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新・エヴァンスを聴け! (ゴマ文庫) 文庫 – 2007/12/5

3.7 5つ星のうち3.7 8個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ゴマブックス (2007/12/5)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/12/5
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 357ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4777150208
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4777150205
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 8個の評価

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中山 康樹
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上位レビュー、対象国: 日本

2019年8月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これからエヴァンスのアルバムを集めようという人には必携のディスクガイド。ただし中山氏の批評には?がつくのもあるので言葉半分によむのがコツ。
最近、急逝されたとのこと、心よりご冥福をお祈りします。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年12月14日に日本でレビュー済み
 ご存知「マイルスを聴け!」でおなじみ、元スイングジャーナル編集長・中山康樹氏による、このたびは、ビル・エヴァンス編なのである。
 といっても、もしかしてご存じない方のために簡単に紹介すると、ビル・エヴァンスが参加した(サイドマン含む)演奏が含まれるディスクを、入手容易で一番音質良好という観点から選び、ほぼ録音年代順に、見開き2〜6頁程度に紹介したもの。というより、エヴァンスの残したより多くの演奏を、より少ない出費と手間暇でゲットするための虎の巻。
 よくある、のんべんだらりとしたジャズ名盤100選、のたぐいでも、米国オリジナルLPや「高値の華」盤に特化した博物館的内容でもないので、安心して頂きたい。
 浪速のおもろいjazz親爺の中山氏と、「知的でリリカルでヨォロピアン」なビル・エヴァンスと、ミスマッチでは?といぶかる御仁もおられようが、たとえば、一般的なjazz紹介本ではそれほど高い評価を受けている訳ではない77年録音のYou Must Believe In Spring の頁を繰ってみると、「エヴァンスにとってのカインド・オブ・ブルー」などという達見がさらり。この審美眼はまさしく大道をゆくもの。ちなみに、数年前にスイングジャーナル社から刊行された「ピアノ・トリオ名盤全カタログ」からは、なんと、このYou Must Believe In Springが外されていた! 氏がスイングジャーナルを見限ったのも宜なるかな!?
 ところで、本書は「新・」とうたってあるように、2年前にロコモーションから刊行されたものの、ヴァージョン・アップ版。
「マイルスを聴け!」の場合も、ほぼ2年ごとにヴァージョン・アップを重ねているが、マイルスの場合は、3年前のver.6と昨年のver.7を比べると、2年間で紹介ディスクは約90枚増。一方エヴァンスの場合は、今回の文庫化に際して、およそ20枚程度増。これを多いと見るか、少ないと見るか。2年後のver.3刊行は果たして有りや無しや…
 ちなみに私は、本書で紹介されているディスクを完全制覇しようなどという野望はさらさら抱いていないが、大好きな minha, quiet now, time rememberedの3曲だけは、この本を手がかりに、全take蒐集を目指しています。
p.s. 中山先生。次回は「キース・ジャレットを聴け」お願いします!
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年9月2日に日本でレビュー済み
中山康樹の「マイルス本」はとてもいいと思う。
しかし、こと「ビル・エヴァンス」となるとどうにも「この人はちゃんとエヴァンスを聴いているのか?」ということを、どうしても感じざるを得ない。

例によってアルバムごとにそのコメントを書いているのだが、その内容はほとんど「素人」の「感想文」程度である。
アルバムが発売された当時の状況や、当時の評価、ジャズ史的にみた意義・・・そういったことはほとんど書いてはいない。

私が本書を読んで呆れた点は多数あるのだが、例えば『コンセクレーション』にしても当初リリースされたアルバムは、ピッチの調整をしていなかったためにエヴァンスの演奏がとても早い演奏になってしまっていて(その後ピッチは改善されて、ノイズもデジタル処理によってピンポイントに取り除かれている)、せっかくの名演奏が台無しであったことなども書かれてはいない。

さらに各アルバムごとに私が知っていることだけを追記しても、膨大な数になってしまうわけだが、それくらいに中山康樹の文章は読むに耐えない情報でしかない。

そうはいっても、エヴァンスの入門者には「無いよりは有った方がいい」ということになるであろうから、この文庫本の価格ならば「主要アルバムカタログ」として持っていてもいいかもしれない。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年12月21日に日本でレビュー済み
もう10年以上も前になるが「マイルスを聴け」で音楽批評家と登場した中山康樹のデビューは衝撃的だった。インテリぶったつまらないジャズ批評が溢れる中に、悪ふざけ一歩手前の文章でありながら、その根底にマイルス・デイビスと彼の創造した音楽に対する深い愛情をたたえた批評を展開したからである。「アートである、ブレーキーではない」と始まるカインドオブブルーの解説(初版)で読者を笑わせる一方、裏側にある深い洞察や愛情に裏打ちされた分析に息を飲ませたのはまぎれも無くこの人だった。

しかしながら、人間はここまでも容易く堕落するものなのか。「マイルスを聴け」が当たったあとはジョン・レノン、ボブ・ディラン、ビル・エヴァンス、はたまた桑田圭祐までもう手当たりしだい。そこには深い洞察や愛情は見受けられず、批評家としてミュージシャンとその作品に迫る瞬間は無いに等しい。たとえば、本書のおいて、You Must Believe In Spring の項を見て欲しい。このアルバムが美しい曲と演奏が溢れるものであることに疑いは無いが、『エヴァンスにとって最後の到達点だったのだろうと思う』と強引過ぎる結論でまとめられるようなアルバムだろうか。ましてや、『カインドオブブルー』を引き合いに出し、これがエヴァンスの最高傑作と持論を展開するくだりは、エヴァンスのエセ批評であることを自ら証明するものだろう。

印税が入ればなんでもいいと思うのは勝手だが、スイング・ジャーナルを辞めフリーで文章を書き始めた頃の才能を知るものにとって、今の彼の文章及び物書きとしての姿勢は目も当てられない惨憺たるものだ。かつて、『ジャズ地獄への招待状』の中の一編「岩浪洋三論」で見せたあの冴えはどこに消えてしまったのか。いつの間にか、自身がコケにした岩浪洋三よりも文章のレベルは落ち、ミュージシャンに対する洞察も浅く薄いものになってしまった。

かつて彼のウィットにとんだ評論を楽しんだ読者として、また、ビル・エヴァンスの音楽を愛するリスナーとして、この本からは全くの感銘も発見もなかったことを強調しておきたい。
78人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年10月5日に日本でレビュー済み
ビル・エヴァンスが参加したアルバムを、非正規盤も含め膨大な数で紹介している。その意味で、正規版を一通り聴き終えた人が、さらなるディスク収集のためのツールにはもってこいであろう。

評論として見た場合は、正直好みが分かれると思う。歯切れよく簡潔であるが、主観的要素が強くてイケイケなのだ。
大げさな表現が多くて騒がしいので、自分はどうもこのノリに付いていけなかった。

元々筆者は、「リリカルで繊細」なエヴァンスのイメージに異を唱える。それには共感できる部分もあるのだが、至る所に現れているからちょっと行き過ぎかなとは思う。もう少し、落ち着いてほしいかなと。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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