昨年発売された「ボードゲーム・ジャンクション」の続編。
今回は2010年に発売されたゲームを中心に（一部2009年のものも含み）レビューを行っています。
同人ゲームを除くと、今回リストアップされたゲームは２４本。
そのうち、１ページを使って解説したものは４本、「ジャンクション」同様のリプレイが４本。
基本的な構成は「ジャンクション」と同じで、購買意欲をそそるカラー写真を含め、リプレイは丁寧だし、
ボードゲーム全体を俯瞰しての傾向分析、解説は適切なものになっています。
最近出たゲームを見繕って購入する指針としては充分な品質ですし、来年以降の版も楽しみにしたいところ。
ただ、「ジャンクション」が過去のゲームの傑作リストとしてそれだけで機能しうる内容だったのに対して、
こちらはちょっとばかりコストパフォーマンスは下がります。
過去の総括的存在である「ジャンクション」と比べてしまえば致し方ない部分ではありますが、
ページ数は１／３強（80P）であり、紹介されているゲーム数もそれに見合ったものになっています。
その割に、お値段が1800円と「ジャンクション」の２／３程度なので、割高感があるのは否めません。
「ジャンクション」の満足感を期待して購入すると、いくらか物足りなさはあるかもしれないのでご注意を。
もっとも、「ジャンクション」が価格設定・内容ともに親切すぎた、というのが正確なところかもしれません。
ファンならば１つの資料として補完的に利用出来るのは間違いありません。
ボードーゲーム文化が普及してもっとニーズが高まれば、安価で手に入る媒体での発売も期待出来るのでしょうかね。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
