一時期リイド社の時代劇画誌に味のある作品(｢浪人海廊」)を発表していたくろいわこーじさんが作画を一話担当していると知って購入致しました。
内容は助けを求める返信不能な携帯メールの秘密を探る少女に訪れた恐怖と、笑顔で近づいてくる邪悪な子供、そして神の視点で犯罪者を動かすと現実でも同じ事が起こる悪魔的なゲームにのめり込んで自滅する少年という３話が収められています。
話毎に漫画家さんが変わるのはオムニバス的な雰囲気にする為でしょうか。原作が良く出来ている為、結構怖くて楽しめました。
元がジュブナイルの為か描写はそれほどどぎつくありませんが、ストーリー上で主人公の恐ろしい行く末を暗示させる内容が多く背筋をヒヤリとさせてくれます。
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