サイエンスライターの視点から、女性のからだについて
興味深い話題をエッセイ風に多く紹介してくれています。
流石と思うのは、出来るだけ物事を偏った見方では捉えず、
生理学や動物行動学や文化人類学などの研究結果を実に上手く
取り入れながら、著者の女性としての考えを交えて一つ一つの
話題が書き進められているところです。
下巻の「筋肉がひらく女性の未来」や「遺伝的進化の到達点」
などは非常に読み応えがあるかと思います。生き物としての
ヒトと現代に生きる文化的な人間という視点を忘れずに
自分の身体や生き方に興味を持つ方(女性に限らず)には
オススメ出来る書籍だと思います。
しかし、少し残念なのはフェミニズムが強く出すぎて
しまっているように感じられるのと、エッセイ風とは言え、
基本的な身体の用語が分っていないとなかなか理解しずらく、
また読みにくいと感じる点です。(故に星は3つにしました。)
女性の身体に関しても、実はまだまだ分っていない事だらけ
なのだということを再認識させてくれるはずです。故に、
安易に手術で身体の一部を摘出することやホルモンや薬の影響に
対しても、周囲に流されるのではなく、冷静に判断する
きっかけを与えてくれるような気がします。
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WOMAN 女性のからだの不思議 (上) 単行本 – 2005/5/31
ダブルポイント 詳細
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自分のからだをどこまで知っていますか。
卵→幼児→少女→思春期→成人→出産。生物進化の過程で、女性のからだはどのように進化したのか。驚くほど巧みで機能的なシステムのすべてを、わかりやすく紹介する楽しいからだ入門。
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- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社綜合社
- 発売日2005/5/31
- ISBN-104777710041
- ISBN-13978-4777710041
登録情報
- 出版社 : 綜合社 (2005/5/31)
- 発売日 : 2005/5/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 224ページ
- ISBN-10 : 4777710041
- ISBN-13 : 978-4777710041
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,068,390位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2007年1月28日に日本でレビュー済み
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2005年8月12日に日本でレビュー済み
最近久しぶりに彼女ができたので、勉強しようと思って手に取って読んでみました。
やっぱり、男にとって女の人の身体って、「謎」というか「不思議」なんですよね。
で、思ったのは、事実を知れば知るほど、「謎」が減る反面、「不思議さ」が増すということ。
女の人の身体(人体)ってすごいなぁ、と新しい事実を知る度につくづく感じました。
ただ、一方で本としてみたとき、この本の書かれ方が、よくある一般的なサイエンスジャーナリズムの手法、すなわち「<非科学的な思い込み> と <科学的事実> を対立させる」という手法で書かれているので、分かりやすい反面、ちょっと損をしているところがあるな、とも感じました。
女性の身体に関する事実ひとつひとつは、本当に驚くべき複雑さと繊細さで成り立っているので、わざわざくだらない世間一般の思い込みと対比させなくても充分その凄さが伝わるに違いない、と僕はそう感じたのでした。あと、記述がたまに感情に走りすぎている感もあります。
……まぁこのへんは読む人の好き好きでもありますし、書かれている内容はとても面白いので、あえて難を言えば、というところです。
全体としては、女性も男性も、女性の身体に興味がある人には強くオススメできる本だと思います。
やっぱり、男にとって女の人の身体って、「謎」というか「不思議」なんですよね。
で、思ったのは、事実を知れば知るほど、「謎」が減る反面、「不思議さ」が増すということ。
女の人の身体(人体)ってすごいなぁ、と新しい事実を知る度につくづく感じました。
ただ、一方で本としてみたとき、この本の書かれ方が、よくある一般的なサイエンスジャーナリズムの手法、すなわち「<非科学的な思い込み> と <科学的事実> を対立させる」という手法で書かれているので、分かりやすい反面、ちょっと損をしているところがあるな、とも感じました。
女性の身体に関する事実ひとつひとつは、本当に驚くべき複雑さと繊細さで成り立っているので、わざわざくだらない世間一般の思い込みと対比させなくても充分その凄さが伝わるに違いない、と僕はそう感じたのでした。あと、記述がたまに感情に走りすぎている感もあります。
……まぁこのへんは読む人の好き好きでもありますし、書かれている内容はとても面白いので、あえて難を言えば、というところです。
全体としては、女性も男性も、女性の身体に興味がある人には強くオススメできる本だと思います。