タイトルにつられて買ってみました。
内容のほとんどは蘊蓄のネタにもなりませんので1時間とかからずに読み終わりました。
読み終わった感想としては「どんな読者をターゲットにしているのかさっぱり分からない」です。
「英検3級の素人がプロになれた理由」は、単に筆者に才能があったというだけ。
外国語よりも日本語が重要なことは同意します。
翻訳とプログラミングが似ているということも共感できます。
英語に関する資格なんて全く持ってない私でも、読み書きについては特に不自由することもなく英語圏の技術者と意思疎通ができているので、恐らく根底の考え方は同じと推測できます。
しかし引き合いに出す例が極端すぎる上に文章が発散しすぎています。「英語を使う手助けをする」だけな割には読者を混乱させているだけのように感じます。それに「英語勉強法」なんだから英会話についての言及はあえて避けるべきでしょう。
結局まじめに読む気になれたのは5章だけでした。他の章は単なるページ稼ぎ。
まさか未だに「中央処理装置」だなんて訳してはいらっしゃらないと思いますが、筆者が本当にプロなのかどうかは1冊だけでは分かりません。
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8カ国語翻訳者が明かす 大人のための「超手抜き」英語勉強法 (アスコムBOOKS) 新書 – 2010/9/20
水野麻子
(著)
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- 本の長さ219ページ
- 言語日本語
- 出版社アスコム
- 発売日2010/9/20
- ISBN-104776206250
- ISBN-13978-4776206255
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登録情報
- 出版社 : アスコム (2010/9/20)
- 発売日 : 2010/9/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 219ページ
- ISBN-10 : 4776206250
- ISBN-13 : 978-4776206255
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,152,547位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2010年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初の1〜3章では繰り返し、英語を勉強する必要はないという筆者の説を述べていて、その内容自体は理解できますが、この本のタイトルに惹かれて購入した読者には、残念ながら、だからといってどうやって勉強すれば英語が身に着くのかはかかれていませんので、期待はずれだろうと思います。
4・5章でいかに勉強せずに、英語を「読む・書く」ことができるのかを紹介していますが、中学・高校ですでに英語の基礎を学んだ「大人」が、いかに仕事などで英語を使えるかというヒントにはなりますが、この本を読んでも、簡単な日常会話さえできるようにはなりませんので、その点はお気をつけて。
根底に、英語を学習するよりも、日本語が大事であるという点が貫かれていますので、その主張に同意される方でないと、なんとも納得いかない気分で読み終わるでしょう。
とにかく、英語の勉強法は書かれていません。いかに勉強しないで英語(外国語)を使いこなすか(しかも読む・書くのみ)、その1点です。
4・5章でいかに勉強せずに、英語を「読む・書く」ことができるのかを紹介していますが、中学・高校ですでに英語の基礎を学んだ「大人」が、いかに仕事などで英語を使えるかというヒントにはなりますが、この本を読んでも、簡単な日常会話さえできるようにはなりませんので、その点はお気をつけて。
根底に、英語を学習するよりも、日本語が大事であるという点が貫かれていますので、その主張に同意される方でないと、なんとも納得いかない気分で読み終わるでしょう。
とにかく、英語の勉強法は書かれていません。いかに勉強しないで英語(外国語)を使いこなすか(しかも読む・書くのみ)、その1点です。
2010年10月18日に日本でレビュー済み
2008年にノーベル物理学賞を受賞した益川氏は
英語ができないと公言している人物である。
大学院入試で英語の成績がひどすぎたため、
入学させるかどうか委員会でもめたほどだそうだ。
この分野の最新の報告は英語で発表されることが多いし、
邦訳の出ていない優れた工学書も多数ある。
すなわち言語を日本語に限定すると情報量が
半分以下になってしまい、この点、英語ができない科学者は
大変不利である。
にも関わらず、益川氏は、科学者なら誰でも一度は憧れる
ノーベル賞を受賞した。
英語の小説など絶対読めない。新聞も雑誌も全く読めない。
しかし、英語の工学論文や工業規格なら、問題なく読める。
こういう日本人の理系人は、実は非常に多い。
私もその一人であり、一時期、アメリカの工業規格の
翻訳を命じられたため100程の規格を翻訳した時期があった。
おかげで今では、自身の業務に関連する英語であれば
とくに苦労せずともスラスラと読む自信がある。
(そして相変わらず、英語の小説など到底読むことはできない)
身近に理系の人がいれば聞いてみて欲しい。
かなりの確率で、News Weekなんて全く読めない。
でも技術論文は問題なく読める、と回答するはずである。
これがまさに著者の主張する「範囲を絞って英語の勉強をする」ことの
効用である。
益川氏も技術論文は使用している英語のレベルが低いので読める、
とテレビで発言されていたように思う。
本書の著者は言う。
国際化の波が押し寄せていると言うが
英語ができないせいで
その荒波に翻弄されて生きていけない日本人は
皆無である。
つまり英語はできなくとも生きていける。
英語学習者は守備範囲を広げてはいけない。
自身が必要とする狭い範囲に特化して勉強しよう。
ネイティブと流暢に会話できなくても、
特化した英語で世界一流の業績を上げることは出来る。
と。
まさにそのとおりだ。
私も英語を勉強する人間である以上
ネイティブと流暢に喋りたいとか辞書なしで
小説の原書を読んでみたいとか言った欲求はある。
その欲求が英語の上達を妨げていたかもしれない。
一度、壮大なる野望は捨ててみようと思う。
ただ残念ながら、
範囲を限定して勉強することの効用を享受したことのない人間に対して、
「英語の小説をスラスラと読め、字幕なしで映画を理解し、
ネイティブと対等に話ができる英語技術を身につける」
という言わば英語学習者の普遍的な欲求を
断ち切らせることが出来るレベルで
実例が挙げられていないため、
完全に評価が二分する本であろうと思う。
英語ができないと公言している人物である。
大学院入試で英語の成績がひどすぎたため、
入学させるかどうか委員会でもめたほどだそうだ。
この分野の最新の報告は英語で発表されることが多いし、
邦訳の出ていない優れた工学書も多数ある。
すなわち言語を日本語に限定すると情報量が
半分以下になってしまい、この点、英語ができない科学者は
大変不利である。
にも関わらず、益川氏は、科学者なら誰でも一度は憧れる
ノーベル賞を受賞した。
英語の小説など絶対読めない。新聞も雑誌も全く読めない。
しかし、英語の工学論文や工業規格なら、問題なく読める。
こういう日本人の理系人は、実は非常に多い。
私もその一人であり、一時期、アメリカの工業規格の
翻訳を命じられたため100程の規格を翻訳した時期があった。
おかげで今では、自身の業務に関連する英語であれば
とくに苦労せずともスラスラと読む自信がある。
(そして相変わらず、英語の小説など到底読むことはできない)
身近に理系の人がいれば聞いてみて欲しい。
かなりの確率で、News Weekなんて全く読めない。
でも技術論文は問題なく読める、と回答するはずである。
これがまさに著者の主張する「範囲を絞って英語の勉強をする」ことの
効用である。
益川氏も技術論文は使用している英語のレベルが低いので読める、
とテレビで発言されていたように思う。
本書の著者は言う。
国際化の波が押し寄せていると言うが
英語ができないせいで
その荒波に翻弄されて生きていけない日本人は
皆無である。
つまり英語はできなくとも生きていける。
英語学習者は守備範囲を広げてはいけない。
自身が必要とする狭い範囲に特化して勉強しよう。
ネイティブと流暢に会話できなくても、
特化した英語で世界一流の業績を上げることは出来る。
と。
まさにそのとおりだ。
私も英語を勉強する人間である以上
ネイティブと流暢に喋りたいとか辞書なしで
小説の原書を読んでみたいとか言った欲求はある。
その欲求が英語の上達を妨げていたかもしれない。
一度、壮大なる野望は捨ててみようと思う。
ただ残念ながら、
範囲を限定して勉強することの効用を享受したことのない人間に対して、
「英語の小説をスラスラと読め、字幕なしで映画を理解し、
ネイティブと対等に話ができる英語技術を身につける」
という言わば英語学習者の普遍的な欲求を
断ち切らせることが出来るレベルで
実例が挙げられていないため、
完全に評価が二分する本であろうと思う。
2011年11月19日に日本でレビュー済み
英語学習の「常識」に反することを体験を基に書かれています。たとえば、フレーズを覚えるのは時間の無駄が多くなるということ。教科書で実際に使われるフレーズばかりではない等の理由を挙げています。著者の主張はもっと限定されて狭い範囲の文章と大量に接する方が効果があがるというものです。この本を読んでみると説得力をもって展開されています。
語学の背景知識の重要性や母語の能力アップが向上を支える基礎になるともいっています。ここはレビュアーも全面的に共感するところです。学校英語でも音節重視で教える必要があるとも言っています。
「大人のための」というフレーズがタイトルにありますが、ここで言う「大人」とは高度なレベルで実用英語が必要になる人とほぼ同じ意味に思えます。翻訳者として活躍される著者の主張はそういう「大人」にとっては非常に有効な方法だと思いました。
語学の背景知識の重要性や母語の能力アップが向上を支える基礎になるともいっています。ここはレビュアーも全面的に共感するところです。学校英語でも音節重視で教える必要があるとも言っています。
「大人のための」というフレーズがタイトルにありますが、ここで言う「大人」とは高度なレベルで実用英語が必要になる人とほぼ同じ意味に思えます。翻訳者として活躍される著者の主張はそういう「大人」にとっては非常に有効な方法だと思いました。