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なる☆まん! (タツミムック) ムック – 2011/5/30
山野 車輪
(著)
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購入オプションとあわせ買い
データ分析とストーリーで、新たなマンガ家への道を示す新感覚コミック・・・!!
周知のごとくマンガ雑誌は休刊が相次いでおり、従来のように新人作家がデビューする場も激減しています。そのような状況のなかで
「これからマンガ家をめざすには?」というテーマでの描き下ろしコミックです。
基本的には「萌え」をキーワードに、マンガをデータに基づいて論じつつ、マンガ家志望の女子高生2人が、その道のりのなかで、
今のマンガ業界を取り巻く環境や出版界の現状を学びつつ、これまでにない「新しいマンガ家」像を模索する物語になります。
周知のごとくマンガ雑誌は休刊が相次いでおり、従来のように新人作家がデビューする場も激減しています。そのような状況のなかで
「これからマンガ家をめざすには?」というテーマでの描き下ろしコミックです。
基本的には「萌え」をキーワードに、マンガをデータに基づいて論じつつ、マンガ家志望の女子高生2人が、その道のりのなかで、
今のマンガ業界を取り巻く環境や出版界の現状を学びつつ、これまでにない「新しいマンガ家」像を模索する物語になります。
- 本の長さ191ページ
- 言語日本語
- 出版社辰巳出版
- 発売日2011/5/30
- ISBN-104777808939
- ISBN-13978-4777808939
登録情報
- 出版社 : 辰巳出版 (2011/5/30)
- 発売日 : 2011/5/30
- 言語 : 日本語
- ムック : 191ページ
- ISBN-10 : 4777808939
- ISBN-13 : 978-4777808939
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,015,472位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マンガというより、しっかりとしたルポルタージュである、この作者の作品は、多くの客観的な資料をもとに、登場人物があくまでその資料の説明役に徹しており、あまりマンガ的なデフオルメした表現や、飛躍したストーリー展開というものはないので、物語の中にはいってその世界の中で時間を忘れて楽しむといったたぐいの作品ではない またこの作者と小林よしのりさんを同じジャンルに収める人がいるが、小林さんのように、自らの思想性を全面に押し出すこともないので、そういう面でもきわめてルポルタージュ的である が私もかつてマンガ家を目指しアシスタントをしていた経験から、今のマンガ業界のありようがかなりリアルに描写されていることに、強い興味をもって読みました マンガ産業の斜陽傾向、その原因も指摘されているとおりと思うし、その中で生きていくためにはもはや、マンガという世界のみをめざしてその中でしか生きていけないようなスキルしかないようだと難しい事、生き残るにはデジタル世界への商売へとウイングを広げていくしかないということ、特に同人の世界の広がりについては、同じくっていけない世界となっているアニメーターとの共通点を見出せる アニメの世界では、今後パトロンの出資(企業の出資を含めて)によるアニメの製作か、PCソフトの発展による素人の同人製作に二分されるのではといういけんもあるほど 現に今では深夜アニメは同人の世界のような閉じた狭い世界を描きながら多くの人を巻き込んでいる売れてるソフトもでているので、すでにそうなっているのであろう 今後この作者がどのようなタブーに切り込むかとても興味深い
2011年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現在、漫画家を目指している方には是非読んでもらいたい一冊。
この本を読めば、バクマンがいかにファンタジーであるかが分かるでしょう。
文字が多いのですが、絵と資料とのバランスがいいので読みやすいです。
絵も必要十分です、この手の漫画で画力云々言うのは野暮でしょう。
漫画家を目指す女子高生と共に膨大なデータを並べつつ、商業漫画業界の現状から、同人誌業界
電子出版、アニメ、キャラクタービジネスへと話は展開していきます。
国内マーケットが縮小していく中で、既存の商業誌の連載枠に滑り込むことの難しさ、
単行本を出せたとしても、採算ベースに乗ることの難しさを表してくれています。
出版社に持ち込み、賞を取り、連載を獲得し、単行本を出し、大ヒットするという典型的な漫画家成功への道筋は
以前より過酷な道となっています。
素晴らしい内容ですが、ちょっとおかしいかなと思ったこともいくつかあります。
まず、小説家や音楽家で成功するのも、漫画家同様、いやそれ以上に狭き門なので、特に漫画だけ悲惨ということは無いでしょう。
表現で生計を立てて行くのはもともと困難な道です、それを覚悟して目指してもらいたいです。
また、既存の漫画家が新人を潰していると批判さていますが、それは市場が縮小していく業界ではどの業界でも
起こっていることで、責められることでは無いです。
既存の漫画家も生き残るために必死にならざるをえないのが現状です。
最後に、この本では同人誌がおいしいと書いていますが、もはやそうではありません。
プロアマ共に同人で描く人が増えて、同人誌でも買ってもらえる作品のレベルが上がっています。
わいせつ表現や著作権など、法律に触れるかも知れないリスクを取ったとしても、
採算が取れる部数を販売するのは大変困難な状態です。
漫画業界に希望があるとするなら、雑誌連載作品ではなく、この本のような描き下しの漫画が数多く出てヒット作が出る
ことでしょう。
その結果、延命に延命を重ねて腐臭を放っている長期連載漫画が減り、しっかりと完結する
良質な描き下しの漫画が増えるのではないでしょうか。
この本を読めば、バクマンがいかにファンタジーであるかが分かるでしょう。
文字が多いのですが、絵と資料とのバランスがいいので読みやすいです。
絵も必要十分です、この手の漫画で画力云々言うのは野暮でしょう。
漫画家を目指す女子高生と共に膨大なデータを並べつつ、商業漫画業界の現状から、同人誌業界
電子出版、アニメ、キャラクタービジネスへと話は展開していきます。
国内マーケットが縮小していく中で、既存の商業誌の連載枠に滑り込むことの難しさ、
単行本を出せたとしても、採算ベースに乗ることの難しさを表してくれています。
出版社に持ち込み、賞を取り、連載を獲得し、単行本を出し、大ヒットするという典型的な漫画家成功への道筋は
以前より過酷な道となっています。
素晴らしい内容ですが、ちょっとおかしいかなと思ったこともいくつかあります。
まず、小説家や音楽家で成功するのも、漫画家同様、いやそれ以上に狭き門なので、特に漫画だけ悲惨ということは無いでしょう。
表現で生計を立てて行くのはもともと困難な道です、それを覚悟して目指してもらいたいです。
また、既存の漫画家が新人を潰していると批判さていますが、それは市場が縮小していく業界ではどの業界でも
起こっていることで、責められることでは無いです。
既存の漫画家も生き残るために必死にならざるをえないのが現状です。
最後に、この本では同人誌がおいしいと書いていますが、もはやそうではありません。
プロアマ共に同人で描く人が増えて、同人誌でも買ってもらえる作品のレベルが上がっています。
わいせつ表現や著作権など、法律に触れるかも知れないリスクを取ったとしても、
採算が取れる部数を販売するのは大変困難な状態です。
漫画業界に希望があるとするなら、雑誌連載作品ではなく、この本のような描き下しの漫画が数多く出てヒット作が出る
ことでしょう。
その結果、延命に延命を重ねて腐臭を放っている長期連載漫画が減り、しっかりと完結する
良質な描き下しの漫画が増えるのではないでしょうか。
2011年6月28日に日本でレビュー済み
書いてある内容のほとんどは、
すでに十年前から新聞やネットなどでも取り上げられていることであり、
とくに目新しい事実もなく今更感は否めません。
ネタ元は「嫌韓流」と同じようにネット情報の寄せ集めと
編集者から聞いたことがほとんどで、肝心の作者なりの分析がありません。
しかも、内容はわざわざ漫画で表現する必要はなく、
一応、絵と台詞で読ませるという漫画の体裁ではあるものの、
登場人物の説明調の台詞と図解であり、
これならば素直に文章で表現したほうが簡潔で分かりやすいでしょう。
(文章で説明するならページ数は10分の1で済むような内容量です)
テーマ以前に、そもそもこの作品自体が漫画として稚拙であり、
作者は一度でいいからエンターテイメント作品を描いて、
中堅程度の漫画編集部に持ち込みでもして勉強すべきです。
これは漫画というより、
文章をコマの中で登場人物にしゃべらせているだけの作品です。
幸い作者自身は、動画サイトなどの保守系論客という立場に安住しつつあるようですが、
漫画業界を憂う前に、自分自身が一人前の漫画家なのかどうかを見つめ直したほうがよいでしょう。
すでに十年前から新聞やネットなどでも取り上げられていることであり、
とくに目新しい事実もなく今更感は否めません。
ネタ元は「嫌韓流」と同じようにネット情報の寄せ集めと
編集者から聞いたことがほとんどで、肝心の作者なりの分析がありません。
しかも、内容はわざわざ漫画で表現する必要はなく、
一応、絵と台詞で読ませるという漫画の体裁ではあるものの、
登場人物の説明調の台詞と図解であり、
これならば素直に文章で表現したほうが簡潔で分かりやすいでしょう。
(文章で説明するならページ数は10分の1で済むような内容量です)
テーマ以前に、そもそもこの作品自体が漫画として稚拙であり、
作者は一度でいいからエンターテイメント作品を描いて、
中堅程度の漫画編集部に持ち込みでもして勉強すべきです。
これは漫画というより、
文章をコマの中で登場人物にしゃべらせているだけの作品です。
幸い作者自身は、動画サイトなどの保守系論客という立場に安住しつつあるようですが、
漫画業界を憂う前に、自分自身が一人前の漫画家なのかどうかを見つめ直したほうがよいでしょう。
2011年8月29日に日本でレビュー済み
プロの漫画家を目指していた女子高生達が、知人のプロ漫画家から商業漫画の未来は暗いという話を聞かされたあとに、気持ちを切り替えて、売れっ子同人漫画家を目指すというストーリーマンガです。
多くの資料や取材を元に描かれていて、読み応えはありました。
だけどこの漫画のオチはないでしょう?
自分はこの著者(山野車輪氏)が商業漫画家デビュー前に書いていた自費出版のマンガ(嫌韓流のプロトタイプのようなマンガでした)やWEBマンガも読んだことがあります。
そのころの車輪さんは自身のサイトで、売れるためにエッチな同人マンガを描くのがどうしても苦手だということや、自分が漫画で描きたいオリジナルのストーリーを心に貯めてることを夢いっぱいに語っていました。
それだけに、この漫画のオチには本当に失望しました。
それに、日本では「同人マンガの文化を不愉快だと思っている層」の人達が確実にいます。
そういう層の人達は、同人漫画には著作権的にグレーな作品が少なくないことと、性的表現がある同人漫画が人気が高いことを苦々しく感じているそうです。
もしもそういう層が政治や経済の世界で力をもったなら、同人漫画が弾圧されることもありえない話ではないです。
車輪氏が過去に自身の漫画で擁護していた保守派の政治家にも、性的な漫画表現を弾圧したい考えの人はいます。
漫画を描いて売って儲けることを目標にするのなら、同人漫画の未来もけして明るいと言えないのです。
車輪氏がこれらのことを知らないはずがないのに、この漫画でそういうことには一切触れていなかったのは、なんだかズルイ気がしました。
多くの資料や取材を元に描かれていて、読み応えはありました。
だけどこの漫画のオチはないでしょう?
自分はこの著者(山野車輪氏)が商業漫画家デビュー前に書いていた自費出版のマンガ(嫌韓流のプロトタイプのようなマンガでした)やWEBマンガも読んだことがあります。
そのころの車輪さんは自身のサイトで、売れるためにエッチな同人マンガを描くのがどうしても苦手だということや、自分が漫画で描きたいオリジナルのストーリーを心に貯めてることを夢いっぱいに語っていました。
それだけに、この漫画のオチには本当に失望しました。
それに、日本では「同人マンガの文化を不愉快だと思っている層」の人達が確実にいます。
そういう層の人達は、同人漫画には著作権的にグレーな作品が少なくないことと、性的表現がある同人漫画が人気が高いことを苦々しく感じているそうです。
もしもそういう層が政治や経済の世界で力をもったなら、同人漫画が弾圧されることもありえない話ではないです。
車輪氏が過去に自身の漫画で擁護していた保守派の政治家にも、性的な漫画表現を弾圧したい考えの人はいます。
漫画を描いて売って儲けることを目標にするのなら、同人漫画の未来もけして明るいと言えないのです。
車輪氏がこれらのことを知らないはずがないのに、この漫画でそういうことには一切触れていなかったのは、なんだかズルイ気がしました。
2011年6月13日に日本でレビュー済み
漫画業界の中の人、山野車輪氏が、膨大なデータの中から見い出した知見を1冊にまとめた良書。
良書ゆえに口に苦し。
表紙にある「炎上」の文字から内部告発的な雰囲気を醸し出す本書だが、読んでみると中身はデータと分析の集積になっており、読み進めるうちに印象が大きくが変わった。とにかくグラフなどの資料が多い。
マンガ市場の規模が縮小していることや、特定の作品だけが集中して売れていることは知られているが、その中でどんなことが起きているか?
例えば、主要3誌の売上推移や、経済的観点で見た同人誌と漫画の関係など、あまりつまびらかにされてこなかったことを、きちんと分析している。
最近、漫画家自身による漫画業界の内部告発的な話題が、ゴシップな印象で取り沙汰されることが増えたが、実際はその言説に一般人に受け入れられにくい部分があるなど、それほど大きくは広がらなかった。
本書は、そういった告発的要素というよりは、本邦唯一の漫画産業分析書である、中野晴行氏の マンガ産業論 の流れを組み、リサーチや分析、漫画雑誌を活動起点としない山野氏の漫画業界サイドから見た言説になっている。
タイトルに書いたとおり、中途半端に漫画業界に関わっている人間にとっては少々読解が難しく、単に批判されているだけのように感じるかも知れない。「ここにあるデータを建設的に受け止められて、はじめて大人の議論に参加できる。」そんな、読むために胆力が必要な書籍ではないか。
誤解を恐れずに言うと、業界の関係者がこの本を見て、漫画としての出来に目が行ってしまうようでは、少々心もとない。
解釈は色々あり、そこへの反論はあると思うが、きちんと中身を読み込んで、読み手として自分の意見を発言するところまで到達するには、かなり深い業界への洞察と、漫画を一つの産業と見ることが出来る広い視野が必要になる。重い一冊であると思う。
惜しむらくは、今後の漫画家のあり方など、将来についての展望が少ないことか。
その為、☆は4つ。これはページ数の都合もあることだと思われ、続刊に期待する。
また、逆に大手雑誌出版社サイドからの同じ観点の言説も聞いてみたいところ。
いずれにせよ、一つのジャンルを打ち立てそうな、今後に期待の持てる作品。
良書ゆえに口に苦し。
表紙にある「炎上」の文字から内部告発的な雰囲気を醸し出す本書だが、読んでみると中身はデータと分析の集積になっており、読み進めるうちに印象が大きくが変わった。とにかくグラフなどの資料が多い。
マンガ市場の規模が縮小していることや、特定の作品だけが集中して売れていることは知られているが、その中でどんなことが起きているか?
例えば、主要3誌の売上推移や、経済的観点で見た同人誌と漫画の関係など、あまりつまびらかにされてこなかったことを、きちんと分析している。
最近、漫画家自身による漫画業界の内部告発的な話題が、ゴシップな印象で取り沙汰されることが増えたが、実際はその言説に一般人に受け入れられにくい部分があるなど、それほど大きくは広がらなかった。
本書は、そういった告発的要素というよりは、本邦唯一の漫画産業分析書である、中野晴行氏の マンガ産業論 の流れを組み、リサーチや分析、漫画雑誌を活動起点としない山野氏の漫画業界サイドから見た言説になっている。
タイトルに書いたとおり、中途半端に漫画業界に関わっている人間にとっては少々読解が難しく、単に批判されているだけのように感じるかも知れない。「ここにあるデータを建設的に受け止められて、はじめて大人の議論に参加できる。」そんな、読むために胆力が必要な書籍ではないか。
誤解を恐れずに言うと、業界の関係者がこの本を見て、漫画としての出来に目が行ってしまうようでは、少々心もとない。
解釈は色々あり、そこへの反論はあると思うが、きちんと中身を読み込んで、読み手として自分の意見を発言するところまで到達するには、かなり深い業界への洞察と、漫画を一つの産業と見ることが出来る広い視野が必要になる。重い一冊であると思う。
惜しむらくは、今後の漫画家のあり方など、将来についての展望が少ないことか。
その為、☆は4つ。これはページ数の都合もあることだと思われ、続刊に期待する。
また、逆に大手雑誌出版社サイドからの同じ観点の言説も聞いてみたいところ。
いずれにせよ、一つのジャンルを打ち立てそうな、今後に期待の持てる作品。
2011年7月17日に日本でレビュー済み
タイトル付けるとしたら、まあこんな感じかな、と。
山野の著作の特徴的なところを挙げるとするなら、まあ他のレビュアーさんも言ってる通り膨大なデータ・資料を持ち出して、それを根拠に自論を畳み掛けるように押し込んでいくスタイルだと思うんですが、今回もそんな感じですね。まあ嫌韓・若者奴隷あたりに比べたら、幾分かマシかな、って感じがしました。内容の問題ですかね。
ちなみに山野の絵の下手さを言う人が結構いますけど、嫌韓の出始めの頃に比べればそこそこ良くなってるような感じがするのは私だけですかね?
山野の著作の特徴的なところを挙げるとするなら、まあ他のレビュアーさんも言ってる通り膨大なデータ・資料を持ち出して、それを根拠に自論を畳み掛けるように押し込んでいくスタイルだと思うんですが、今回もそんな感じですね。まあ嫌韓・若者奴隷あたりに比べたら、幾分かマシかな、って感じがしました。内容の問題ですかね。
ちなみに山野の絵の下手さを言う人が結構いますけど、嫌韓の出始めの頃に比べればそこそこ良くなってるような感じがするのは私だけですかね?