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死なないための智恵 単行本 – 2009/3/1

3.7 5つ星のうち3.7 3個の評価

死因の「解明」から、犯罪の「予防」へ これまで私はテレビなどで、事件の犯人像や死因に関する解説をしてきたが、解剖して死因を「解明」するだけでなく、犯罪や事件が起こらぬように「予防」し、撲滅対策を考えるのが法医学である。今回は従来触れなかった「予防」の部分に踏み込んで、事件に遭遇した際、どうすればいいのか、「死なないための智恵」について書いたのである。(「はじめに」より)
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ イースト・プレス (2009/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 214ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4781601200
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4781601205
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 3個の評価

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上野 正彦
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上位レビュー、対象国: 日本

2011年12月21日に日本でレビュー済み
人間は動脈を切られると噴水のように出血するので助からない場合が多い。動脈が心臓に近いほど激しく出血する。逆に、静脈を切られてもゆっくり出血するので、その間に処置をすれば助かる。動脈は酸素を多く含んでいるのでより赤く、静脈は二酸化炭素を多く含んでいるので、黒ずんだ赤色である。(採血する血が静脈)

力道山が刺されたのは小さな傷だったが、出血が少なかったので、本人はたいしたことがないと思って対処しなかった。しかし、実際は体内で腸を傷つけられていて、腸の中身が腹腔に漏れ出して腹膜炎で死んでしまった。

負傷して弱っている人には、とにかくマッサージが良いというのは危険。血管が切れている人にマッサージをすると、余計に出血する恐れがある。

耳の下の頚動脈を切られると非常に危険。人間はのどを切られても死なないが、頚動脈を切られれば大量に出血して死亡する。

脳出血はじわじわと血が回り、硬膜外出血や硬膜下出血の場合は、頭蓋骨の下に血液が50cc溜まるまで、頭を打ってから2〜3時間かかる。そして、出血が70ccになると意識不明となり、7〜8時間後には150ccにもなって死亡する。

オウム事件の際に西松長官が3発もの銃弾を受けて死亡しなかったが、この一番の原因は、銃弾がどれも動脈を外れていたからである。

人間は大脳を撃たれても即死しない。大脳を撃たれると意識はなくなるが、心臓などの臓器は機能する(しかし植物人間状態になる)。脳幹は自律神経の中枢があり、呼吸や心拍をさせる部位である。ここを撃たれると即死してしまう。

体内に残った弾丸を無理に取り出そうとするのは危険。ばい菌が体内に入る恐れもあるし、動脈を傷つける恐れもある。

砂に埋まって人間が死亡するのは、口から呼吸が出来なくて死亡するのではなく、砂の圧力で体が締め付けられ、呼吸ができなくなるからである。呼吸は鼻と口が開いていれば可能というのは大間違いで、そもそも肺は自発的に動く力がない。肋間筋の働きで肋骨と肋骨の間の筋肉が動き、横隔膜が腹を膨らませたり、へこませたりできるので、肺は動かされるのである。砂の中で体が圧迫され、これらの部分が動かなくなって呼吸できなくなるのである。いわゆる圧死である。

火災現場では、煙にまかれないように、1メートル以下に酸素がたまっているので、その空間に身を下げるようにする。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんとなくタイトルが気になって購入した本で、あまり内容は期待していませんでした。しかし読んでみると結構おもしろくサラッと読める本です。(本を読み慣れていない人でも大丈夫です。)

内容は著者が実際に起こった事件(最近から過去10年くらい)の解剖や考察からの対処法が書いてあります。中には、「拳銃を向けられたら。。。」という、多分助からないだろう的な対処法までまじめに紹介してあります。

これを購入してから、1)ペットボトルの水、2)チョコレート、3)GPS付の携帯電話、4)ハンカチを持ち歩くようになりました。(理由は読めばわかります)あと買い物の袋など、一見何に使うの?的なものもあります(笑)
何より暇潰しに最高な一冊だと思います★
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