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おいしいコーヒーの経済論(「キリマンジャロの」苦い現実) 単行本 – 2009/6/9

4.6 5つ星のうち4.6 6個の評価

商品の説明

著者について

コーヒーの経済研究の第一人者による画期的な業績!
コーヒー好きの人はもちろん、
南北問題や農業問題、フェアトレードに
関心ある方々にも必読の一冊です。

不公正な貿易を変えるために!

この本には、次のような知識と提案が満載です。
◎一杯のコーヒーをおいしく飲むために知っておいた方がいいこと
◎コーヒーをおいしく飲んで、世界の仕組みを少しはマシにする方法
◎コーヒーを飲みながら、コーヒー豆を作る人々の暮らしを想像する
◎コーヒー一杯の価格が、生産者から見て数百倍になっている理由
◎フェアトレードがなかなかのスグレモノである理由について、等々

◆コーヒーをめぐる情報をよく知ればその味わいがもっと深くなります◆

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 太田出版 (2009/6/9)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/6/9
  • 単行本 ‏ : ‎ 216ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 477831171X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4778311711
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 6個の評価

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辻村 英之
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても綺麗な状態で大変満足しております。今後注文をすることがありましたらよろしくお願いいたします。
2009年8月5日に日本でレビュー済み
普段何気なく飲んでいるコーヒーについて
最近(特にシアトル系の珈琲ショップで)「フェアトレード」という言葉を
よく耳にするようになった。内容については詳しく知ることも知ろうともしていなかった。
しかし、その響きから

・生産者から適正な価格で豆を購入

していると認識していた。
だから、多少高くても「フェアトレードの珈琲」を購入したらよい。
って単純に考えていて、
何が、どのように、”良い”かなんて、考えてもいません。

そんな無知識の中で、
・コーヒー豆を作る人たちの暮らし
・コーヒー価格の構成
・フェアトレードの仕組み
知ることでこれまで何気なく飲んでいた珈琲を
深く味わうことができるようになります。

著者は京都大学農学部の先生です。
歴史的な背景から現在までの農業問題について
10年以上にわたり何度も現地(キリマンジャロ)に足を運び、
取材し対策を行っている方のようです。

「キリマンジャロ」「モカ」は生産量の多くが日本に輸入されており、
日本人において人気のある銘柄のようです。
これらの銘柄の味覚が日本人にあっているというのもあるのでしょうが、
単にそれだけではなく、メーカーの戦略(宣伝)でもあるようです。
「ブルーマウンテン」にいたっては、生産量の9割余りがを日本が買い占めている。
そのために価格が高騰している。

しかし、喫茶店で飲む一杯の珈琲の0.9%(450円のうち2円程度)しか
生産者の手に渡らず、輸入業者や焙煎など中間業者と小売店にそのほとんどが
渡っているようです。「フェアトレード」はこの問題を解決するための
一つの仕組みです。しかし、直近でも「フェアトレードの珈琲」は
取引量の数%にとどまっているようです。

こういった現状を知り、何か力になりたいと思う。
とりあえず「フェアトレードの珈琲」を意識することからはじめます。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年10月4日に日本でレビュー済み
コーヒーの香味は一般的に、七割が生豆の生産・流通、二割が焙煎、一割が抽出の技術に依存するといわれている。

しかし、コーヒー豆の国際価格の乱高下は生産者の生活を不安定にし、貿易業者の買い叩きにより、生産者の手取りは極端に低く抑えられ、98年の場合・・喫茶店で一杯450円の「キリマンジャロ」を飲んだとすると、そのうちのタンザニアの生産差者の取り分は、たったの2円しかない。

収入の不安定さ、少なさから、タンザニアの優良産地では、子供達が教育を受けられなくなるだけでなく、農家がコーヒーの栽培をやめ、とうもろこしの栽培を拡大したり、コーヒーの木に必要な日陰を作っている木を材木用に切り出して売ってしまったりして、森林を疎林として残し、その高木・中木を日陰樹(シェイド・ツリー)として活用している環境保全的な農法が消えていくと同時に、味わい深いコーヒーの生産が消滅していってしまう。

「神の見えざる手」である市場原理にまかせていては、南北格差は広がり、農業生産は環境収奪的なものとなり、子供は教育を受けることができなくなり、ひいては生産物自体の質が落ちてしまうという「市場原理による負の連鎖」実態が明らかにされている。

一方問題意識を持った人たちが取り組むフェアートレードによって逆の経済的な「プラスの連鎖」もつくり出されてきている。

世の中は人の「思い」によって動かせるものなのだということを力強く証明して見せている本。

この本を読めば、貴方もフェアートレードコーヒーを探して飲んでみたくなります。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月3日に日本でレビュー済み
ありふれたフェアトレード推進論の本。明るく素朴な発展途上国のコーヒー豆生産者から、先進国のコーヒー業者が買い叩いているとし、フェアトレードが進まない理由は消費者の無理解にあるとする内容。論理展開は非常に甘く、特に目新しい点もなかった。

途上国の農家の生活(一般的かどうかはわからないが)や、一般的なフェアトレード推進論者がどのような主張をしているかを知るにはいいかも知れない。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート