私が10歳頃、TVで放映され好評を博した作品。フトした事から無人島に流された少年達の勇気と友情の姿を明るく描いた作品。後から考えれば、「十五少年漂流記」をベースにした構想だが、当時は少年達の逞しさに無邪気に感動したものだ。
主人公竜太とライバルのイガオの確執など、ドラマツルギーも巧く取り入れている。かと思えば、仲間どうしで団結して苦難を乗り越える等、感動するエピソードもふんだんにある。また、粗い砂から細かい砂を順に通す事によって、海水を真水にろ過する方法など、生きるための知恵が盛り込まれており、感心したものだ。本当は無人島に子供だけで漂流して、悲惨な状況の筈なのに、全編明るいムードが漂い、地上の楽園にいるかのような不思議な雰囲気を醸し出していた。思い出に残る懐かしい作品。

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冒険ガボテン島 (上) (マンガショップシリーズ 11) コミック – 2005/1/31
久松 文雄
(著)
頑固一徹だが行動力のある竜太に対し、エリート意識の強いイガオは密かにライバル心を燃やす。竜太の妹で家事一切を受け持つトマト、学者タイプのキューリ、食いしん坊で力が強いガボ——。さらに九官鳥のケロやガボに瓜二つのゴリなども加わって、ガボテン島の苦しくも楽しい冒険の日々は続いていく。
- 本の長さ342ページ
- 言語日本語
- 出版社マンガショップ
- 発売日2005/1/31
- ISBN-104775910213
- ISBN-13978-4775910214
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商品の説明
出版社からのコメント
名作「十五少年漂流記」をモチーフにした『冒険ガボテン島』。久松文雄が贈る5人の少年少女の感動物語。
本格派のSFアニメ『スーパージェッター』をヒットさせたTBSは、その後番組として日本初のサバイバルアニメを企画。1967年に放映した『冒険ガボテン島』は、南海の無人島で力強く生き抜く少年たちの活躍を描き、当時の視聴者から圧倒的な共感をもって迎えられた。同作品の原作者の一人、久松文雄の手による漫画版(放映と同時期に週刊少年サンデー連載)も、アニメに負けない面白さだった。
本格派のSFアニメ『スーパージェッター』をヒットさせたTBSは、その後番組として日本初のサバイバルアニメを企画。1967年に放映した『冒険ガボテン島』は、南海の無人島で力強く生き抜く少年たちの活躍を描き、当時の視聴者から圧倒的な共感をもって迎えられた。同作品の原作者の一人、久松文雄の手による漫画版(放映と同時期に週刊少年サンデー連載)も、アニメに負けない面白さだった。
著者について
久松文雄(ひさまつ ふみお)
20代前半の若さで彗星のごとく登場し、TBSの看板アニメ「風のフジ丸」「スーパージェッター」「冒険ガボテン島」の設定や原画を担当。同時に漫画家として、リアルタイムで上記作品の連載(フジ丸=ぼくら、スーパージェッター&ガボテン島=少年サンデー)をこなす。当時は、昼はスタジオでアニメの原画を描き、夜は連載漫画を描いたという。
20代前半の若さで彗星のごとく登場し、TBSの看板アニメ「風のフジ丸」「スーパージェッター」「冒険ガボテン島」の設定や原画を担当。同時に漫画家として、リアルタイムで上記作品の連載(フジ丸=ぼくら、スーパージェッター&ガボテン島=少年サンデー)をこなす。当時は、昼はスタジオでアニメの原画を描き、夜は連載漫画を描いたという。
著者について
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