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ゼロから始める都市型狩猟採集生活 単行本 – 2010/8/4

4.0 5つ星のうち4.0 64個の評価

<都市の幸>で暮らす。
そのとききみは、政治、経済、労働、あらゆるものから解放され、きみ自身にしかできない生活を獲得するだろう。

「0円ハウス」で注目を集める著者による、都市で創造的に生きるための方法論!!

商品の説明

著者について

坂口恭平(さかぐち・きょうへい) 1978年熊本生まれ。建築家/作家。 早稲田大学理工学部建築学科卒業後、2004年に日本の路上生活者の住居を収めた写真集『0円ハウス』(リトルモア)を刊行。2006年カナダ、バンクーバー美術館にて初の個展、2007年にはケニアのナイロビで世界会議フォーラムに参加。2008年、隅田川に住む路上生活の達人・鈴木さんの生活を記録した『TOKYO 0円ハウス 0円生活』(大和書房刊)を刊行し、翌2009年には自身も実際に多摩川生活を経験する。 他の著作に『隅田川のエジソン』(青山出版社)、『TOKYO一坪遺産』(春秋社)などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 太田出版 (2010/8/4)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/8/4
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 184ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4778311752
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4778311759
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 64個の評価

著者について

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坂口 恭平
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初はただのホームレスじゃん!と思ったが、本を読み進めるとをうではないと分かった。YouTubeでホームレスを取材した動画があるが、その方達も好きでホームレスをしている方が多くいる事が分かった。なぜ好きでその暮らしをしているのかの解を教えてくれる様な本だ。もちろん卑屈に劣等感に苛まれている方もいるが、生活保護などのシステムがある日本で自分の意思でホームレスをしている方は視点を変えれば真の自由を謳歌している人々なのかもしれない。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年1月3日に日本でレビュー済み
路上生活者の師匠・隅田川の鈴木さんと多摩川のロビンソンたちから学んだ「0円ハウス」の生活の知恵を紹介本です。

坂口氏が「都市の幸」と呼んでいるものは、一般的には「都市のゴミ」と呼べるものです。コンビニの廃棄弁当だけでなく、電化製品でも衣服でも、まだまだ使えるものや新品だってたくさんあることに対して、もったいないと誰もが思っていることでしょう。そこで、路上生活者者たちは、それを獲得しながら、物質的にも豊かな暮らしを送っています。

「RPG的ホームレス入門」としても有効な実践本だが、坂口氏のことを知っている方なら、それだけではないことが当然理解できていると思います。だれでもできるこう言った世界を知ることで、ひとりひとりの思考を展開させ、新たな視点を加えることが目標とされている。

建築学科出身の坂口氏は、そういったヒエラルキーの逆転現象のようなことに感化され、持ち前のコミュニケーション力で、グイグイと話を聞き出している。それは、子供や動物に対する姿勢と変わらぬ、同じ視線で語ることのできる天性のものだと思う。それに加えて、若者の「行動力」というものに魅了され、そこに自分の何かを重ねているのではないだろうか?

目次からも、生活の豊富さが見えてくる。これだけ生の声を聞けたこともなく、また、自分もまたその生活を行なっているいるかのようなリアリティが在って、なんだかとても温かいものに感じる。

生活や価値観の倒錯はこういったものから生まれてくる。もっと広がれば良い。

目次

 はじめに

1 衣服と食事を確保する
 無職・無一文のきみ
 衣服は日々実る
 食べ物に困ることはない
 酒、煙草、シャワーで疲れを癒やす

2 寝床を確保し、パーティを組む
 ダンボールハウスのつくり方
 ザ・ベスト・ダンボールハウス
 次のステージへ向かう前に
 パーティを組もう
 おいしい食事のありか
 路上には娯楽スポットもある
 師匠を見つける

3 生業を手にする
 もうどこかに勤めるのはよそう
 〈都市の幸〉で稼ぐ
 どんな生業があるのか
 店を開業してみる

4 巣づくり―― 準備編
 自分で家をつくるということ
 まずは土地を見つける
 インフラの考え方を変える
 設備と家を分離させる

5 巣づくり――実践編
 壊れても建て直せる家
 隅田川の鈴木さん
 多摩川のロビンソン・クルーソー
 代々木公園の禅僧
 都市型狩猟採集生活の目的

6 都市を違った目で見る
 机の下の空間
 六〇年代カルチャーの衝撃
 建築家なしの建築
 〇円ハウスとの出会い
 見えない空間を感じと
 今和次郎の考現学
 猪谷六合雄のモバイルハウス
 都市型狩猟採集生活というアイデア
 新しき都市型狩猟採集民たちへ

 おわりに
 文庫版のためのあとがき

 解説 九龍ジョー
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は現在の都心でも狩猟民族のような生き方が可能であることを実体験を踏まえて説明している。
この具体的な方法論は、実体験に基づいている内容であり、その具体例は、それだけでも十分面白い。

しかし、著者が伝えたいことは、「やろうと思えば、こんな生活もできますよ!」という事だけではない。

どんな人生を送りたいのか、真剣に考えるべき、行動するべきということを著者は投げかけている。
「こんな考え方で、こんな生活をすれば、正直お金なんて全く必要ない。君たちは、本当はどう生きたいんだ?」
「自分の頭で考えて、人生の目的や、自分のやりたい生活、やりたい仕事などを考えたことがあるのか?」
金を稼ぐ為に毎日仕事をするという当たり前の事実を著者は鼻で笑っている。そんな生き方は本当に楽しいのか。

そもそも、人間の生活にはいったい何がどれだけ必要なのか?金はそんなに大事か?
社会システムに組み込まれて生きていくのではなく、自分の考えや行動に責任をもち「自分の考え」と
「行動する勇気」で人生を切り開いてみないか?その方が、人生はずーっと面白いはずだ。作者はそう
言っている。

一つ一つの事例は極端な記述になっている部分もあるが、真剣に考えるということは、ここまで行動する
事だと改めて感じることができる。「考える」ことの裏側には、必ず「行動する」ことが伴う。そのことを思いだした。
考えているだけで、行動しない事は、本当に考えているとは言えない。何も実態が伴わないのだから・・・。
内容以上に考えさせられ、勇気をもって行動することの大事さを教えてくれる良著だと思う。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いち個人の意見として面白いと思いました。
こういう考え方もあるんですね。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
誰にでもこの本の実践を勧めようとは思いませんが、生存権の原点回帰という点では重要な示唆に富んだ一冊です。

リーマンショックでの派遣切りで、ガックリ落ち込んで湯浅誠氏に頼って年越し村で引き籠っていたしていた方々。
一方では、墨田川河畔や上野公園では、ブルーシート村で逞しく生きる方々が、テレビで紅白観ながら焼き肉宴会で
酒を酌み交わしてドンチャン騒ぎをしている。どちらが「幸福度・生活満足度」が高いのでしょうか?

私自身、墨田川河畔(新大橋〜浜町公園対岸)の住人ですが、73歳の母親曰く、「なんというひ弱な人種が増えたか」
と嘆いていました。母親は北九州の港湾労働者と炭鉱労働者の交通の要衝の駅近辺で育った女ですが、戦後数年は、
冬になると駅前や繁華街の傍らで、いくらでも生き倒れの死人を見ているし、それが当り前だった。本来、小倉への
原爆投下で死ぬ可能性が極めて高かったし、私自身も文字通り「生きてるだけで丸儲け」なんです。

都市化した東京を狩猟の対象として捉え、ちょっとしたルールさえ守れば豊かな採集のフィールドとして利用できる。
それを極めて具体的かつ肯定的に捉えた生き方。しかも社会的な貢献さえ実現している。Win・Winの関係構築ですね。

人間本来の逞しさへの回帰を示す良書です。一読の価値は絶対にありますし、元気が出ます。逆にこの本の内容を
忌避するひとは、本当の意味での「負け組」でしょう。自分自身を貶めるのは、もう止めませんか?

追記:この本は小説ですが、地域とWin・Winの関係構築がよりリアルに描かれていて、お勧めできます。
隅田川のエジソン
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ホームレスに対して甘えてる、怠けてる、可哀想などといったイメージを勝手に持っていましたが、
本書を読んで、まずそれは一方的過ぎるイメージだと気づかされた。
創意工夫にあふれる生活、ある面で自分なんかよりもよっぽど活き活きと生きているんだな、と。
「TOKYO 0円ハウス0円生活」とかぶっている内容もあるにはありましたが、とても面白く読めました。

ただ、著者は都市型狩猟採集生活を実践してるのだろうか?
そこが気になりました。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
情報量という点では、同じ著者による「隅田川のエジソン」であるとか「TOKYO 0円ハウス生活」
のほうが多いのかもしれない。
本書はこうした一連の著作を洗練させたマニュアル的側面をもつ。

だが、そうしたマニュアル面だけにとどまらない。
「高い解像度で都市を見ることができるようになったきみは、社会のルールを何一つ変えることなく、
文句一つ言うことなく、独自の生活をつくり出すことに成功する。・・・
 社会システムは、いくら変化させてもまた同じ循環を繰り返し、人間を苦しめつづけるだろう。それよりも
まず、きみの精神、視点、創造性を変革させるのだ。・・・
 <都市の幸>で暮らすことは、きみが起こすことのできる唯一の革命なのだ」(本書P148)
坂口恭平は都市のレイヤーの中に、新たな思想の鉱脈を発見したのである。
目下、彼の関心は土地所有制度への批判にあるという。さらなる発酵が期待される。

 思えば、同じ版元から、かつて、同じ版型、同じ色調の本が出ていたことを思い出す。
その本は精神をチューニングするツールを標榜していた。そして、ある種の人間には福音になった。
「完全自殺マニュアル」という本である。

「人間、どんな状態になっても、ぜったい生きていけるよ」(本書P179)
 zeroになること、zeroから始めることで得られる絶対的な肯定感覚。このような本が出現するために
17年という時を経なければならなかったのだ。
61人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の題名の「都市型狩猟採集生活」とは、単に「ゴミ集め」のこと。
人間らしさを捨てることを覚悟している世捨て人向けの本だと思います。
ただし、内容はかなり薄いです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート