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田原総一朗責任編集 2時間でいまがわかる! 絶対こうなる!日本経済 新書 – 2010/6/21
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社アスコム
- 発売日2010/6/21
- ISBN-104776206196
- ISBN-13978-4776206194
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商品の説明
著者について
1941年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。大蔵省入省後、ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、ハーバード大学客員準教授、大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任。97年~99年財務官を務め、「ミスター円」の異名をとる。慶応義塾大学教授を経て、早稲田大学インド経済研究所所長。2004年より高校生向けの合宿研修会「日本の次世代リーダー養成塾」を定期的に開き、日本の将来を担う人材の育成にも携わっている。
竹中平蔵●たけなか・へいぞう
1951年、和歌山県生まれ。一橋大学経済学部卒業後、日本開発銀行入行。81年に退職。その後、ハーバード大学客員准教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを歴任。98年に「経済戦略会議」メンバーとなる。2001年には小泉内閣で経済財政政策担当大臣に就任し、金融担当大臣、経済財政政策・郵政民営化担当大臣、総務大臣などを務め、「構造改革」を主導した。現在は、慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所所長。
責任編集
田原総一朗●たはら・そういちろう
1934年、滋賀県生まれ。60年、岩波映画製作所入社、64年、東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年にフリーに。テレビ朝日系『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。98年、戦後の放送ジャーナリスト1人を選ぶ城戸又一賞を受賞。現在、早稲田大学特命教授として、「大隈塾」塾頭も務める。『日本の戦争』(小学館)、『田原総一朗自選集(全5巻)』『日本の戦争 BC級戦犯 60年目の遺書』(アスコム)ほか著書など多数。雑誌『オフレコ!』(アスコム)の責任編集長としても活躍中。
登録情報
- 出版社 : アスコム (2010/6/21)
- 発売日 : 2010/6/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 205ページ
- ISBN-10 : 4776206196
- ISBN-13 : 978-4776206194
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,609,687位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 83,803位投資・金融・会社経営 (本)
- - 92,962位新書
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
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1941年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。
大蔵省入省後、ミシガン大学で経済学博士号取得。
IMFエコノミスト、ハーバード大学客員准教授、大蔵省国際金融局長、同財務官を歴任。
97年~99年財務官を務め、「ミスター円」の異名をとる。
慶応義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、青山学院大学教授、財団法人インド経済研究所理事長。
2004年より高校生向けの合宿研修会「日本の次世代リーダー養成塾」を定期的に開き、日本の将来を担う人材の育成にも携わっている。
(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 「データ」で読み解く 安倍政権でこうなる! 日本経済 (2時間で未来がわかる!) (ISBN-10: 4776207710)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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と非難し合うほど仲の悪い竹中・榊原の対談本。とはいえ、差異はこうしてみるとほとんど少ない。
具体的には、マクロ経済政策の効果くらいと言っていい。榊原氏は、産業構造の転換を企業に促す
スタンスで、減税や規制緩和の効果は(もちろん必要だとするが)限定的だとする。
まして金融政策はほぼ全否定している。
一方の竹中氏は、規制緩和や減税、そして金融緩和など、正しいマクロ政策でほぼ成長軌道に乗せられる
とする。税制改革等の痛みを伴う改革はその後でいいというわけだ。
突き詰めれば大蔵出身と純学者の温度差という奴かもしれない。とすると、冒頭の互いを非難するセリフは
すごく本質を突いている。
追記。本書は編集が優れていて、読みやすく流れも無理なくまとまっている。
残念なのは日本人の気質否定が多かったところ。
英語が苦手、外国人嫌い、経営者の自己保身姿勢などなど・・・
正直経済のブレーン、猛者達が精神論に走るのはどうかと思う。
確かに東南アジアのサービス精神は素晴らしい物があるが・・・
後は竹中さん、横文字好きですね・・・。読みにくいです。
今読んでも民主党や菅首相について的確なのは〇です。
「マクロ経済政策がない」に両者が「ない」と二回も繰り返してるのには
笑えました。この震災でも中長期的な具体的国家ビジョンは未だに見えてませんね。
まさに絵に描いた餅です。
農業の話も出ましたが、食料自給率や世界的な資源争奪戦など
そこまで話をして頂けたら面白味が増したかなと。
投機マネーの話をもっと盛り込むと経済本らしかったのですが。
資本主義、グローバル化、そういう思想に論点が
多くさかれていたのはマイナスな気がします。
そういうのを話させたらもっと上手い方は別にいると思いますので。
経済専門書としてはその分内容が薄いと感じました。
なので全体的には期待はずれです。
【対立点】
◆アメリカ型資本主義の評価
榊原:リーマンショックは終わりの始まり
竹中:一つの変化にすぎない
◆目指す国のかたち
榊原:フランス型の大きな政府。雇用と育児に社会福祉を拡大
竹中:子ども手当をやめ、法人税減税を
◆国債発行
竹中:日本人が静かなキャピタルフライト(資本逃避)を起こしつつある
猶予期間はせいぜいあと3年
榊原:国債は日本人が資産として買っているんだから、紙切れにはならない
日本国が破綻するなんてことは、少なくとも50年くらいは考えなくていい
◆地方分権
榊原:税源移譲すると格差が出てきちゃって、北海道や沖縄はたまらない
竹中:責任なしに権限だけ与えれば、今度は地方の野放図な拡大が始まる
【一致点】
・JALの救済・郵貯限度額の引き上げは誤り
・民主党にはマクロの経済政策がない
・ガバナンス(内部統制)がない。閣議決定が小沢幹事長のひと言で変わる
・民主党の「政治主導」は「素人主導」
・公務員改革を徹底的にやる。天下り規制はゼロでいい(就職は自由)
・大臣が会期中に毎日国会に行くのはおかしい。仕事ができない
・今の英語教育は功を奏していない
【図表一覧】
地盤沈下する日本/日韓の市場規模の比較/所得拡大は、自動車などグローバル経済に大きく依存/国際競争力がない日本の金融市場/なぜ、技術で勝って、事業や利益で負けるのか?/日本がシェアを維持している成功例とは?/輸出依存度が低い日本/高い法人税負担/国民負担はどこまで上がるのか
異なる意見を合わせて読めるという意義はありますが徹底して激しく論戦を展開している訳ではありません。
スタンスが違い過ぎると幾ら話し合っても平行線になるものかもしれないと感じました。
個人的には竹中氏の考えに賛同できます。
榊原氏の意見は元官僚という経歴からか年齢によるものなのか意見のブレも感じ自分には賛同出来ない所が多かったです。
絶対〜とうたっていますが対談という形式上、人によってこの本の結論は変わるものなのでしょう。
私は日本に対する強烈な駄目だしと理解しました。
論点の一つでもあった民主党の改革が社会の抑圧に負けて失敗した事について、結果として現状維持の方向に走ってしまった為、日本全体として将来の選択肢を減らし、負うべき被害も大きくなったと言えます。
また、リーダーによるビジョンと構想、システムがあったとしても、それに参加する人々の意識に問題があれば決してうまく進まない事を民主党に失敗は示していると理解できます。
正直言って今の日本でリーダーをやる人は救いが無く悲惨な存在だと思います。だから無気力で利己的であったとしても私は責める事は出来ません。
結局、「自己責任で生きたい人は生きて、死にたい人は死んでください。」としか言いようが無いのが今の日本なのでしょう。
お二人の思想の違いでもあった現在の社会全体に対して、危機感を煽るか?安心させて前向きな気持ちを引き出させるか?という論点に対しては個人的には危機感を煽って淘汰に任せるのが自然だと思います。環境の変化の大きさはそれ程、甘くはないと考えるからです。
でも、それも個人の気の持ちようだなぁとこの本を読んで考えました。
政治に関わりつつも政治と距離を置く3人は、政治の思惑や事情に歪曲されない議論をしている。
「この国は破産なんかしない!?」という本の副題は類似の章題でもあるが、危機感を持つ論者の論旨とは異なる商業主義的な題目だ。半角の疑問符に千鈞の重みがある。
「2時間でいまがわかる」と表紙に書いてある。実際興味深く一気に読破できる平易な本だ。世界の中での日本経済の問題点、将来予測、処方箋など、大事な多くが語られ議論されている。 鼎談は鳩山政権末期に行われている。従ってあまり時間が経過しないうちに読む価値が高い本だが、逆に2-3年経過後にも、当時はこう考えていたのだと大変参考になりそうな本だ。予言の当否も楽しみだ。
様々な意味で経済に何らかの関心がある全ての人に必見の書だと思う。