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青い花(8)(完) (Fx COMICS) コミック – 2013/9/12

4.8 5つ星のうち4.8 233個の評価

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購入オプションとあわせ買い

◆胸キュン“ガール・ミーツ・ガール"ストーリー、
ついに感動の完結! ! ! ! !

◆人を好きになることが こんなにみにくいことだと 知らなかった
泣き虫な美少女・ふみと、しっかり者の元気娘・あきら。
幼なじみの二人が再会したのは、高校生になった15歳の春。
二人がわかちあったたくさんの思い出。笑顔と涙。恋と友情。
少女たちの未来を照らすものは――。
続きを読む もっと少なく読む
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 太田出版 (2013/9/12)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/9/12
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 190ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4778322096
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4778322090
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 1.7 x 21 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 233個の評価

著者について

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志村 貴子
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神奈川県生まれ。漫画家。1997年、「ぼくは、おんなのこ」でデビュー(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『龍馬伝 (3)』(ISBN-10:4046311177)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
233グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大きめのサイズでとても読みやすかったです。さらさらとのびやかにかかれた画風がとても素敵な作品です。ストーリーも、優しく、切なく心に残ります。女の子たちの様々な心境、成長していく中での変化が繊細に描かれています。物語の舞台が鎌倉というのも、物語を美しくしている要素の1つだと思います。海も近く、鎌倉の少し懐かしいような不思議な雰囲気の中で、みずみずしい恋をする、素敵なお話です。ぜひ読んでみてください。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大好きだった作品がついに終わってしまった。
1学年3巻ペースだったから、9巻までいくと見越していたので8巻完結は残念な気がしていた
が、読み終えてみると間延びせずにラストまで行き着くにはベストだったかも。
(とにかくこの作品は、日常生活がたんたんと描かれているだけなので)

当初、バスケ部の先輩に一目惚れされ、いきなりキスされたり「いかにもマンガ」的なストーリー
展開だったが、回を重ねるごとにどんどんリアルに洗練されていき、最終的には丁寧な心理描写で
心の揺れ動きを描き切り、見事に大団円までつなげて行った。素晴らしい。

8巻はこれまで以上に、さして何事も起こらずたんたんと物語が進んでいった。
実際、最後の2話にさしかかった時「大丈夫かコレ?どうまとめるつもりなんだ?」と軽い恐怖心
に襲われた。(あまりにもあっけなく卒業式が終わってしまったから)
しかし、表面上の起伏のなさとは裏腹に、あーちゃんの心の葛藤という面ではまさに激動。
この8巻は、あーちゃんの心の物語、成長していく人間の上質な心理劇だったのかもしれない。
7巻までの流れから、混沌としたやりきれないラストも予感していただけに“未来を照らしてくれる”
結末まで持っていってくれた志村先生の手腕にただただ感服します。お疲れさまでした。

最後にあくまで個人的な感想として・・・(作品のクオリティとは一切関係ない事ですが)
ラストは式場のシーンで終わってくれた方が良かったような。最後の家のシーンは、無くても良い
かいったん終わった後のエピローグの方が自分的には嬉しかったかな。
※熱を持ったままラストの余韻を後々まで楽しみたいという完全に個人的好みの話し。
 もちろん、1巻冒頭の「起きなさーい」から始まる目覚めの話しの完結と分かってはいるけど。

それにしても本当に素晴らしい作品に巡り遭ったものだ。ありがとう。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
終わってしまいました。
近年まれにみる傑作だった。

「なぜ」にはじまり「こうして・・・」と
展開する「納得」という了解のシステムを前提とした
物語にうんざりしていたので、微細な心の動きや葛藤
を絵の連鎖で醸成する以外の手段を一切拝した本作を
とても楽しみに追いかけてきました。

彼女達の心の本当のところはよくわからない。
何にひかれてこだわりひっかかり、思いためらい、
もてあましているのか・・・寡黙だが重いセリフの内容と
は裏腹に具体的なところは直接的には描かれてはいない。
セリフとして出てくるのはそれがこぼれおちる決定的な
瞬間だけだ。
その緊張感がとてもいい。
30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 良い話でした!ハッピーエンドでよかったです。
 でも最後のほうとか見て思ったことは後日談が見たいということです。
 みんな(作品の中の)が色々乗り越えて苦労しての結末だったと思うのでそんなみんなが終始わらっていられる話が欲しいと思いました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何年もかかって成長した沢山の登場人物たちが、それぞれの人生を歩んで行きます。
ほぼ全員が集まる結婚式を最後に持ってきたのが、長編群像劇の大団円らしくて感動的でした。
普通なら手に取ることもなかった類いの漫画ですが、出会えて本当に良かった、と思います。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作者は割と仄めかす演出が多い
もう少し説明が欲しい事が多かった
結局ハッピーエンドではあるんだが、
読書としては長い長い葛藤を見せられて
ようやく上手く付き合うようになったら終わりかい!
って感じです
後日談あれば納得いくかも
2013年9月12日に日本でレビュー済み
「放浪息子」に続いて志村先生のもうひとつの代表作が完結。
以下、ネタバレあります。

高校1年生の入学式の日に別々の高校へ進学していた幼馴染のあきらとふみが再会して早3年。
彼女たちも学び舎を巣立つ日がやって来ました。
ですが、ふみと付き合い始めたもののあきらのふみへの気持ちはちょうど
「身体の急激な成長に精神が追い付いていっていない」ような不安定さに苛まれる。
女の子同士とはいえ、おそらく同級生の他の大多数の女の子たちよりも遥かに早く「セックス」までしたのに。
(京子さんはともかくとして、モギー・やっさん・ポンちゃんの三人娘よりも確実に早かった)
それでも・・・それでも「自身に対するふみの気持ち」を受け止めきれず、また
「自分自身のふみに対する気持ち」も持て余すのである。

そしてとうとう二人の間に訪れた「関係の破綻」。

「お互いに好き」なのに、「同じ好きではない」とは一体何?

多感な少女時代は終わりを告げようとしていた。二人も遂に成人して「大人」になる。
少女に別れを告げたあきらの心に訪れた変化は二人を再び結びつけるのか。

第一巻の冒頭であきらを起こす声がラストシーンの「おはよう」に繋がり、あきらの中で眠っていた女性が目覚めた。
この物語は「あきらが恋に目覚める物語」であったのだ。
ふみがあきらを染めていったようで、その実はお互いの色に染まり合っていった二人だったことを示唆する第8巻の表紙。
モギーは忍と結婚へカウントダウン。あきらのお義姉さんになる模様。
(ということは、忍はあきらとふみの関係を認めないわけにはいかなくなった。だってモギーが強力に味方することが確実なので)

可憐な少女時代が終わりを告げても「愛に変わった想い」には続きがあるようだ。
もうお互いの心を求めるのにも身体を求めるのにも躊躇や迷いはないだろう。
65人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年8月21日に日本でレビュー済み
全8巻。私は、この8巻が最高に好きです。
読み終わった瞬間に読み返しました。

私は、身長が高い女の子が好きです。
そして身長は低いので(笑)、私は男なのですがあーちゃんに結構感情移入して読んでました。
恋愛にも疎い方ですので(汗)

この巻、ふみちゃんは2回大泣きします。
この2回の大泣きが、この漫画の総括というか。
1巻で泣いて始まり、8巻で泣いてまた泣いて、終わります。

「ふみちゃんはすぐ泣くんだから・・・」

そんなあーちゃんもこの巻では少し泣いてて、彼女たちの
お互いを真剣に思いやる気持ちに、月並み言葉ですが、「ぐっと」きました。

もう、とにかく、ハッピーエンドで良かった。
現実は多分もっと、難しいというか。
ちずちゃんが取った道になってても、おかしくないと思うんですが・・・
漫画だからと言っては失礼かもしれない、でも、本当にハッピーエンドで良かった。
「この2人がハッピーエンドで終わらなかったらどうしようと・・・」
読み終わるまでハラハラしていましたが、本当に良かった。

話は少し変わりますが、志村さんは、本当に絵とその間の取り方が上手い漫画家さんですね。
敢えてすべて描かないで、読者の想像力に一部お任せするところが、漫画に奥行きを持たせていると思います。
構図も、真っ白だったり真っ黒だったりする背景も、女の子の表情や髪の毛、何から何まで、とても綺麗。
特にカラーイラストの水彩の塗りには感動します。

今年の夏に、この漫画に出会えてよかった。ありがとうございました。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート