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認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか? 僕が「コウノメソッド」で変わった理由 単行本(ソフトカバー) – 2015/12/4
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本書は今の認知症医療(診断と処方)が抱えるさまざまな問題点を、町医者(長尾)と介護ライター(東田)の立場から実証的に列挙し、改善するための方法論を提言している。
認知症には、「アルツハイマー型」「レビー小体型」「前頭側頭型」「脳血管性」の4大認知症があり、それぞれ症状も違えば処方も異なる。これをあまり知らない医者や専門家が治療に当たっていることが認知症医療の第一の問題である。「病型」や「症状」を知らなければ誤診をする可能性は大いにあるし、処方を間違える場合もあるのは当然だ。認知症と見れば、「とりあえずアルツハイマー」と診断する医者も少なくないというから恐ろしい。
認知症の症状は、脳の病変による認知機能そのものの中核症状(記憶・判断力障害など)と、中核症状に随伴し取り巻く周辺症状(徘徊、暴力・暴言、妄想など)の二重構造になっていることが特徴だ。認知症治療の難しさは病型によって処方が異なることに加えて、中核症状への抗認知症薬の処方が、周辺症状の悪化につながる場合があることだ。ここでも、医者の「症状」の見極めと、薬剤処方の「さじ加減」が重要となる。
こうした認知症医療の現状を打開するために著者らが推奨するのが「コウノメソッド」だ。これは河野和彦医師が長年の認知症治療の中で「認知症患者さんから教えられた」患者と介護者本位の方法論で、1診断術、2処方術、3微調節、4優先順位、5公開性、に分けて解説している。
さらに、抗認知症薬の添付文書にある用法容量規定(増量規定)を、医者の処方の「さじ加減」を認めず認知症医療を誤らせる実質的な増量強制であると批判的に取り上げ、「一般社団法人抗認知症薬の適量処方を実現する会」(代表理事・長尾和宏)を設立した趣意と、今後の認知症医療に法人が果たすべき役割を宣言し、多くの医者が参加することを呼び掛けている。
- 本の長さ194ページ
- 言語日本語
- 出版社現代書林
- 発売日2015/12/4
- ISBN-104774515523
- ISBN-13978-4774515526
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商品の説明
著者について
医療法人社団裕和会理事長、長尾クリニック院長。医学博士。
抗認知症薬の適量処方を実現する会代表理事。著書に『家族よ、ボケと闘うな! 』『ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで! 』『平穏死・10の条件』(いずれもブックマン社)など多数。
東田勉(ひがしだ つとむ)
2005年から07年まで、介護雑誌『ほっとくる』(主婦の友社、現在は休刊)の編集を担当した。医療・福祉・介護分野の取材や執筆多数。著書に『それゆけ! おやじヘルパーズ』『認知症の「真実」』(いずれも講談社)がある。
登録情報
- 出版社 : 現代書林 (2015/12/4)
- 発売日 : 2015/12/4
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 194ページ
- ISBN-10 : 4774515523
- ISBN-13 : 978-4774515526
- Amazon 売れ筋ランキング: - 522,788位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 199位病院・医者
- - 1,414位脳・認知症
- - 26,274位医学・薬学・看護学・歯科学
- カスタマーレビュー:
著者について
昭和33(1958)年6月生まれ。香川県出身。趣味はゴルフと音楽。
昭和59年東京医科大学卒業後、大阪大学第二内科に入局。昭和61年より 大阪大学病院第二内科勤務。
平成3年より市立芦屋病院内科勤務。平成7年に、尼崎市に長尾クリニッックを開業、外来と在宅医療を
両立。あえて「町医者」という言葉にこだわり、「町全体が私の病棟、自宅は世界最高の特別室」をモットーに、病院で1000人、在宅で1000人を看取ってきた。在宅医療のリーダー的存在、また、<日本尊厳死協会>副理事という立場から、高齢者の健康、終末期医療、尊厳死・平穏死について硬軟自在な論調で多くの提言を行っている。毎日綴るブログは医師部門ほぼ1位をキープ。有料メルマガまぐまぐ!「痛くない死に方」では、読者からのあらゆる死の質問に相談するコーナーを設け、好評を得ている。ほか、多くの媒体に連載を抱え、『平穏死10の条件』『抗がん剤10のやめどき』『薬のやめどき』『痛くない死に方』『親の老いを受け入れる』など、ベストセラー書籍多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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アリセプトに代表される抗認知症薬の処方では、医師のさじ加減が認められていない。
そのため薬の量が多すぎて暴力、徘徊、寝たきり…果ては死に至る事例が全国に溢れている。
さらに、認知症薬の危険性を知らない「認知症専門医」や大学病院の勤務医が多いという話も驚きだ。
症状が悪化したら薬を疑え、という笑えない現状をなんとかしなければならない。
認知症患者家族、介護・医療従事者にとって必読の書。
認知症医療を取り巻く様々な問題、特に抗認知症薬に増量規定があったことを知り、まさにこの数年、
服用後に機能低下の症状が現れても、お薬が減らされることなく増量されていった背景がよく理解でき
ました。
「認知症」が学問として取り扱われるようになって30数年とのこと。この間、世界の製薬会社が多額の
資金を投入して治療薬の開発に取組んできても、未だ根本治療薬が開発されていない状況下、20年近く
「進行を遅らせる薬」が日本の認知症治療の中心になっていることを多くの資料で知りましたが、
製薬会社のブランドイメージも手伝って、薬の副作用による症状悪化であっても「認知症が進行しただけ」と
思い込んでいた患者家族も少なからずいるのではないかと想像します。
増量規定については、今年2016年6月1日 厚労省より医療従事者に対して正式通達が出され撤廃された
ことを著者のブログで知りました。
奇しくも、製薬会社が医師に裁量の余地を与えぬ増量規定というルールを設けたからこそ、長い間
隠れて見えなかった“薬が持つ危険性”が明らかとなる結果になったように思います。しかしそれも
著者のお一人である長尾医師をはじめとする、良識ある医師や弁護士の方々の活動がなければ、
この真実が明るみに出ることはなかったと考えると、この活動の意義は大きく、得られた成果は
認知症医療だけに留まらず、他方面に影響をあたえ得る社会貢献にあたるものだと思います。
本書を通して、いろいろ感銘を受けましたが、本の内容は「認知症」の基礎的なことが理解できる
よう非常に分かりやすく書かれておりましたので友人にもすすめています。
とても役に立ついい本だと思います。
本来守られるべき患者さんやそのご家族が、
いとも簡単に犠牲になっていく実態に
背筋が寒くなった。
一般常識でフツーに考えて納得のいく
認知症医療が広まるためにも、
コウノメソッドのような方法が
もっともっと普及して欲しいと思いました。