築致しました。
結果的には、この本を読んで淡々と進めれば、メールサーバの構築の8〜9割は進むかと思いますので、
良書だと思います。
タイトルにもある完全ではない部分、つまり残り1〜2割の部分は、
・posftfixadminのユーザ追加・削除・ドメイン削除でのポスト動作スクリプトなどに振れていない点です。この点を扱っていないため、いろいろと不具合がでるかと思いますので、ご留意ください。改訂版ではこの部分は扱わざるを得ない箇所でしょうね。
・MLシステム(mailmanなど)の解説はあれば有り難いかなと思いました。
・現状TLSは使わない傾向があるので、最初からSSLの解説だけで、TLSはコラム程度で良いのかなと思いました。解説のままですと、TLSとSSLのダブル実装になってしまうので注意が必要です。
・SMTPコネクションの制限など、各SMTPの制限項目があるのですが、ここが文章でダラダラ書いてしまっているので非常にまとまりが悪い。かといって項目が多いので説明が難しいのも理解できますが、ここの設定項目は、もう少し表などを多用して、文章でダラダラかかない方が良いのかなと思いました。
・HELO要求に関してもOutlookの方言などに対して記述があった方が良いのかなと思いました。HELO要求必須になるとOutlook系がFQDNを送らない場合が多いので不具合が出るかと思います。
このくらいが気になった点(つまり本書では得られずググった点)ですが、それ以外は非常にまとまりのよく、Posftixの概要を掴むには最適な本と言えます。
補足ですが、Scientifix Linux6, CentOS6では、Dovecotが標準パッケージでMySQLに対応できるので本書の解説にあるソースからリビルドする必要はありません。
そこで、本書が新しめでしたので一冊購入し構築致しました。
結果的には、この本を読んで淡々と進めれば、メールサーバの構築の8〜9割は進むかと思いますので、
良書だと思います。
タイトルにもある完全ではない部分、つまり残り1〜2割の部分は、
・posftfixadminのユーザ追加・削除・ドメイン削除でのポスト動作スクリプトなどに振れていない点です。この点を扱っていないため、いろいろと不具合がでるかと思いますので、ご留意ください。改訂版ではこの部分は扱わざるを得ない箇所でしょうね。
・MLシステム(mailmanなど)の解説はあれば有り難いかなと思いました。
・現状TLSは使わない傾向があるので、最初からSSLの解説だけで、TLSはコラム程度で良いのかなと思いました。解説のままですと、TLSとSSLのダブル実装になってしまうので注意が必要です。
・SMTPコネクションの制限など、各SMTPの制限項目があるのですが、ここが文章でダラダラ書いてしまっているので非常にまとまりが悪い。かといって項目が多いので説明が難しいのも理解できますが、ここの設定項目は、もう少し表などを多用して、文章でダラダラかかない方が良いのかなと思いました。
・HELO要求に関してもOutlookの方言などに対して記述があった方が良いのかなと思いました。HELO要求必須になるとOutlook系がFQDNを送らない場合が多いので不具合が出るかと思います。
このくらいが気になった点(つまり本書では得られずググった点)ですが、それ以外は非常にまとまりのよく、Posftixの概要を掴むには最適な本と言えます。
補足ですが、Scientifix Linux6, CentOS6では、Dovecotが標準パッケージでMySQLに対応できるので本書の解説にあるソースからリビルドする必要はありません。
2012年7月9日に日本でレビュー済み
ちょっと、コマンド以外の文章を書きたくなってレビューを書いてます。
最初に気がついたのは、P244,3行目
× smtp_tls_CAfile = /etc/postfix/CA.pem
○ smtpd_tls_CAfile = /etc/postfix/CA.pem
元々の設定ファイルを書き直していれば、このようなタイポも無かったと思いますが、
設定を変えたので、まる写ししてハマりました。
現状postfixとmysqlが接続できてないので、きっとまだどこかでタイポがあるんでしょう。
決して安くはない本です。こういった書籍で、設定のミスは致命的なので、もう少ししっかり校正して欲しい。
結局、いま再インストールして、設定ファイルを書き直してる最中です。
postfixとmysqlの接続とか、postfixadminの情報って、ネット上だと情報が古いものも多くて、
この本にはかなり期待をしてるんですけどねぇ……。
最初に気がついたのは、P244,3行目
× smtp_tls_CAfile = /etc/postfix/CA.pem
○ smtpd_tls_CAfile = /etc/postfix/CA.pem
元々の設定ファイルを書き直していれば、このようなタイポも無かったと思いますが、
設定を変えたので、まる写ししてハマりました。
現状postfixとmysqlが接続できてないので、きっとまだどこかでタイポがあるんでしょう。
決して安くはない本です。こういった書籍で、設定のミスは致命的なので、もう少ししっかり校正して欲しい。
結局、いま再インストールして、設定ファイルを書き直してる最中です。
postfixとmysqlの接続とか、postfixadminの情報って、ネット上だと情報が古いものも多くて、
この本にはかなり期待をしてるんですけどねぇ……。