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なぜ日本人はモーツァルトが好きなのか (幻冬舎ルネッサンス新書) 新書 – 2012/2/23
匠 薫
(著)
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購入オプションとあわせ買い
戦前の音楽といえばバッハ、ベートーヴェン、ブラームスの三大B。しかし、すべては敗戦で一転する。誇りと希望を失った日本人の心に、平和な優しいモーツァルトの旋律は深く響いた。やがて、彼は日本で最も愛される作曲家になった。本書では、西洋音楽とモーツァルトの作品が日本でどのように広がり、受け容れられていったかの過程を、明治、大正、昭和の歴史とともに辿る。
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎ルネッサンス
- 発売日2012/2/23
- ISBN-104779060575
- ISBN-13978-4779060571
商品の説明
著者について
2001年、オーストリア国立ウィーン大学哲学部音楽学学科修士課程卒業。現在、勤務の傍ら同大学博士課程在籍中。シューベルト・ソサイエティ会員。1997年より同会報誌に定期的に寄稿を行なっている。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎ルネッサンス (2012/2/23)
- 発売日 : 2012/2/23
- 言語 : 日本語
- 新書 : 272ページ
- ISBN-10 : 4779060575
- ISBN-13 : 978-4779060571
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,275,165位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中2.6つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年8月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書を読んでも、何故日本人がモーツアルト好きなのか、納得の行く説明は見出せませんでした。
2012年8月5日に日本でレビュー済み
近代以降、我が国が西洋音楽をどのように取り入れ、その中でモーツァルトがどのように愛されてきたかを多くの方の論考を引用しながら紡ぎだしていました。
筆者の匠薫さんは、2001年、オーストリア国立ウィーン大学哲学部音楽学学科修士課程を修了し、現在勤務の傍ら同大学博士課程在籍中の方でした。
『なぜ日本人はモーツァルトが好きなのか』という書名に惹かれました。
筆者がまえがきで本書の狙いが書かれていますので、ご紹介します。
「文明開化で西洋文化を受容した人々の啓蒙精神、その後被った政治・経済の荒波など、近代化の歩みを進める中で西洋音楽がどのように広まり、『モーツァルトが最も愛される作曲家』に至ったかの過程を、明治・大正・昭和の歴史とともに探ってみる」とあるように、近代日本における西洋音楽の受容史のような趣が伝わってきます。
実際、章立てを見ていただくと良く分かると思います。
第一章 幕末から明治時代、第二章 大正デモクラシーと太平洋戦争、第三章 戦後の復興と高度経済成長、第四章 モーツァルト・ブームの到来、という流れに、本書で伝えたかった音楽史が理解できるでしょう。
書名にあたる中心部分の記述は、第五章「日本人の美学とモーツァルト」に盛り込まれていると思いました。
224ページの「心に絡みる救済の音楽」の「欧米のロマン主義者が創り上げたモーツァルト像」では、「今や日本で、最も多くの楽曲が愛されるようになったモーツァルト。こうした社会的ブームや傾向は、個々の感性が積み重なって生まれるものである。では、モーツァルトは日本人の感性にどう響いたのだろうか。」と本質に迫ろうとしています。
232ページの「日本人の感性をくすぐるアレグロ」で「一方で、モーツァルトの旋律が心地よく響くのは、日本人自身がもつ気質や哲学、そして美意識に近いものがあったからだろう。」と述べ、海老沢教授の説を引用しています。「一見、自己主張が少ないかに見え、自然に耳を楽しませ、また心を和ませてくれるモーツァルトの音楽が、日本人の心を捉えたのであろう。」ということでした。
そして筆者は「中でもモーツァルトの短調作品に共鳴する日本人が多いのは、日本音楽が持つ既存の短調要素に基づくものである。」と記していました。この展開をもう少し掘り下げていただくと書名の答えにあたる部分が理解できると思うのですが・・・。
本書はドイツ語で書かれた筆者の卒論をベースにしているようで、ドイツ人に分かるように、近代日本おいてどのように西洋音楽が受け入れられたかという視点からモーツァルトの音楽を展開してありました。丹念に過去の文献に記載してある日本音楽史を追い求めてありますので、近代以降の音楽教育、西洋音楽の受け入れ状況を知るにはよくまとまっていたと思います。
筆者の匠薫さんは、2001年、オーストリア国立ウィーン大学哲学部音楽学学科修士課程を修了し、現在勤務の傍ら同大学博士課程在籍中の方でした。
『なぜ日本人はモーツァルトが好きなのか』という書名に惹かれました。
筆者がまえがきで本書の狙いが書かれていますので、ご紹介します。
「文明開化で西洋文化を受容した人々の啓蒙精神、その後被った政治・経済の荒波など、近代化の歩みを進める中で西洋音楽がどのように広まり、『モーツァルトが最も愛される作曲家』に至ったかの過程を、明治・大正・昭和の歴史とともに探ってみる」とあるように、近代日本における西洋音楽の受容史のような趣が伝わってきます。
実際、章立てを見ていただくと良く分かると思います。
第一章 幕末から明治時代、第二章 大正デモクラシーと太平洋戦争、第三章 戦後の復興と高度経済成長、第四章 モーツァルト・ブームの到来、という流れに、本書で伝えたかった音楽史が理解できるでしょう。
書名にあたる中心部分の記述は、第五章「日本人の美学とモーツァルト」に盛り込まれていると思いました。
224ページの「心に絡みる救済の音楽」の「欧米のロマン主義者が創り上げたモーツァルト像」では、「今や日本で、最も多くの楽曲が愛されるようになったモーツァルト。こうした社会的ブームや傾向は、個々の感性が積み重なって生まれるものである。では、モーツァルトは日本人の感性にどう響いたのだろうか。」と本質に迫ろうとしています。
232ページの「日本人の感性をくすぐるアレグロ」で「一方で、モーツァルトの旋律が心地よく響くのは、日本人自身がもつ気質や哲学、そして美意識に近いものがあったからだろう。」と述べ、海老沢教授の説を引用しています。「一見、自己主張が少ないかに見え、自然に耳を楽しませ、また心を和ませてくれるモーツァルトの音楽が、日本人の心を捉えたのであろう。」ということでした。
そして筆者は「中でもモーツァルトの短調作品に共鳴する日本人が多いのは、日本音楽が持つ既存の短調要素に基づくものである。」と記していました。この展開をもう少し掘り下げていただくと書名の答えにあたる部分が理解できると思うのですが・・・。
本書はドイツ語で書かれた筆者の卒論をベースにしているようで、ドイツ人に分かるように、近代日本おいてどのように西洋音楽が受け入れられたかという視点からモーツァルトの音楽を展開してありました。丹念に過去の文献に記載してある日本音楽史を追い求めてありますので、近代以降の音楽教育、西洋音楽の受け入れ状況を知るにはよくまとまっていたと思います。