この景気サイクルの考えは非常に共感できるが、
実は実際にその物を買うタイミングは非常に難しく
実施にはかなりの度胸がいると僕は思います。
しかし、普段の株の売買に、この考えで動く人が少なからず存在する
ってことを意識するだけでも、この考えを知らなかった人には
意味のある本だと思います。
僕はこの本で収益をあげるまでにはいきませんが(他の情報で利益を上げている)、
参考になったと思ってます。
無駄ではないと思いますし、将来、こんな買い方でも、勝てるようになりたいと思っております。
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景気サイクル投資法 (PanRolling Library 27) 文庫 – 2008/11/21
鈴木一之
(著)
ファンダメンタルズもテクニカル分析も不要!
モノの値段を観察するだけのシンプル手法!!
モノの値段を観察するだけのシンプル手法!!
「歴史は繰り返す」――
シクリカルとは景気循環・連動を指す。これは、過去の事象は繰り返し起こるということである。好景気がいつまでも続くことがないのと同様に、不況の闇が永遠に続くわけではない。投資において大切なのは、その変化の転換ポイントをいかに敏感に感じ取って、「上昇」「下落」を泳いでいくかである。景気サイクル(シクリカル)投資法では、ファンダメンダルズもテクニカル分析も要しない。モノの値段を追うだけで、景気の変化を読み取るのだ。重要なのは、モノの値段。株価を見る前に、シンプルにまず、モノの値段を見よう!
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社パンローリング
- 発売日2008/11/21
- ISBN-104775930648
- ISBN-13978-4775930649
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商品の説明
著者について
1983年、大和証券に入社。1987年に株式トレーディング室に配属され、機関投資家向け証券営業に就く。以後一貫して株式トレードの最前線にて相場と格闘。 2000年4月より(株)インフォストックスドットコムにて日本株チーフアナリスト。2008年1月より(株)フィスコ、シニアフェロー。現在に至る。日本アナリスト協会検定会員。
登録情報
- 出版社 : パンローリング (2008/11/21)
- 発売日 : 2008/11/21
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 256ページ
- ISBN-10 : 4775930648
- ISBN-13 : 978-4775930649
- Amazon 売れ筋ランキング: - 253,499位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6位パンローリングライブラリー
- - 943位株式投資・投資信託
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2012年12月30日に日本でレビュー済み
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2024年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
聖書に近い一冊。
色々な投資本があるが、必ず成功する聖杯は手に入らない。
しかし、人間が息を止めれば苦しいし、止め続ければ脳にもダメージが出来て最悪は死へも誘える。
投資の世界でも、息を止めて過ごそうとする愚策を人間は行い、時には普段は行わないのに酔ってる人が人間性と社会性を失う失態をするが如く身を滅ぼすことを行う。
本書は、そうした身を滅ぼす黄色信号を分かりやすく思い出し易い様に伝えている。
相場で何か起きたら一息ついて本書を読めば必ず長生き出来るようになるでしょう。
色々な投資本があるが、必ず成功する聖杯は手に入らない。
しかし、人間が息を止めれば苦しいし、止め続ければ脳にもダメージが出来て最悪は死へも誘える。
投資の世界でも、息を止めて過ごそうとする愚策を人間は行い、時には普段は行わないのに酔ってる人が人間性と社会性を失う失態をするが如く身を滅ぼすことを行う。
本書は、そうした身を滅ぼす黄色信号を分かりやすく思い出し易い様に伝えている。
相場で何か起きたら一息ついて本書を読めば必ず長生き出来るようになるでしょう。
2013年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1)景気変動に即してシクリカルセクターを売買することは、確かにかなり適切な投資法と思われる。
2)とは言いながら、現実に具体的にどのような戦略を実行するかとなるとなかなか難しいところである。本著では、そのセクター例として鉄鋼を取上げて、その投資戦略の理論と実践を説明している。
3)本著は初版が2008年であることから、その後の産業情勢を勘案すれば、当然ながら必ずしも鉄鋼にはとらわれずに新たなセクターを含めて検討することが適切で、ここでは考え方を参考にするというのが正しい読み方であろう。
4)そのように理解すれば、最終章の最後(p.251)や「あとがき」で述べているように、本著は投資法の解説書として基本的な内容と言えば言えなくもないが、十分参考になる考え方を提案していると言えよう。結局ここから先は、自身の判断ということなのだ。
2)とは言いながら、現実に具体的にどのような戦略を実行するかとなるとなかなか難しいところである。本著では、そのセクター例として鉄鋼を取上げて、その投資戦略の理論と実践を説明している。
3)本著は初版が2008年であることから、その後の産業情勢を勘案すれば、当然ながら必ずしも鉄鋼にはとらわれずに新たなセクターを含めて検討することが適切で、ここでは考え方を参考にするというのが正しい読み方であろう。
4)そのように理解すれば、最終章の最後(p.251)や「あとがき」で述べているように、本著は投資法の解説書として基本的な内容と言えば言えなくもないが、十分参考になる考え方を提案していると言えよう。結局ここから先は、自身の判断ということなのだ。
2012年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
適切な銘柄を選ぶ以前に、適切なセクターを選ぶこと。これが間違いの、より少ない投資法。
しかしそのセクターをどうやって選べばいいのか。頭の悩ませどころ。
この本は、
業種33種類のうちそのうち、半分近く(=12種類)になるシクリカルセクターについて徹底解説しています。
景気のどういうタイミングで動くのか。
セクターの動きを先読みするには何に目を光らせればいいのか、そういうことを教えてくれます。
著者によると
この本の知識があれば、
・銘柄の選択に頭を悩ませる必要がなくなる
・将来の予測をする必要がなくなる
・買いにも売りにも明確な根拠を持てる
・ゆえに、下げ相場なら空売りで儲けることができる
・大きな損を出すことがなくなる
と、いいことづくめのようです。
ありそうでなかった本で、あってほしい本でした。
値段も高くないし、大満足です。現在、この本をヒントに、ツールを作っている最中です。
しかしそのセクターをどうやって選べばいいのか。頭の悩ませどころ。
この本は、
業種33種類のうちそのうち、半分近く(=12種類)になるシクリカルセクターについて徹底解説しています。
景気のどういうタイミングで動くのか。
セクターの動きを先読みするには何に目を光らせればいいのか、そういうことを教えてくれます。
著者によると
この本の知識があれば、
・銘柄の選択に頭を悩ませる必要がなくなる
・将来の予測をする必要がなくなる
・買いにも売りにも明確な根拠を持てる
・ゆえに、下げ相場なら空売りで儲けることができる
・大きな損を出すことがなくなる
と、いいことづくめのようです。
ありそうでなかった本で、あってほしい本でした。
値段も高くないし、大満足です。現在、この本をヒントに、ツールを作っている最中です。
2023年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
景気サイクルに興味があったので、2008年と古い本でしたが読んでみました。
発刊からもう15年が経ち、日本の立ち位置も当時よりすっかり後退しました。
金融緩和と通貨安政策で株式市場の自律機能はもうありません。
日銀はETF買いで日本の筆頭株主になってしまいました。ファーストリテイリングの株の20%を日銀が保有しています。
さて景気サイクルが判断できれば、なにも景気敏感な素材株を買う必要はありません。
リセッションのときに大型・高配当・割安な優良株を買って長期保有すればいいのです。
とくに2013年以降、日本は異常な低金利政策を継続しています。
裏バフェットなんてせずに、バフェット流の王道を行けばいいんです。バッフェト氏だって60年の投資家人生のうち、重要な意思決定はたった12回でした。その12回はリセッションです。
リセッションにバリュー株を買って長期保有することこそ王道です。
リセッションがいつ来るかわからないって?
著名なエコノミストや投資家たちが、リセッションについていろいろ議論を始めたら、そのうち必ずリセッションはやって来ます。
発刊からもう15年が経ち、日本の立ち位置も当時よりすっかり後退しました。
金融緩和と通貨安政策で株式市場の自律機能はもうありません。
日銀はETF買いで日本の筆頭株主になってしまいました。ファーストリテイリングの株の20%を日銀が保有しています。
さて景気サイクルが判断できれば、なにも景気敏感な素材株を買う必要はありません。
リセッションのときに大型・高配当・割安な優良株を買って長期保有すればいいのです。
とくに2013年以降、日本は異常な低金利政策を継続しています。
裏バフェットなんてせずに、バフェット流の王道を行けばいいんです。バッフェト氏だって60年の投資家人生のうち、重要な意思決定はたった12回でした。その12回はリセッションです。
リセッションにバリュー株を買って長期保有することこそ王道です。
リセッションがいつ来るかわからないって?
著名なエコノミストや投資家たちが、リセッションについていろいろ議論を始めたら、そのうち必ずリセッションはやって来ます。
2011年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は今まで成長株投資をしてきましたが、10年も、20年も成長する企業など少ないと思います。
市況関連投資をし早く察知し逃げる現在の投資法に合っているのではないでしょうか。
その意味でも良い書ではないかと私は、思います。
市況関連投資をし早く察知し逃げる現在の投資法に合っているのではないでしょうか。
その意味でも良い書ではないかと私は、思います。
2010年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以下のキーワードにこの本にたどり着いたら読んでみるといいです
・売りのタイミング
・買いのタイミング
・シクリカルとは?
・資源・市況銘柄の値動き
・何に投資していいかわからない
・長期投資はしたくない
・信用取引をうまく使いこなしたい
・赤字企業の株価がなぜ上がるんだ?
・売りのタイミング
・買いのタイミング
・シクリカルとは?
・資源・市況銘柄の値動き
・何に投資していいかわからない
・長期投資はしたくない
・信用取引をうまく使いこなしたい
・赤字企業の株価がなぜ上がるんだ?
2009年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ半分の段階でレビューしちゃあイカンのだと思うけど,これまで読んできた本とは,視点の取り方でいくつか違ったところがあり,それがとても参考になる。
株投資に限らないが,アプローチしようとしている対象にどのような視点・観点でとりつくか,ということが勝負を決める場面が,仕事などでも多いが,この著者の視点は秀逸だ。
お薦めできると思う。
やっと全部読めたので(本の分量が多すぎたり,記述が難解で時間がかかったわけではありません。単に私の読書スピードが遅いだけです(^^;),再レビューします。全部読んだ感想として,やはり本書はお薦めできます。
景気循環株の原材料価格の値動きに基づき,それをきちんと観察しながら,投資行動に結びつけていく。理屈はきわめてシンプルで,その効力についても,十分な説得力を感じました。
また,日経新聞の該当欄の見方など,実際にやってみようと思われる方には親切な手ほどきがなされています。ただ結局のところどんな本でも同じなのですが,「学問に王道無し」と言いますか,著者の主張を最終的に自分自身の行動へと結びつけけるには,一定きちんと時間をかけて取り組む必要があり,それが実践へのハードルを上げてしまうのは本書でも同様です。しかし,それ故にと言いますか,著者の誠実な人柄が感じられ,手法の確からしさにも信用がおけるように思いました。まずは原材料価格の動きをきちんとノートに「手書きで」記録するところから始めてみますか。
株投資に限らないが,アプローチしようとしている対象にどのような視点・観点でとりつくか,ということが勝負を決める場面が,仕事などでも多いが,この著者の視点は秀逸だ。
お薦めできると思う。
やっと全部読めたので(本の分量が多すぎたり,記述が難解で時間がかかったわけではありません。単に私の読書スピードが遅いだけです(^^;),再レビューします。全部読んだ感想として,やはり本書はお薦めできます。
景気循環株の原材料価格の値動きに基づき,それをきちんと観察しながら,投資行動に結びつけていく。理屈はきわめてシンプルで,その効力についても,十分な説得力を感じました。
また,日経新聞の該当欄の見方など,実際にやってみようと思われる方には親切な手ほどきがなされています。ただ結局のところどんな本でも同じなのですが,「学問に王道無し」と言いますか,著者の主張を最終的に自分自身の行動へと結びつけけるには,一定きちんと時間をかけて取り組む必要があり,それが実践へのハードルを上げてしまうのは本書でも同様です。しかし,それ故にと言いますか,著者の誠実な人柄が感じられ,手法の確からしさにも信用がおけるように思いました。まずは原材料価格の動きをきちんとノートに「手書きで」記録するところから始めてみますか。