¥1,749¥1,749 税込
ポイント: 17pt
(1%)
配送料 ¥480 6月10日-14日にお届け
発送元: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店 販売者: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店
¥870¥870 税込
配送料 ¥370 6月4日-5日にお届け
発送元: ブックマーケティング(ご注文確定前に表示の到着予定日をご確認下さい、ご注文後のキャンセルご遠慮下さい 販売者: ブックマーケティング(ご注文確定前に表示の到着予定日をご確認下さい、ご注文後のキャンセルご遠慮下さい
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
大仏をめぐろう 単行本 – 2010/9/16
購入オプションとあわせ買い
全国各地の大仏・大観音70体をカラー写真と詳細なデータで紹介。奈良・鎌倉をはじめとした歴史ある大仏から、「胎内めぐり」ができる大仏・大観音、地元住民に愛される「ご当地大仏」まで、著者が30年にわたり全国の大仏を訪問し気づいた、お寺めぐり、仏像めぐりの新しい楽しみを提案します。
【目次】
第1章 飛鳥~明治の大仏
―奈良・鎌倉「国宝二大仏」と歴史ある仏像たち―
奈良の大仏/鎌倉大仏/日本最古の仏像…それも大仏!(飛鳥大仏)/もうひとつの「奈良の大仏」(千葉県)/大仏の定義(大きさ・種類)/奈良、鎌倉…そして3番目は? 「日本三大仏」をめぐる(岐阜大仏、高岡大仏、兵庫大仏)
第2章 昭和・平成の大仏
―新素材、高層…新しい仏像の潮流―
大仏新時代の夜明け/胎内図解(高崎白衣大観音、東京湾観音、北海道大観音、牛久大仏)/大仏ここが日本一!/「高層大仏」をめぐる/びっくり大仏大集合!/メディア作品の中の大仏/高層大観音流行史
第3章 「ご当地大仏」をめぐる
―地元の人々に信仰される愛すべき大仏たちの世界―
北海道大仏レポート/「大仏+α」を楽しむ(地獄めぐり、美術館、名建築、動物園、宿泊、温泉)/あなたの街の大仏様/失われた大仏・失われゆく大仏
全国大仏・大観音一覧
【著者紹介】
坂原弘康(さかはらひろやす)
1971年、群馬県高崎市出身。幼き頃より高崎白衣大観音を見て過ごし、大仏・大観音に興味を持ち、以来30年以上全国の大仏・大観音を訪問し、独白の研究を続けている。仏像や神社仏閣に関す
るトークイペントの主催や、カルチャーセンターの講師も務めている。
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社イースト・プレス
- 発売日2010/9/16
- 寸法15 x 1.8 x 21 cm
- ISBN-10478160465X
- ISBN-13978-4781604657
商品の説明
著者について
1971年、群馬県高崎市出身。神社仏閣ライター。
幼き頃より高崎白衣大観 音を見て過ごし、大仏・大観音に興味を持ち、
以来30年以上全国の大仏・大観音を訪問し、独自の研究を続けている。
神社仏閣関連のトークイベントの主催や、カルチャースクールでの講師も務める。
公式ブログ「まんじまる流」http://manjimaru.cocolog-nifty.com/blog/
登録情報
- 出版社 : イースト・プレス (2010/9/16)
- 発売日 : 2010/9/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 176ページ
- ISBN-10 : 478160465X
- ISBN-13 : 978-4781604657
- 寸法 : 15 x 1.8 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 808,178位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 415位仏教美術
- - 117,180位ノンフィクション (本)
- - 189,328位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
神社仏閣専門家として、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌など各メディアで活動。
著書に三十年以上にわたる独自の大仏研究をまとめた日本初の大仏専門書『大仏をめぐろう』(イースト・プレス)など。
公式ブログ「坂原流」
http://sakahara.cocolog-nifty.com/blog/
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
前に購入して積ん読になっていた本の一つです。2010年に出版されたものなので、実際に大仏に会いに行く際は最新の情報を調べてから行くことをお勧めします。
巻頭と巻中にカラー写真掲載。大仏の見守る町で生まれ、大仏に魅せられた著者が30年間に巡った全国の大仏のうち、個性的なものを厳選して紹介しています。個々の大仏は1頁~4頁程度でモノクロ写真のみの紹介のものもありますが、大仏のみを扱った書籍は珍しいです。それぞれの大仏の写真、プロフィールとしてサイズ・制作年代・連絡先が記載され、隣の頁には著者が大仏に会いに行った記録と製作者情報などが短い文章で掲載されています。その多くは昭和・平成のコンクリート大仏ですが、B級スポットと言うなかれ。
個人が全てを手掛けて制作したものから大掛かりな建築まで、作者の芸術が爆発した超個性的なもの、テーマパークのシンボルとして展望台になっているもの、内部に仏像がいて信仰世界を再現したもの。木彫仏像や古い、いわゆる国宝・重文仏像でもそうですが、仏像はその制作技術・彫刻技術だけを評価するようなものではありません。仏像はただのオブジェではないのです。誰が、何のために、どうして造ったのか?仏像制作の発端には必ず何かしらの発願があり、祈りがある。そこには奈良時代から続く祈りと憧れとロマンの系譜がある。著者の文章からは、大仏に対する愛と製作者や地域の人びとに対する敬意が感じられます。ふざけた感じや失礼な感じが一切なくて、仏像を愛する私でも安心して読めました。もっと見たい!もっと聞きたい!という感じで、多くの大仏を紹介するために一人一人の大仏に対しては文章も写真も物足りないのが少し残念でした。
しかし、国宝ではなくても、素材が現代的であっても、大仏はやはり大仏。
大仏はその大きさゆえにその多くは地域のシンボルとなっています。大仏は今日もそこに生きる人びとを見守っています。
追記:ネットで調べてみたら、建設中の肩から上のみだったハニベ大仏がまだそのままみたいでした。それでも、中の地獄も含めかなり面白そうなので一度は拝観してみたい寺院の一つです。
とりわけ昭和以降の大仏は、金持ちが財力にまかせてつくったモノと見なされがちでいわばB級スポット的扱いをされるものがほとんどです。
デカけりゃデカいだけB級度が増してしまう、
建立者の思い入れと世の見方が反比例してしまう哀しき運命すら背負っています。
そんな風潮に毒されることなく、デカい仏様、スゴイじゃん!というプリミティブな驚きや感動を原動力にして、愛情たっぷりに全国の大仏様をめぐってレポートしているのが清々しい!
各大仏様のレポートは、著者が拝観した際の素直な感動をベースにしながら、詳細な解説もしっかり載っていて、ウンチクを仕込めつつも旅情を誘います。
B級といわれているものを低級として見るのではなく、その魅力や立ち位置に先入観なく目を向けようとする著者の大仏観は、珍スポットファンにひとつ新鮮な指標を示してくれるものだと感じます。
もちろん、正統派の仏像ファンにとっても、仏像の新たな見つめ方を提示してくれるものになるはずです。
本書は、日本全国の大仏を、古いものから新しいものまで約60体を紹介したもの。カラー/白黒写真が多数。解説はごく簡単。
奈良と鎌倉、飛鳥大仏などから始め、「日本三大仏」とは何かを語り、大仏の大きさを定義し、昭和・平成の大仏たちを片っ端から取り上げていく。東京湾観音、牛久大仏、釜石大観音、おおくら大仏、愛子観音、井川大仏などなど、存在感のある大仏たちがずらりと並んでいる。
鷲子山神神社の大フクロウ像、横たわった涅槃仏、巨大な毘沙門天なども。
解説が短いこともあって、全体に薄味に感じた。大仏図鑑といった印象で、狂おしいほどの愛というのが伝わってこないのが物足りない。
これだけの数があることが分かると、この本を片手に、全ての大仏さんにお会いしたくなりますね。仏像ファンにもB級スポットファンにもお勧めしたい充実の一冊です。