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SF作家 瀬名秀明が説く! さあ今から未来についてはなそう 単行本(ソフトカバー) – 2012/10/5
瀬名 秀明
(著)
SFと科学、文学の世界
SFの世界と科学の世界は切り離すことができません。
ここでいう科学とは、宇宙開発や環境問題、さらにエネルギー問題など多岐にわたります。
そしてそれは科学技術の未来、ロボットとヒトはより住みやすい社会を実現するために
どう関わっていけばよいのかという問題にまで発展していくのです。
薬学博士でもあり小説家でもある瀬名秀明氏だからこそ語ることのできる
SFと科学、文学の世界を存分に味わってみてください。
SFの世界と科学の世界は切り離すことができません。
ここでいう科学とは、宇宙開発や環境問題、さらにエネルギー問題など多岐にわたります。
そしてそれは科学技術の未来、ロボットとヒトはより住みやすい社会を実現するために
どう関わっていけばよいのかという問題にまで発展していくのです。
薬学博士でもあり小説家でもある瀬名秀明氏だからこそ語ることのできる
SFと科学、文学の世界を存分に味わってみてください。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社技術評論社
- 発売日2012/10/5
- ISBN-104774153222
- ISBN-13978-4774153223
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商品の説明
著者について
瀬名秀明(せな・ひであき)
1968年静岡県生まれ。小説家。薬学博士。
95年、東北大学大学院在学中に執筆した小説『パラサイト・イヴ』で
第2回日本ホラー小説大賞受賞。『BRAIN VALLEY』で第19回日本SF大賞受賞。
『ハル』『デカルトの密室』『第九の日』『エブリブレス』『インフルエンザ21世紀』
『希望』『科学の栞 世界とつながる本棚』『大空のドロテI』など著書多数。
1968年静岡県生まれ。小説家。薬学博士。
95年、東北大学大学院在学中に執筆した小説『パラサイト・イヴ』で
第2回日本ホラー小説大賞受賞。『BRAIN VALLEY』で第19回日本SF大賞受賞。
『ハル』『デカルトの密室』『第九の日』『エブリブレス』『インフルエンザ21世紀』
『希望』『科学の栞 世界とつながる本棚』『大空のドロテI』など著書多数。
登録情報
- 出版社 : 技術評論社 (2012/10/5)
- 発売日 : 2012/10/5
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 192ページ
- ISBN-10 : 4774153222
- ISBN-13 : 978-4774153223
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,483,906位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,568位科学読み物 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あの瀬名周明さんが子どもたちにもわかりやすく、未来について語っています。
2013年6月23日に日本でレビュー済み
歴史学の一つの研究に
これまでの歴史で、歴史学者がどのように過去の歴史を研究してきたか
を研究している専門家がいるらしい
入れ子状態の様な話だが、
未来についても昔からこれまで多くの人が予想をしてきている
過去から見たら、私たちは未来であるため
その人達の予想が当たっていたり、はずれていたりで面白い
場合によっては未来への不安からの警告であったりして
作者の警告が奇しくも当たってしまった場合は悲しみ
はずれた場合は、笑い飛ばして下さい、と思いながら
喜んでいるかもしれない
近い未来はある程度分かるが、
遠い未来はなかなか想像がつかない
ただ、未来は作っていくものでもある
これまでの歴史で、歴史学者がどのように過去の歴史を研究してきたか
を研究している専門家がいるらしい
入れ子状態の様な話だが、
未来についても昔からこれまで多くの人が予想をしてきている
過去から見たら、私たちは未来であるため
その人達の予想が当たっていたり、はずれていたりで面白い
場合によっては未来への不安からの警告であったりして
作者の警告が奇しくも当たってしまった場合は悲しみ
はずれた場合は、笑い飛ばして下さい、と思いながら
喜んでいるかもしれない
近い未来はある程度分かるが、
遠い未来はなかなか想像がつかない
ただ、未来は作っていくものでもある
2012年12月8日に日本でレビュー済み
日本SF作家クラブ50周年にあたり、著者がそれまで行った講演・対談をもとにまとめたもの。科学を題材にした作品を書いてきた著者は、「科学が考える未来」「物語が考える未来」ということから広げて、「私たちは未来にどう向かいあうのか」を考える。2009年の新型インフルエンザ流行、2011年の東日本大震災という具体的な事例にも触れて語られるので、自分たち自身の問題として考えやすい。
著者の「パラサイト・イブ」や「BRAIN BALLEY」のような初期のSFは読んでいたのだが、自伝のようなもの、サイエンスフィクションのようなものにだんだん移ってきて、作家としてどうしていくのだろうかと眺めていたところだったので、本書を読んで瀬名秀明という一人の作家の「書く心」の声を聴いた気がする。
著者は作家として名を知られるようになってのち、しばらく大学工学部に特任教授として席を置いていた。薬学部の大学院にも行き、一時は研究者を目指した著者は現代の科学者の実情をよく知っている。だから科学者の口からでてくる未来への展望(未来への言葉というなら「予算申請書類」だってそうだ)が「来てほしい未来」や「見せてほしい未来」とかけ離れていることも強く感じるのだろう。
まえがきの中で著者は「自分たちに都合の良い未来を語っていないか?自分は正しい側だと思い込んでいないか?・・」と科学者への疑問を書く。この言葉が未来の物語を書く作家自身にも同様に問いかけられることを著者はもちろん知っているだろう。それでも著者は、これまで著してきた作品を引用しながら、自分の書きたい方向を本書で示そうとしている。読んでいくうち、著者と同じように、自分自身はどんな未来を描きたいのか、と考えだしていた。
本としては、SF作家クラブ50周年記念企画であるせいもあるだろうが、少々SF小説の紹介本のような感も否めない。それでもなかなか楽しそうな本が紹介されているし、SFを通してどんなふうに科学が読者に受け止められてきたかの考察はなかなか面白い。本書だけではまだ問題提起から数歩のようなな感じもするが、未来の考え方のヒントを与えてくれたのではないだろうか。
「ノンフィクションは今の時代を動かす。小説は100年後の読者を動かす。」という著者の言葉。これからの著者の作品にも期待させるものでもあった。
著者の「パラサイト・イブ」や「BRAIN BALLEY」のような初期のSFは読んでいたのだが、自伝のようなもの、サイエンスフィクションのようなものにだんだん移ってきて、作家としてどうしていくのだろうかと眺めていたところだったので、本書を読んで瀬名秀明という一人の作家の「書く心」の声を聴いた気がする。
著者は作家として名を知られるようになってのち、しばらく大学工学部に特任教授として席を置いていた。薬学部の大学院にも行き、一時は研究者を目指した著者は現代の科学者の実情をよく知っている。だから科学者の口からでてくる未来への展望(未来への言葉というなら「予算申請書類」だってそうだ)が「来てほしい未来」や「見せてほしい未来」とかけ離れていることも強く感じるのだろう。
まえがきの中で著者は「自分たちに都合の良い未来を語っていないか?自分は正しい側だと思い込んでいないか?・・」と科学者への疑問を書く。この言葉が未来の物語を書く作家自身にも同様に問いかけられることを著者はもちろん知っているだろう。それでも著者は、これまで著してきた作品を引用しながら、自分の書きたい方向を本書で示そうとしている。読んでいくうち、著者と同じように、自分自身はどんな未来を描きたいのか、と考えだしていた。
本としては、SF作家クラブ50周年記念企画であるせいもあるだろうが、少々SF小説の紹介本のような感も否めない。それでもなかなか楽しそうな本が紹介されているし、SFを通してどんなふうに科学が読者に受け止められてきたかの考察はなかなか面白い。本書だけではまだ問題提起から数歩のようなな感じもするが、未来の考え方のヒントを与えてくれたのではないだろうか。
「ノンフィクションは今の時代を動かす。小説は100年後の読者を動かす。」という著者の言葉。これからの著者の作品にも期待させるものでもあった。