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0.1ミリのタイムマシン―地球の過去と未来が化石から見えてくる (くもんジュニアサイエンス) 単行本 – 2008/11/1
須藤 斎
(著)
地球環境の歴史を語る小さな生きもの・・・それが植物プランクトン「ケイソウ」の化石だ。
わずか0.1ミリのその姿から、過去と未来の地球環境を推測できる「ケイソウ」の化石。世界で始めてキートケロス属のケイソウを分類し、69もの新種を発見した気鋭の若手研究者が、最新の研究成果を北極での調査活動の紹介などをまじえながら、やさしく語るノンフィクション。小学高学年から。
2009年、第56回産経児童出版文化賞・大賞を受賞。
わずか0.1ミリのその姿から、過去と未来の地球環境を推測できる「ケイソウ」の化石。世界で始めてキートケロス属のケイソウを分類し、69もの新種を発見した気鋭の若手研究者が、最新の研究成果を北極での調査活動の紹介などをまじえながら、やさしく語るノンフィクション。小学高学年から。
2009年、第56回産経児童出版文化賞・大賞を受賞。
- 本の長さ135ページ
- 言語日本語
- 出版社くもん出版
- 発売日2008/11/1
- ISBN-104774314366
- ISBN-13978-4774314365
登録情報
- 出版社 : くもん出版 (2008/11/1)
- 発売日 : 2008/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 135ページ
- ISBN-10 : 4774314366
- ISBN-13 : 978-4774314365
- Amazon 売れ筋ランキング: - 846,062位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,397位環境・エコロジー (本)
- カスタマーレビュー:
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2019年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古い著書ですが、近年の異常気象を見抜いてます。SDGsも定められ、持続可能な社会を目指しましょう。
2012年4月26日に日本でレビュー済み
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●珪藻の分類という一見地味な研究が北極調査や地球の歴史といった壮大なテーマにつながってゆく〈サイエンスの面白さ〉が、著者の若々しい体験とともに描かれている好書。
●解説、エピソード、メッセージ、がバランスよく配置されていて読者を飽きさせない。失敗談や苦労話などが素直に語られていて、若い読者は科学者に対する親近感を覚えるだろう。
●本シリーズについて。動物解剖学や微化石の分類学といった他所のポピュラーサイエンス本ではあまり取りあげないテーマにもスポットを当てている企画と出版の方々の姿勢に敬意を表したい。
●解説、エピソード、メッセージ、がバランスよく配置されていて読者を飽きさせない。失敗談や苦労話などが素直に語られていて、若い読者は科学者に対する親近感を覚えるだろう。
●本シリーズについて。動物解剖学や微化石の分類学といった他所のポピュラーサイエンス本ではあまり取りあげないテーマにもスポットを当てている企画と出版の方々の姿勢に敬意を表したい。
2008年12月9日に日本でレビュー済み
名前は聞いたことがあるが、何者か知らなかった「ケイソウ」。 地球上の酸素の25パーセントを排出し、食物連鎖の一番元になるすぐれもの、ということにまず驚いた。0.1ミリ以下のケイソウをスケッチし分類する過程が、写真、スケッチと共に、わかりやすく述べられている。この小さい生物が、地球の壮大な歴史を解明する鍵となるとは・・。
地道な研究から新発見に至るまでの過程が、臨場感あふれる文章で描かれ、どっぷりケイソウの世界に浸ってしまった。
地道な研究から新発見に至るまでの過程が、臨場感あふれる文章で描かれ、どっぷりケイソウの世界に浸ってしまった。
2008年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小さなケイソウ化石の地味な分類から、地球の歴史と未来が見えてくる。
特に3400万年前にケイソウ(キートケロス属)が急増したのはなぜなのか、クジラの増加との関係は、などという研究の話だけでもおもしろい。
それに加えて、北極海掘削船での各国の研究者との1か月間に及ぶ生活や、著者自身の研究への姿勢など、子どもだけに読ませるのはもったいない。
卒業研究後は就職せずにどこかに旅行に行きたいと思っていたとか、修士課程はもう1年研究をやることになるのかと覚悟を決めていたとか。
若い研究者の生き方がよく伝わってくる。
ページの左上に載っているケイソウのスケッチもすばらしい。
「研究をはじめたころ」(62ページ)というスケッチは、幼稚に見えるけれども、それはそれでかわいかったりもした。
カラーの写真やイラストも多く、非常に読みやすい本でした。
特に3400万年前にケイソウ(キートケロス属)が急増したのはなぜなのか、クジラの増加との関係は、などという研究の話だけでもおもしろい。
それに加えて、北極海掘削船での各国の研究者との1か月間に及ぶ生活や、著者自身の研究への姿勢など、子どもだけに読ませるのはもったいない。
卒業研究後は就職せずにどこかに旅行に行きたいと思っていたとか、修士課程はもう1年研究をやることになるのかと覚悟を決めていたとか。
若い研究者の生き方がよく伝わってくる。
ページの左上に載っているケイソウのスケッチもすばらしい。
「研究をはじめたころ」(62ページ)というスケッチは、幼稚に見えるけれども、それはそれでかわいかったりもした。
カラーの写真やイラストも多く、非常に読みやすい本でした。