タイトルだけをみると、自分には関係ないかな?なんて思いますが、読み進めていくと
「あるある!こういうこと。もしかして自分の子どもも?あの子も?」
なんて思うかもしれません。
私の8歳の子どもを「困ったなぁ」とか「育てにくいなぁ」なんて気づきませんでした。
誰かに相談しようかなんて思いつきもしませんでした。
けれど、やっぱり困ってきたんです・・・。
親の育て方ではない、その子の持っている個性だと言って貰えただけで、応援してくれている人がいる!という気持ちになれて救われたようです。
これからもっと理解して私にできることは何か、という課題を勉強していこうそんな気持ちにさせてもらいました。
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気になる子どもとシュタイナーの治療教育 (子どもたちに幸せな未来を!小学生版シリーズ 2) 単行本 – 2007/3/3
山下 直樹
(著)
子どものことで困っているのはあなたでけではありません。困っているのは子どもも同じです。
様ざまな障がいを持つ子どもたちとともに、シュタイナーの治療教育を学んだスクールカウンセラーである著者が、お母さんお父さん、そして先生に贈る理解と愛情の応援メッセージ。
私は本書を、様ざまな形でぶつかってくる子どもたちと向き合う必要のある、すべての大人の方に向けて書いています。ここではシュタイナーの治療教育を論じるよりも、私自身が悩み、苦しんだときの体験を私のことばで表現しようとしています。子どもと向き合うということは、大人自身がかぶっている仮面や、固く身にまとっている鎧を脱いで、体当たりしてくる子どもとぶつかり合うことだと私は思っています。そこには痛みや苦しみが生じます。苦悩と葛藤を大いにまじえた本書が、今まさに子どもたちと向き合っているあなたへの応援メッセージになれば、私としては大きな喜びです。(はじめにより)
目次
******************************
第1章 シュタイナーの治療教育への入り口
1 問いを持つことから始まる
2 障がいを持つ子どもたちを理解するための二つの柱
3 体においてのみ障がいを持ちうるということ
4 自分の中にある障がい
5 生きる力を育てるリズムのある生活
第2章 様ざまな子どもたちと出会う
1 浅い呼吸と緊張した体 「気になる子ども」カズヤくんのこと
2 自閉症という「文化」の理解
3 アスペルガー症候群とシュタイナーの治療教育
4 個性と普通と障がいとLD(学習障がい)を理解して受け入れ適切な配慮をするために
5 集中できない子どもたち ADHD(注意欠陥多動性障がい)について考える
6 閉じ込められた感情と過敏な感覚 てんかんと極端な目覚めという両極を理解する
7 ダウン症を考える 心と体に母胎のような被(おお)いが必要な子どもたち
【コラム】シュタイナーの治療教育的にとらえた見方としての「てんかんとヒステリーについて」
第3章 子どもの発達相談室 子どもの発達についてのQ&A
1 夜尿
2 つめかみ・指しゃぶり
3 目をぱちぱちするなど(チック)
4 学校で口をきかない 場面緘(かん)黙(もく)
5 ちょっとしたことでパニックを起こす
6 集団での活動に参加できず、教室から飛び出す
7 感情を抑制できず、周囲の子どもに危害を加える
8 学校で「友だちから叩(たた)かれた時」の親としての対応
9 学校の先生から、「障がいがあるのでは?専門機関に受診したほうがいい」といわれた
10 子どもの悪いところだけが気になり、注意ばかりしてしまう
11 障がいを持つ子どもたちにとってのテレビ・ビデオ
第4章 障がいを持つ子どもたちとともに生きる
1 しげちゃんはどうして乱暴なの~?障がいを理解し、適切な配慮をするためのアイデア~
2 障がいについて子どもにどう説明すればいいのか~?障がいを持つ子どもたちの本質を愛情・尊厳を持って見ること~
******************************
様ざまな障がいを持つ子どもたちとともに、シュタイナーの治療教育を学んだスクールカウンセラーである著者が、お母さんお父さん、そして先生に贈る理解と愛情の応援メッセージ。
私は本書を、様ざまな形でぶつかってくる子どもたちと向き合う必要のある、すべての大人の方に向けて書いています。ここではシュタイナーの治療教育を論じるよりも、私自身が悩み、苦しんだときの体験を私のことばで表現しようとしています。子どもと向き合うということは、大人自身がかぶっている仮面や、固く身にまとっている鎧を脱いで、体当たりしてくる子どもとぶつかり合うことだと私は思っています。そこには痛みや苦しみが生じます。苦悩と葛藤を大いにまじえた本書が、今まさに子どもたちと向き合っているあなたへの応援メッセージになれば、私としては大きな喜びです。(はじめにより)
目次
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第1章 シュタイナーの治療教育への入り口
1 問いを持つことから始まる
2 障がいを持つ子どもたちを理解するための二つの柱
3 体においてのみ障がいを持ちうるということ
4 自分の中にある障がい
5 生きる力を育てるリズムのある生活
第2章 様ざまな子どもたちと出会う
1 浅い呼吸と緊張した体 「気になる子ども」カズヤくんのこと
2 自閉症という「文化」の理解
3 アスペルガー症候群とシュタイナーの治療教育
4 個性と普通と障がいとLD(学習障がい)を理解して受け入れ適切な配慮をするために
5 集中できない子どもたち ADHD(注意欠陥多動性障がい)について考える
6 閉じ込められた感情と過敏な感覚 てんかんと極端な目覚めという両極を理解する
7 ダウン症を考える 心と体に母胎のような被(おお)いが必要な子どもたち
【コラム】シュタイナーの治療教育的にとらえた見方としての「てんかんとヒステリーについて」
第3章 子どもの発達相談室 子どもの発達についてのQ&A
1 夜尿
2 つめかみ・指しゃぶり
3 目をぱちぱちするなど(チック)
4 学校で口をきかない 場面緘(かん)黙(もく)
5 ちょっとしたことでパニックを起こす
6 集団での活動に参加できず、教室から飛び出す
7 感情を抑制できず、周囲の子どもに危害を加える
8 学校で「友だちから叩(たた)かれた時」の親としての対応
9 学校の先生から、「障がいがあるのでは?専門機関に受診したほうがいい」といわれた
10 子どもの悪いところだけが気になり、注意ばかりしてしまう
11 障がいを持つ子どもたちにとってのテレビ・ビデオ
第4章 障がいを持つ子どもたちとともに生きる
1 しげちゃんはどうして乱暴なの~?障がいを理解し、適切な配慮をするためのアイデア~
2 障がいについて子どもにどう説明すればいいのか~?障がいを持つ子どもたちの本質を愛情・尊厳を持って見ること~
******************************
- 本の長さ219ページ
- 言語日本語
- 出版社ほんの木
- 発売日2007/3/3
- ISBN-104775200461
- ISBN-13978-4775200469
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商品の説明
著者について
山下直樹
1971年名古屋生まれ。東京学芸大学障害児教育学科を卒業後、渡欧。スイスにあるシュタイナーの治療教育施設、ゾンネンホーフの治療教育者養成ゼミナールにて学ぶ。1998年修了。
帰国後は岩手県の児童相談所や知的障害児施設などに勤務。2004年からは東京都においてシュタイナーの治療教育を実践するために発達相談室を主宰しながら、保育カウンセラー・スクールカウンセラーとして保育現場や学校現場にて勤務。
現在、名古屋短期大学保育科准教授。障がいのある子どもの保育や、保育現場におけるカウンセリングに関する授業を担当。また現在も定期的に保育園などにおいて保育カウンセリングを継続している。
1971年名古屋生まれ。東京学芸大学障害児教育学科を卒業後、渡欧。スイスにあるシュタイナーの治療教育施設、ゾンネンホーフの治療教育者養成ゼミナールにて学ぶ。1998年修了。
帰国後は岩手県の児童相談所や知的障害児施設などに勤務。2004年からは東京都においてシュタイナーの治療教育を実践するために発達相談室を主宰しながら、保育カウンセラー・スクールカウンセラーとして保育現場や学校現場にて勤務。
現在、名古屋短期大学保育科准教授。障がいのある子どもの保育や、保育現場におけるカウンセリングに関する授業を担当。また現在も定期的に保育園などにおいて保育カウンセリングを継続している。
登録情報
- 出版社 : ほんの木 (2007/3/3)
- 発売日 : 2007/3/3
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 219ページ
- ISBN-10 : 4775200461
- ISBN-13 : 978-4775200469
- Amazon 売れ筋ランキング: - 206,507位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
障害児について一から学びたい人にとっては分かりやすい内容かもしれないが、「シュタイナーの治療教育」という題名にしては、著者も本文で「シュタイナーの思想で遭難しかけている…」と述べているようにシュタイナー教育の背景にある世界観や障害児の役割等については触れられていないため、入門の入門書という感じがした。
私自身、障害児教育の現場で働いているため、長年勉強してきたシュタイナーの哲学を仕事で生かしたいと思っていたところで、丁度よい本があると思い購入したものの、背景にあるものの説明なしに、ただ水彩等の一部の方法だけが切り取られて述べられており、がっかりする内容だった。子どもと向き合うために大切なのは、方法ではなく「想い」である。
「シュタイナー」のブランド化は本来のシュタイナーの思想に反したものであり違和感を感じずにはいられない。
シュタイナーの言わんとする治療教育について学びたい方の入門書としてお勧めしたいのは、高橋巌「シュタイナーの治療教育」(角川選書)である。決して難解な内容などではなく、魂に響く内容である。
私自身、障害児教育の現場で働いているため、長年勉強してきたシュタイナーの哲学を仕事で生かしたいと思っていたところで、丁度よい本があると思い購入したものの、背景にあるものの説明なしに、ただ水彩等の一部の方法だけが切り取られて述べられており、がっかりする内容だった。子どもと向き合うために大切なのは、方法ではなく「想い」である。
「シュタイナー」のブランド化は本来のシュタイナーの思想に反したものであり違和感を感じずにはいられない。
シュタイナーの言わんとする治療教育について学びたい方の入門書としてお勧めしたいのは、高橋巌「シュタイナーの治療教育」(角川選書)である。決して難解な内容などではなく、魂に響く内容である。
2007年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まったく逆のことをやっていた!!これが私の素直な感想です。小1からいつか良くなるだろう、と思い続けてきた息子の忘れ物のひどさ。学習についても スキあらばさぼる。毎日繰り返し罵倒を浴びせていた私にとって この本は衝撃でした。今日から ほめる育児に転換です。
2009年9月8日に日本でレビュー済み
著者の事実をきちんとみてそれをフォローしていこうという根底の気持ちに救われます。
障害と決めることは簡単でもそれにどう付き合っていくのかがというところが知りたくて
いろいろと読み漁っているところですが
この本にある「誰もが精神には何も問題がない。鳴らない楽器をもたされて困っているという状況を
自分でも想像してみましょう」や「自分にも苦手なことをどうにか回避して生きているところがあるを思い出してみよう」
は基本に帰る大事なキーワードだと思いました。
シュタイナーについてはもっと知りたいのでまた探していきます
障害と決めることは簡単でもそれにどう付き合っていくのかがというところが知りたくて
いろいろと読み漁っているところですが
この本にある「誰もが精神には何も問題がない。鳴らない楽器をもたされて困っているという状況を
自分でも想像してみましょう」や「自分にも苦手なことをどうにか回避して生きているところがあるを思い出してみよう」
は基本に帰る大事なキーワードだと思いました。
シュタイナーについてはもっと知りたいのでまた探していきます
2008年1月16日に日本でレビュー済み
実際に現場で学び、働いている著者だからこそ書ける内容で、非常に分かりやすいです。机上の理想論ではなく、著者の経験から出てくる「言葉」になるほどの連続です。
息子の障害である「プラダーウィリー症候群」の事例はありませんでしたが、障害関係なく、もちろん健常の子どもと関わる際にも役に立ちます。保育者や教育者の人たちにもぜひ読んでいただきたいです。
著者については知りませんでしたが、常に本質を求め、現実を直視し、一人ひとりを大切にみる人だという印象を受けました。
もしかしたらタイトルの「シュタイナー」のワードに腰が引けてしまう人もいるかもしれませんが、その点も理解されて書かれている(思想を追求しているわけではない)ので本当に分かりやすいです。
誰でも楽な気持ちで読むことができると思います。
息子の障害である「プラダーウィリー症候群」の事例はありませんでしたが、障害関係なく、もちろん健常の子どもと関わる際にも役に立ちます。保育者や教育者の人たちにもぜひ読んでいただきたいです。
著者については知りませんでしたが、常に本質を求め、現実を直視し、一人ひとりを大切にみる人だという印象を受けました。
もしかしたらタイトルの「シュタイナー」のワードに腰が引けてしまう人もいるかもしれませんが、その点も理解されて書かれている(思想を追求しているわけではない)ので本当に分かりやすいです。
誰でも楽な気持ちで読むことができると思います。