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伊達政宗 (Truth In History) 単行本 – 2007/11/17

4.2 5つ星のうち4.2 9個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新紀元社 (2007/11/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/11/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 270ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4775305913
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4775305911
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 9個の評価

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相川 司
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2007年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦国末期から江戸初期を生き抜いた独眼龍。「きっと若い時は天下を狙っていたのだろう」と思い込んでいたら、
現実は奥羽のローカルな所領紛争に明け暮れ、秀吉に服従後はかなり苦労していたのが、よく分かりました。
この本では、このように先入観を排除して、明快かつ斬新な視点で、武家の巨匠・政宗を縦横に解剖していきます。
その過程は実にスリリングで、ミステリーの謎が解明されるのと似たような興奮が味わえます。本当に面白かった。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年4月4日に日本でレビュー済み
伊達政宗の本なのに浅野長政の鬼畜ぶりが強烈に印象に残りました(笑)

・朝鮮出兵中に配給の食糧を渡さない。(軍役が500人だったところを3000人も連れてきたのに…)
・食糧を渡さないどころかお米を借りる…そして借りたお米を返さない。
・いざ帰国が決まり食料の必要がなくなった頃に配給を渡す。
・理由もないのに秀吉に知行を差し出すようにと、納得がいかないのに無理やり文書を書かされ
 そして知行を取り上げられる。(返してもらっていない)
・遅刻していないのに「遅参した(遅刻した)」とウソの連絡を公儀にする。
・朝鮮出兵の戦功を報告しない。

そりゃ絶縁状も出されますよ…

相川司氏の本ということで戦国期より前の時代まで遡り、当時の価値観を理解した上で
伊達政宗の足跡を辿っていけるので昔の話のことなのに、リアリティをもって読み進めていく
ことができました。
それと支倉常長関連の話がとても面白かったです。
日本にいる宣教師はみんな同じ組織(イエズス会)だと思っていたので、
フランシスコ会との対立の話等も興味深く読ませてもらいました。
他にも竹中半兵衛の子孫が反幕府軍として鳥羽伏見の戦いを指揮していた(後に五稜郭へ)
話も良かったなぁ。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年1月1日に日本でレビュー済み
自分の興味のある戦国時代の話で非常に楽しく読むことが出来ました。説明も細部に渡り十分知識を深められました。特に現在の関東から東北地方にかけての最上氏、上杉氏、佐竹氏及び蒲生氏の領地をめぐる駆け引きが面白かったです。
同筆者の作品は前作の上杉謙信もそうだが詳細に関して知ることが出来歴史への認識をふかめられますので、次回作品にも期待しています。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年12月15日に日本でレビュー済み
同著者の戦国歴史ものとしては3冊目。ちなみに前2作は、同じシリーズから出ている『真田一族』、『上杉謙信』です。真田、上杉と著者の興味も北上し、ついに“奥州の覇王”伊達政宗にまで到達。その姿勢は一貫して「当時の時代感覚・常識」を尊重。読者の眼前に、独眼龍政宗や策略家秀吉が、さながら同時代人のごとく浮かび上がるのが圧巻であります。「伊達者」の由来や遣欧使節団の背景、さらには第1次伊達騒動と政宗の尊皇思想の関係など、政宗をめぐる謎を解く手際も鮮やかで、まさに良質の歴史ミステリーを読み終えた感じ。政宗に仮託して、日本史における「東北」とは何か、を考えさせてくれる独創的な歴史書でもあります。(といっても、少しもムズカシイところはなく、政宗の凶悍ぶりを「その男、凶暴につき」なんて評する茶目っ気もあります。)このまま北上して、次は北海道史と榎本武揚なんかを取り上げてくれるとウレシイ。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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