一言で言うと、卯月さんとボビーさんの年齢を超えた壮絶な愛のお話。
元々、相手が気になっていたのは卯月さんの方。卯月さんの方からアプローチして、一緒に暮らすようになります。
しかし、卯月さんは統合失調症であり、時折発作が起きて、ほっておくと、自傷他害までしてしまいます。ボビーさんが気を遣ってしたことが、逆に卯月さんを傷つけてしまい、発作を起こすことも。
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人間仮免中 コミック – 2012/5/18
卯月 妙子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「読み終わって10分くらい泣き続けた」
──久保ミツロウ(漫画家)
「一言で言えば壮絶。だけどとっても切実で愛おしいラブストーリー」
「すごいとしか言えない。わかるなんて絶対に言えない。本当にすごい本です」
──小泉今日子(歌手、女優)著書『書評集』より
夫の借金と自殺、自身の病気と自殺未遂、AV女優他様々な職業…
波乱に満ちた人生を送ってきた著者が36歳にして出会い恋をした、25歳年上のボビー。
男気あふれるボビーと、ケンカしながらも楽しい生活を送っていた。
そんなある日、大事件が起こる――。
年の差、過去、統合失調症、顔面崩壊、失明……
すべてを乗り越え愛し合うふたりの日々をユーモラスに描いた、感動のコミックエッセイ!
デビュー作『実録企画モノ』で大反響を巻き起こした
“漫画界の最終兵器"卯月妙子の、10年ぶり、待望の最新刊!
──久保ミツロウ(漫画家)
「一言で言えば壮絶。だけどとっても切実で愛おしいラブストーリー」
「すごいとしか言えない。わかるなんて絶対に言えない。本当にすごい本です」
──小泉今日子(歌手、女優)著書『書評集』より
夫の借金と自殺、自身の病気と自殺未遂、AV女優他様々な職業…
波乱に満ちた人生を送ってきた著者が36歳にして出会い恋をした、25歳年上のボビー。
男気あふれるボビーと、ケンカしながらも楽しい生活を送っていた。
そんなある日、大事件が起こる――。
年の差、過去、統合失調症、顔面崩壊、失明……
すべてを乗り越え愛し合うふたりの日々をユーモラスに描いた、感動のコミックエッセイ!
デビュー作『実録企画モノ』で大反響を巻き起こした
“漫画界の最終兵器"卯月妙子の、10年ぶり、待望の最新刊!
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社イースト・プレス
- 発売日2012/5/18
- 寸法13.1 x 2.8 x 18.8 cm
- ISBN-104781607411
- ISBN-13978-4781607412
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商品の説明
レビュー
あちこちで「衝撃!」と話題になっている本書だが…衝撃どころじゃねえよこれ!!
漫画読みとして40年近く生きてきたが、時たま出会う「漫画を超えた表現」。
個人的には業田良家「自虐の詩」を初めて読んだ時の感触に近い。価値観がグラグラ揺さぶられる。
後半の「歩道橋バンジー編」は凄まじいとしか言い様がない。
涙が何度もボロボロとこぼれ、もう読みたくないと思いながらもページをめくらずにはいられない。 --『TVBros.』大根仁「中春スケッチブック」
「周囲の愛情や支えに感謝する」という、どう描いてもヌルくしかならないようなテーマが、
ここまで壮絶な事実と筆致で描かれたことが、かつてあっただろうか。
あなたは、漫画史に残る作品を目撃することになるだろう。 --『プレイボーイ』「この漫画がパネェ!!」
ボビー最高だ。
ここまでの地獄を見た人はいないと思うと同時に、ここまでの純愛を手にした人もいないのではないか、と思った。
また卯月さんのお母さんがすばらしい。どんな場面でも、とにかく娘には生きていてほしい、
生きていてくれさえすれば、といいう気持ちがひしひしと伝わってくる。
親とは、そういうものなのだとあらためて思う。 --『週刊現代』俵万智「リレー読書日記」
漫画読みとして40年近く生きてきたが、時たま出会う「漫画を超えた表現」。
個人的には業田良家「自虐の詩」を初めて読んだ時の感触に近い。価値観がグラグラ揺さぶられる。
後半の「歩道橋バンジー編」は凄まじいとしか言い様がない。
涙が何度もボロボロとこぼれ、もう読みたくないと思いながらもページをめくらずにはいられない。 --『TVBros.』大根仁「中春スケッチブック」
「周囲の愛情や支えに感謝する」という、どう描いてもヌルくしかならないようなテーマが、
ここまで壮絶な事実と筆致で描かれたことが、かつてあっただろうか。
あなたは、漫画史に残る作品を目撃することになるだろう。 --『プレイボーイ』「この漫画がパネェ!!」
ボビー最高だ。
ここまでの地獄を見た人はいないと思うと同時に、ここまでの純愛を手にした人もいないのではないか、と思った。
また卯月さんのお母さんがすばらしい。どんな場面でも、とにかく娘には生きていてほしい、
生きていてくれさえすれば、といいう気持ちがひしひしと伝わってくる。
親とは、そういうものなのだとあらためて思う。 --『週刊現代』俵万智「リレー読書日記」
著者について
卯月妙子(うづき・たえこ)
1971年、岩手県生まれ。20歳で結婚。しかし程なく夫の会社が倒産し、借金返済のためにホステス、ストリップ嬢、AV女優として働き、カルト的人気を得る。
その後夫は自殺。幼少の頃から悩まされていた統合失調症が悪化し、入退院を繰り返しながらも、女優として舞台などで活動を続ける。
さらに自伝的漫画『実録企画モノ』『新家族計画』(いずれも太田出版)を出版し、漫画家としても活躍。
1971年、岩手県生まれ。20歳で結婚。しかし程なく夫の会社が倒産し、借金返済のためにホステス、ストリップ嬢、AV女優として働き、カルト的人気を得る。
その後夫は自殺。幼少の頃から悩まされていた統合失調症が悪化し、入退院を繰り返しながらも、女優として舞台などで活動を続ける。
さらに自伝的漫画『実録企画モノ』『新家族計画』(いずれも太田出版)を出版し、漫画家としても活躍。
登録情報
- 出版社 : イースト・プレス (2012/5/18)
- 発売日 : 2012/5/18
- 言語 : 日本語
- コミック : 320ページ
- ISBN-10 : 4781607411
- ISBN-13 : 978-4781607412
- 寸法 : 13.1 x 2.8 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 176,515位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「実録・企画もの」を好奇心から読んで、正直(嫌悪感とハテナマーク)しか出てきませんでした。
それでも、あの内容を面白く読ませる才能には脱帽。
その後「人間仮免中2」を先に読み(キョンキョンの帯に惹かれ)、確かに感動的でしたが、
この「人間仮免中」の方が、「人間仮免中2」より統合失調症について理解が深まった。
今まで、この病気についてこんなに赤裸々に語ってくれる(語れる)人がいなかった。
正直(危険人物、怖い、近寄りたくない)と思っていました。
実際、危険なこともあるようですが、(闘病している本人も辛いのだ)という当たり前のことに
気付かされました。
今までは、患者本人は何もわからない状態だと思っていましたので。
幻聴、幻覚、自殺願望、殺人願望などの怖さ、辛さ。
それを沢山の薬で抑え、副作用と戦いながら生きる。
薬がないと、あんなに一気に症状がでるというのも驚愕でした。
この本で、卯月妙子さんの印象が変わりました。
病気とエロ(病気だから?)以外の部分で、とても魅力的な人物だと感じました。
純粋で一途、真面目。何より、息子さんや家族友人、ボビーさんを心から愛している。
近況が気になり、twitterの動画を観てみました。
顔面の怪我もあってか、若いころの印象とは違いますが、可愛らしい。心身ともに丸くなられた。
お元気そうで安心しました。
過激なAVに出ても、統合失調症を患っても、人を愛し、愛されている。
感動しました。
私より、愛されています(涙)
闘病、辛いと思いますが、ボビーさんと仲睦まじく、末長くお元気で!と思わずにいられない一冊です。
それでも、あの内容を面白く読ませる才能には脱帽。
その後「人間仮免中2」を先に読み(キョンキョンの帯に惹かれ)、確かに感動的でしたが、
この「人間仮免中」の方が、「人間仮免中2」より統合失調症について理解が深まった。
今まで、この病気についてこんなに赤裸々に語ってくれる(語れる)人がいなかった。
正直(危険人物、怖い、近寄りたくない)と思っていました。
実際、危険なこともあるようですが、(闘病している本人も辛いのだ)という当たり前のことに
気付かされました。
今までは、患者本人は何もわからない状態だと思っていましたので。
幻聴、幻覚、自殺願望、殺人願望などの怖さ、辛さ。
それを沢山の薬で抑え、副作用と戦いながら生きる。
薬がないと、あんなに一気に症状がでるというのも驚愕でした。
この本で、卯月妙子さんの印象が変わりました。
病気とエロ(病気だから?)以外の部分で、とても魅力的な人物だと感じました。
純粋で一途、真面目。何より、息子さんや家族友人、ボビーさんを心から愛している。
近況が気になり、twitterの動画を観てみました。
顔面の怪我もあってか、若いころの印象とは違いますが、可愛らしい。心身ともに丸くなられた。
お元気そうで安心しました。
過激なAVに出ても、統合失調症を患っても、人を愛し、愛されている。
感動しました。
私より、愛されています(涙)
闘病、辛いと思いますが、ボビーさんと仲睦まじく、末長くお元気で!と思わずにいられない一冊です。
2023年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
凄い吃驚したのですが、このような状態の方でも障害者年金もらえないの…?以前「障害者手帳を持つ全ての人に障害者年金を」という法律相談のNPO法人に、知り合いのことを相談したことがあるのだけど「手帳持ってても精神3級、3号だと出ない」と言われて終わり。手帳は診断書のみで簡単に出るのに年金は、初診日がどうのとか、とにかくよっぽどじゃないと精神障害ではもらえないよう難しく煩雑にしてある。そもそも法律相談のNPO法人が何件もある所からしてそうでしょう。国はこの方にすぐ年金を出しなさい。
卯月さんはお若い頃凄く尖ってて、ちょっと危なっかしいと感じていましたが、今回背景を知って納得しました。これからもお体を労って、焦らず養生なさって下さい。お節介ですが投薬治療の間は、お酒は控えめになさった方が良いと思います。
卯月さんはお若い頃凄く尖ってて、ちょっと危なっかしいと感じていましたが、今回背景を知って納得しました。これからもお体を労って、焦らず養生なさって下さい。お節介ですが投薬治療の間は、お酒は控えめになさった方が良いと思います。
2021年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初は、想像以上にエッチシーンが多くて引いてしまったけど、読み進めていくうちにボビーの偏見のない本物の愛を感じて、自分自身を振り返って反省しきり。
卯月さんは大変だと思う。幻覚症状が。
でも、ボビーはもちろん、家族や周囲の人たちの理解があって、しんどいながらも懸命に生きておられる。卯月さんは幸せだと思う。
そういう社会になったらいいなと思う。
色んな人がいるのが当たり前に受け入れられる社会。色んな人が生きやすく工夫するのが当たり前の社会。偏見や差別のない社会。
そういうのを実現するのは難しいかもしれないけど、まずは皆が『知る』事が大事かなと思う。
この本で自分の偏見や差別意識を思わずにはいられなかった。感動と反省と色々渦巻きました。
卯月さんは大変だと思う。幻覚症状が。
でも、ボビーはもちろん、家族や周囲の人たちの理解があって、しんどいながらも懸命に生きておられる。卯月さんは幸せだと思う。
そういう社会になったらいいなと思う。
色んな人がいるのが当たり前に受け入れられる社会。色んな人が生きやすく工夫するのが当たり前の社会。偏見や差別のない社会。
そういうのを実現するのは難しいかもしれないけど、まずは皆が『知る』事が大事かなと思う。
この本で自分の偏見や差別意識を思わずにはいられなかった。感動と反省と色々渦巻きました。
2018年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんとも壮絶・陰惨、救いのない内容で、やりきれない読後感です。
いきなり歩道橋の上から道路への顔面ダイブの場面から始まります。
顔面は粉骨骨折で、破壊され、左右ズレて片目は失明です。
この時、卯月妙子さんは36才で、若いころ統合失調症は発症し精神科病院へ措置(強制)入院2回を含め7回の入退院歴があります。
AV女優、ストリッパー、マンガ家です。
統合失調症の陽性病状(妄想、幻覚・幻聴、思考混乱・異常行動)が強い人です。
62才の定年間際のサラリーマンに惚れて、同棲を始めます。
男は、仕事はできますが癇癪持ちで酒乱気味です。
年齢差を負い目に感じつつも卯月さんを好いています。
酔っ払って卯月さんに悪態をついた時、卯月さんはキレて男の目の前で酒ビンを割り、それで頸動脈をザックリと切り血が吹き出します。
歩道橋ダイブの時も、男が他の女と仲良く話しているのを見て逆上し、発作的に飛び込みました。
こんなマンガを描いた方も描いた方ですが、描かせた方も描かせた方です。
彼女にとってマンガで表現することが自己存在確認であり、救いとなり、癒やし・治療なのでしょうか。
これでもかこれでもかと悲惨・陰惨な異常行動が描かれて、いささか露悪趣味です。飛んでいるというか、一線を超えているように感じます。
これでは統合失調症の患者にたいして健常人は引くでしょう。
病気に対して理解の一助にはなりますが、納得の一助にはならないでしょう。
卯月さんは、自分の体験からしか描けないマンガ家です。昔の私小説家タイプですね。
タイトルは「人間仮免中」です。
彼女が、本免許を取れる日はやってくるのでしょうか。
「みんなねっと」という精神疾患の患者を家族に持つ家族会向けの雑誌があります。発酵先は、公益社団法人「全国精神保健福祉連合会」です。
統合失調症のマンガ家の真澄こと葉さんが「つれづれ日記」を連載しています。
ご自身の闘病、日常を描いています。病気のせいでしょう、休載も時々あります。
卯月妙子さんと真澄こと葉さんの画風がよく似ているのに驚かされます。
平面的でシンプルにデフォルメされた人物の表情、動作、背景の描き方です。
力強さや滑らかさがなく、何となく歪んだような頼りない線です。
この病気が、関係しているのでしょうか。
小池さんいかがでしょうか。
いきなり歩道橋の上から道路への顔面ダイブの場面から始まります。
顔面は粉骨骨折で、破壊され、左右ズレて片目は失明です。
この時、卯月妙子さんは36才で、若いころ統合失調症は発症し精神科病院へ措置(強制)入院2回を含め7回の入退院歴があります。
AV女優、ストリッパー、マンガ家です。
統合失調症の陽性病状(妄想、幻覚・幻聴、思考混乱・異常行動)が強い人です。
62才の定年間際のサラリーマンに惚れて、同棲を始めます。
男は、仕事はできますが癇癪持ちで酒乱気味です。
年齢差を負い目に感じつつも卯月さんを好いています。
酔っ払って卯月さんに悪態をついた時、卯月さんはキレて男の目の前で酒ビンを割り、それで頸動脈をザックリと切り血が吹き出します。
歩道橋ダイブの時も、男が他の女と仲良く話しているのを見て逆上し、発作的に飛び込みました。
こんなマンガを描いた方も描いた方ですが、描かせた方も描かせた方です。
彼女にとってマンガで表現することが自己存在確認であり、救いとなり、癒やし・治療なのでしょうか。
これでもかこれでもかと悲惨・陰惨な異常行動が描かれて、いささか露悪趣味です。飛んでいるというか、一線を超えているように感じます。
これでは統合失調症の患者にたいして健常人は引くでしょう。
病気に対して理解の一助にはなりますが、納得の一助にはならないでしょう。
卯月さんは、自分の体験からしか描けないマンガ家です。昔の私小説家タイプですね。
タイトルは「人間仮免中」です。
彼女が、本免許を取れる日はやってくるのでしょうか。
「みんなねっと」という精神疾患の患者を家族に持つ家族会向けの雑誌があります。発酵先は、公益社団法人「全国精神保健福祉連合会」です。
統合失調症のマンガ家の真澄こと葉さんが「つれづれ日記」を連載しています。
ご自身の闘病、日常を描いています。病気のせいでしょう、休載も時々あります。
卯月妙子さんと真澄こと葉さんの画風がよく似ているのに驚かされます。
平面的でシンプルにデフォルメされた人物の表情、動作、背景の描き方です。
力強さや滑らかさがなく、何となく歪んだような頼りない線です。
この病気が、関係しているのでしょうか。
小池さんいかがでしょうか。
2023年10月10日に日本でレビュー済み
石田衣良さんがラジオで
オススメしていたのを聞き購入。
すごく価値のある作品だと思うけど、
評価が難しくて、
人には勧められない。
正直、卯月さんが
身近にいたら、
すごく困るなと思ってしまう。
(病気のせいだけでなく性格もあるだろうけど)
自傷他害の可能性があるのに、
症状をうまくコントロールできてないのが
読んでいて
ヒヤヒヤする。
一方、ボビーはすごく魅力的に描かれて
好感を持ったけど、
前半
やたら歳の差を気にして
グズグズするのが
理解に苦しむ。
破天荒な二人が、なぜか
25歳の歳の差を、
さも重大なことのように言うのが
違和感が強くて。
元AV女優の過去は気にしないのに、
歳の差をそんなにクヨクヨ、
そこだけ常識的になられても、という感じ。
私は
元夫が精神病を抱えていたり、
身近に統合失調症患者や認知症患者がいるため、
卯月さんの周りの人たちに
感情移入して読んだ。
何しろ病識がないのが
統合失調症の特徴だから、
周りがなんとかしないといけないのです。
診断を受けるのも、
周りが受けさせないと始まらない。
とにかく、
周りが影響を受けます。
わたしの元夫も
調子がよいからと勝手に減薬して
症状が悪化したことがあり、
卯月さんが減薬していくシーンは
読んでて
嫌な予感しかしなかった。
地方では、
精神病への偏見も強いし、
患者がトラブルを起こすので
住んでいられなくなるのも分かるが
患者を一人にすると
服薬しなくなる可能性があり、
卯月さんが東京で一人暮らしだったのは
かなり危険だったと思う。
誰かが服薬管理するか、きちんと見張ってないと難しい。
歳の差とか結婚とか
どうでもいいから
早く一緒に住んで、
ボビーが側で服薬管理してあげて、
と願いながら読んだ。
結果、
ボビーの性格にも、
色々と破綻した部分があり、
喧嘩の果てに歩道橋ダイブへとつながってしまうわけだけど、
ボビーが逃げずに、
看病を続けた上、
退院してすぐの卯月さんを抱くとこは
ちょっと泣いてしまった。
共依存でも何でもいい、
二人で幸せになって!
と思ったのに、、、
後日談であっさり
外圧に負けて
彼女を手放してしまうのが
これまたよく分からず。
そもそもボビーって
コンプラとか気にするような男じゃないのに、
今更
AV出演が問題になるの???
フィクションなら
予定通り、
専務撲殺のうえ、
二人で逃亡
の結末が良かったなあ。
読後感が良くないです。
現実では、
精神病のパートナーと二人だけで生きるのは
無理。
社会的なサポートがないと難しいです。
卯月さんとボビーが、
社会的サポートを受けながら、
きちんと服薬を続けて、
穏やかな生活を送っておられることを
切に願います。
オススメしていたのを聞き購入。
すごく価値のある作品だと思うけど、
評価が難しくて、
人には勧められない。
正直、卯月さんが
身近にいたら、
すごく困るなと思ってしまう。
(病気のせいだけでなく性格もあるだろうけど)
自傷他害の可能性があるのに、
症状をうまくコントロールできてないのが
読んでいて
ヒヤヒヤする。
一方、ボビーはすごく魅力的に描かれて
好感を持ったけど、
前半
やたら歳の差を気にして
グズグズするのが
理解に苦しむ。
破天荒な二人が、なぜか
25歳の歳の差を、
さも重大なことのように言うのが
違和感が強くて。
元AV女優の過去は気にしないのに、
歳の差をそんなにクヨクヨ、
そこだけ常識的になられても、という感じ。
私は
元夫が精神病を抱えていたり、
身近に統合失調症患者や認知症患者がいるため、
卯月さんの周りの人たちに
感情移入して読んだ。
何しろ病識がないのが
統合失調症の特徴だから、
周りがなんとかしないといけないのです。
診断を受けるのも、
周りが受けさせないと始まらない。
とにかく、
周りが影響を受けます。
わたしの元夫も
調子がよいからと勝手に減薬して
症状が悪化したことがあり、
卯月さんが減薬していくシーンは
読んでて
嫌な予感しかしなかった。
地方では、
精神病への偏見も強いし、
患者がトラブルを起こすので
住んでいられなくなるのも分かるが
患者を一人にすると
服薬しなくなる可能性があり、
卯月さんが東京で一人暮らしだったのは
かなり危険だったと思う。
誰かが服薬管理するか、きちんと見張ってないと難しい。
歳の差とか結婚とか
どうでもいいから
早く一緒に住んで、
ボビーが側で服薬管理してあげて、
と願いながら読んだ。
結果、
ボビーの性格にも、
色々と破綻した部分があり、
喧嘩の果てに歩道橋ダイブへとつながってしまうわけだけど、
ボビーが逃げずに、
看病を続けた上、
退院してすぐの卯月さんを抱くとこは
ちょっと泣いてしまった。
共依存でも何でもいい、
二人で幸せになって!
と思ったのに、、、
後日談であっさり
外圧に負けて
彼女を手放してしまうのが
これまたよく分からず。
そもそもボビーって
コンプラとか気にするような男じゃないのに、
今更
AV出演が問題になるの???
フィクションなら
予定通り、
専務撲殺のうえ、
二人で逃亡
の結末が良かったなあ。
読後感が良くないです。
現実では、
精神病のパートナーと二人だけで生きるのは
無理。
社会的なサポートがないと難しいです。
卯月さんとボビーが、
社会的サポートを受けながら、
きちんと服薬を続けて、
穏やかな生活を送っておられることを
切に願います。
2015年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読後感は・・・「なぜ?こんなに?」だった。
なぜ?なぜ?ばかりが頭の中をぐるんぐるん回り、
身体中のエネルギーを持っていかれる感じ。
泣けるとか感動とか、
そんな生易しい単語ではとても表すことはできない。
こちらは10年ぶりの出版とのことですが、
その10年の間に作者の身に起きていたことが
ノンフィクションで描かれている。
まず初めに、彼女のこれまでの人生が描かれているが、
その壮絶さたるや。
25歳年上の男性(ボビーさん)と出逢ってからは、
統合失調症という病気を抱えながら、
危ういながらも楽しい生活を過ごしている。
しかし、その後の発作的な飛び降り事件。
作者の人生は、想像をはるかに超えるものだった。
この病気の凄まじさ、
そして、描こう、伝えよう、と必死である彼女の本能の凄まじさ。
彼女は描くことで、病気が悪化してしまうのではないだろうか。
それでも描こうとする彼女の表現者としての力によって、
「生」というものの重量を
私たちはいやおうなしに知らされる本だと思う。
いま何かを抱えて悩んでいる人は、
読むべきではないかもしれない。
だけど、生きること、愛すること、
これらについて胸に刻みこまれるモノが
必ずあるような、そんな気もする。
なぜ?なぜ?ばかりが頭の中をぐるんぐるん回り、
身体中のエネルギーを持っていかれる感じ。
泣けるとか感動とか、
そんな生易しい単語ではとても表すことはできない。
こちらは10年ぶりの出版とのことですが、
その10年の間に作者の身に起きていたことが
ノンフィクションで描かれている。
まず初めに、彼女のこれまでの人生が描かれているが、
その壮絶さたるや。
25歳年上の男性(ボビーさん)と出逢ってからは、
統合失調症という病気を抱えながら、
危ういながらも楽しい生活を過ごしている。
しかし、その後の発作的な飛び降り事件。
作者の人生は、想像をはるかに超えるものだった。
この病気の凄まじさ、
そして、描こう、伝えよう、と必死である彼女の本能の凄まじさ。
彼女は描くことで、病気が悪化してしまうのではないだろうか。
それでも描こうとする彼女の表現者としての力によって、
「生」というものの重量を
私たちはいやおうなしに知らされる本だと思う。
いま何かを抱えて悩んでいる人は、
読むべきではないかもしれない。
だけど、生きること、愛すること、
これらについて胸に刻みこまれるモノが
必ずあるような、そんな気もする。
2022年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
漫画が、絵が汚くて
内容が入ってこない
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