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野党という病い (イースト新書) 新書 – 2016/6/10
筆坂秀世
(著)
安倍さんは嫌い。でも、支持したい党がない…。
元日本共産党幹部が、その原因を解き明かす。
「革新」が「保守」に永久に勝てない理由
◎なぜ、戦後の革新政党は一枚岩になれなかったのか
◎民主党が与党になっても内ゲバを続けた背景
◎小沢一郎が首相になれなかった三つの理由
◎橋下徹の人気が意味するもの
◎戦後は「改憲」を党是としていた共産党
◎野党に必要なアベノミクスへの対案
■なぜ、日本の「二大政党制」は劣化したのか?
憲法改正、安保法制など、まるで「一党独裁体制」のように強力に政策を推し進めている安倍政権。批判の声も少なくないが、ストップをかけるべき野党は離合集散を繰り返し、「野党共闘」も「反安倍」の声を代弁する勢力を形成するにいたっていない。現在の政党は、政策を同じくする者が集結し、その実現のために活動するという本来の目的を見失っているのではないか。元日本共産党幹部が、みずからの経験をもとに語る「野党崩壊」の背景。
【目次】
第一章 間違いだらけの日本の政党政治
第二章 なぜ自民党は最強なのか
第三章 なぜ民進党に頼りなさを感じるのか
第四章 なぜ「小沢神話」は崩壊したのか
第五章 なぜ共産党がカギを握っているのか
第六章 共産党ブームの落とし穴
第七章 野党につけるクスリ
元日本共産党幹部が、その原因を解き明かす。
「革新」が「保守」に永久に勝てない理由
◎なぜ、戦後の革新政党は一枚岩になれなかったのか
◎民主党が与党になっても内ゲバを続けた背景
◎小沢一郎が首相になれなかった三つの理由
◎橋下徹の人気が意味するもの
◎戦後は「改憲」を党是としていた共産党
◎野党に必要なアベノミクスへの対案
■なぜ、日本の「二大政党制」は劣化したのか?
憲法改正、安保法制など、まるで「一党独裁体制」のように強力に政策を推し進めている安倍政権。批判の声も少なくないが、ストップをかけるべき野党は離合集散を繰り返し、「野党共闘」も「反安倍」の声を代弁する勢力を形成するにいたっていない。現在の政党は、政策を同じくする者が集結し、その実現のために活動するという本来の目的を見失っているのではないか。元日本共産党幹部が、みずからの経験をもとに語る「野党崩壊」の背景。
【目次】
第一章 間違いだらけの日本の政党政治
第二章 なぜ自民党は最強なのか
第三章 なぜ民進党に頼りなさを感じるのか
第四章 なぜ「小沢神話」は崩壊したのか
第五章 なぜ共産党がカギを握っているのか
第六章 共産党ブームの落とし穴
第七章 野党につけるクスリ
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社イースト・プレス
- 発売日2016/6/10
- 寸法10.8 x 1 x 17.3 cm
- ISBN-104781650686
- ISBN-13978-4781650685
商品の説明
著者について
筆坂秀世(ふでさか・ひでよ)
1948年兵庫県生まれ。高校卒業後、三和銀行に入行。18歳で日本共産党に入党。25歳で銀行を退職し、専従活動家となる。国会議員秘書を経て、1995年に参議院議員に当選。共産党No.4の政策委員長、書記局長代行を務めるとともに、党屈指の論客として活躍。2003年に議員辞職。2005年に離党後、多数の著書出版やテレビ出演などで活躍。主な著書に『日本共産党』(新潮新書)、『日本共産党と中韓』(ワニブックスPLUS新書)、共著に『自民党はなぜ潰れないのか』(幻冬舎新書)、『日本共産党 vs. 部落解放同盟』(モナド新書)などがある。
1948年兵庫県生まれ。高校卒業後、三和銀行に入行。18歳で日本共産党に入党。25歳で銀行を退職し、専従活動家となる。国会議員秘書を経て、1995年に参議院議員に当選。共産党No.4の政策委員長、書記局長代行を務めるとともに、党屈指の論客として活躍。2003年に議員辞職。2005年に離党後、多数の著書出版やテレビ出演などで活躍。主な著書に『日本共産党』(新潮新書)、『日本共産党と中韓』(ワニブックスPLUS新書)、共著に『自民党はなぜ潰れないのか』(幻冬舎新書)、『日本共産党 vs. 部落解放同盟』(モナド新書)などがある。
登録情報
- 出版社 : イースト・プレス (2016/6/10)
- 発売日 : 2016/6/10
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4781650686
- ISBN-13 : 978-4781650685
- 寸法 : 10.8 x 1 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,114,386位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 180位イースト新書
- - 309位政党 (本)
- - 124,538位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2020年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
政権批判の著作は多々あるが、野党に焦点を当てた著作は少ない。その中で元野党幹部の書いた貴重なものとして興味をそそられる。
2019年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
元共産党幹部で2005年に離党された筆坂秀世さんの書です。現在保守論客として活躍されています。主に共産党と民進党の非現実な主張や“反対のための反対”の批判が書かれています。ソ連の崩壊による冷静終結からの55年体制の崩壊後とそれまでなど、戦後の日本政治史を主に自民党、社会党、共産党、民主党の主張から俯瞰しています。民進党は2016年3月に結成されました。この著書(2016年6月出版)の“おわりに”「民進党も先行きは全く不透明である。いつ再分裂してもおかしくはない。」とあり、その通りになりました。先見の明ですね。
2016年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
元共産党ナンバー4だったという人が共産党を離れて、野党が負け続けている状況をよく解説してくれています。政権から落ちた民主党が民進党に名を変えてもこれまでの党内での足の引っ張り合いを相変わらずしているということ。また、政党として何を目指しているのかもはっきりしないということ。それこそ自民党にはあまり勝たせたくないと思っていても、大人の対応を取りきれずに、子供じみた足の引っ張り合いをしているような野党第一党では全く展望は開けません。民進党は蓮舫さんに代表が替わっても、都知事選や新潟県知事戦では全く存在感を感じさせませんでした。本当に日本の政界はお寒い限りです。野党の子供じみた政治ごっこはいい加減に卒業してほしいものです。
2016年7月13日に日本でレビュー済み
いやビックリしました。関西ローカルの「そこまで言って委員会NP]を見ていて、中々適格な発言をされるな、と思っていましたが、
筆阪氏(1948年 2/28生まれ、兵庫県出身)といえば、元参議院議員、元共産党中央委員会常任幹部委員、
いわば共産党の中枢におられた方ですから、本書の内容には本当にビックリしました!!
今回の参議院選、選挙権が18歳に引き下げられて初めての選挙でもありますが、
自民、公明などの改憲派が2/3を占めましたが、その一方、野党共闘で、民進党が1人区で、11も勝利し、
神様は中々上手く考えられているな、と感じました。
筆阪氏は、55年体制は、1986年の冷戦終結で瓦解したと考えています。その後の政局の混乱は、御存知の通りです・
いろいろと論争の多い憲法第9条ですが、筆阪氏によると、そんなに素晴らしい憲法であれば、これを手本にする国が出てくるはずだが、
そんなことは聞いたことがない。そして、これは、アメリカに二度と歯向かわせない、軍隊を持たせないためにできたと、
さらに、立憲主義を守れというのなら、憲法9行の改正か、
安保条約を廃棄し、自衛隊の即廃止のどちらかだと、誠に簡明に解き明かせてみせます。
また、60年安保闘争は、反対のための反対だったこと、民進党の頼りなさ、
さらに古巣の共産党に対しても、共産党の組織は、基本的に”秘密組織”と誠に明快に説明しています。
さらに、橋下氏に対しての言及もあります。
共産党をやめたいきさつはいろいろあるようですが、自民党のしたたかさを十分認識し、
野党に対しても種々の提言、苦言を呈しています。さらには、選挙制度の欠陥等にも言及していて、
まことに興味深く読ませてもらいました!!
筆阪氏(1948年 2/28生まれ、兵庫県出身)といえば、元参議院議員、元共産党中央委員会常任幹部委員、
いわば共産党の中枢におられた方ですから、本書の内容には本当にビックリしました!!
今回の参議院選、選挙権が18歳に引き下げられて初めての選挙でもありますが、
自民、公明などの改憲派が2/3を占めましたが、その一方、野党共闘で、民進党が1人区で、11も勝利し、
神様は中々上手く考えられているな、と感じました。
筆阪氏は、55年体制は、1986年の冷戦終結で瓦解したと考えています。その後の政局の混乱は、御存知の通りです・
いろいろと論争の多い憲法第9条ですが、筆阪氏によると、そんなに素晴らしい憲法であれば、これを手本にする国が出てくるはずだが、
そんなことは聞いたことがない。そして、これは、アメリカに二度と歯向かわせない、軍隊を持たせないためにできたと、
さらに、立憲主義を守れというのなら、憲法9行の改正か、
安保条約を廃棄し、自衛隊の即廃止のどちらかだと、誠に簡明に解き明かせてみせます。
また、60年安保闘争は、反対のための反対だったこと、民進党の頼りなさ、
さらに古巣の共産党に対しても、共産党の組織は、基本的に”秘密組織”と誠に明快に説明しています。
さらに、橋下氏に対しての言及もあります。
共産党をやめたいきさつはいろいろあるようですが、自民党のしたたかさを十分認識し、
野党に対しても種々の提言、苦言を呈しています。さらには、選挙制度の欠陥等にも言及していて、
まことに興味深く読ませてもらいました!!
2016年9月29日に日本でレビュー済み
大変日本の政治が解り易く書かれている本である。
最後の方にこの本のエッセンスが2,3行に集約されている部分あるので紹介する。
・・・そもそも、個人の自由、民主主義、幸福追求権、平和主義などの憲法的価値は戦後に日本の保守が打ち立てたものである。これと同じ価値観しか持たない左翼が力を喪失するのは当然である。
最後の方にこの本のエッセンスが2,3行に集約されている部分あるので紹介する。
・・・そもそも、個人の自由、民主主義、幸福追求権、平和主義などの憲法的価値は戦後に日本の保守が打ち立てたものである。これと同じ価値観しか持たない左翼が力を喪失するのは当然である。