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路上の文豪、酔いどれジョナサンの「幻の傑作」 単行本(ソフトカバー) – 2012/8/12


商品の説明

レビュー

――「わたしには兄弟も姉妹もいませんが/あの男の父親はわたしの父親の息子です」――
という思わせぶりななぞなぞが出てくる。ニックはいくら考えても解けない。
とりあえず「男は鏡を見ていたんだ」としておく。
何年か経って食いつめたジョナサンが自分の勤めるホームレス保護施設にあらわれたとき、はっきりと答えがわかる。
息子の俺が父を庇護しなければならないということだ。
甲斐性なしとしてはジョナサンが一枚上手だったのだ。
そんな風にして二五年ぶりに父子は再開、愛憎、葛藤のわずらわしいドラマが本格的に始まる。
というわけで、ジョナサンのフーテンぶりは充分に魅力的だが、
それ以上にこの話はニックの成長物語の部分が勘所だ。美しいシーンが随所にある。 --俳優・山崎努(『週刊文春』「文春図書館・私の読書日記」)

著者について

■ニック・フリン
詩人、作家。実際の父ジョナサンとの奇想天外な日々をつづった本作は、サンフランシスコ・クロニクル紙で「息を飲むほどに美しいメモワール」と絶賛される。
2005年には優れたメモワール/回想記に贈られる「PEN/Martha Albrand Award」を受賞。本作もベストセラーとなる。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ イースト・プレス (2012/8/12)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/8/12
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 344ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4781608221
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4781608228
  • 寸法 ‏ : ‎ 13 x 2.6 x 18.8 cm

著者について

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金原 瑞人
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1954年岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家。児童書やヤングアダルトむけの作品のほか、一般書、ノンフィクションなど、翻訳書は400点以上。訳書に『豚の死なない日』『青空のむこう』『国のない男』『不思議を売る男』『バーティミアス』『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』『ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂』『さよならを待つふたりのために』など。エッセイに『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』『翻訳のさじかげん』など。日本の古典の翻案に『雨月物語』『仮名手本忠臣蔵』『怪談牡丹灯籠』。

(写真撮影:根津千尋)

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