半年あるいは1年かけて、じっくり学ぶのに適した教科書.長く愛用できると思います.
<この本の良いところ>
・良心的な価格設定。あえてソフトカバー。英断だと思います。
・十分な厚みがあり、丁寧な説明
・「リレーショナルデータベース」に関する話題。設計理論、索引などなどをもれなく網羅
・行間から識見、人柄がにじみ出る、個性と含蓄がある記述
・Google等ではとても得られない.一貫性のある知識体系
王道の教科書です。
明瞭な説明、さすがと敬服します。
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リレーショナルデータベース入門 新訂版: データモデル・SQL・管理システム (Information&Computing 43) 単行本 – 2003/3/1
増永 良文
(著)
- ISBN-104781910246
- ISBN-13978-4781910246
- 出版社サイエンス社
- 発売日2003/3/1
- 言語日本語
- 本の長さ361ページ
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
リレーショナルデータベースと、その管理システム(DBMS)についての基礎知識を解説した標準的教科書。SQL-92の規格化などに対応した91年刊の新訂版。
登録情報
- 出版社 : サイエンス社 (2003/3/1)
- 発売日 : 2003/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 361ページ
- ISBN-10 : 4781910246
- ISBN-13 : 978-4781910246
- Amazon 売れ筋ランキング: - 560,979位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 595位データベース処理
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こちらの書籍はリレーショナルデータベースを題材にデータベースを形式的表現により説明したものとなっております。よって、数学や形式論理学に対する慣れがないと読むのは難しいでしょう。
また、同著者によるComputer Science Libraryに編纂されてある「データベース入門」と比較しますと、明らかにページ数はこちらの書籍の方が分厚くなっていることは明らかですが、内容の範囲は同じようです。ページ数が増えている分に多くの図が挿入され、加えて冗長性をもった文章になっているので読みやすくなっております。索引の質がいいので手早く目的の項を探すこともできるようになっているみたいです。
しかし、あえて形式的な表現が用いられている割にはデータベースにおける理論の骨子となっている正規化についての項数があまり多くないようです。とりあえずは「データベース入門」に比べて記述は増えておりますが、図と定理の証明が追加された程度で肝心の具体例に関する記述は少ないままです。章末に演習問題が付されておりますが、解答はありませんので独習にはあまり向かないみたいですね。
やはり、形式的表現は説明を簡便に行うための手段でしかないとは思うのですが、この場合はその手段が目的と化した例となるでしょうか…。ただ、そもそも情報理工系の理論書はどれも形式的表現を乱用しただけの学問的にも怪しい書籍は多い気もしますが。
また、同著者によるComputer Science Libraryに編纂されてある「データベース入門」と比較しますと、明らかにページ数はこちらの書籍の方が分厚くなっていることは明らかですが、内容の範囲は同じようです。ページ数が増えている分に多くの図が挿入され、加えて冗長性をもった文章になっているので読みやすくなっております。索引の質がいいので手早く目的の項を探すこともできるようになっているみたいです。
しかし、あえて形式的な表現が用いられている割にはデータベースにおける理論の骨子となっている正規化についての項数があまり多くないようです。とりあえずは「データベース入門」に比べて記述は増えておりますが、図と定理の証明が追加された程度で肝心の具体例に関する記述は少ないままです。章末に演習問題が付されておりますが、解答はありませんので独習にはあまり向かないみたいですね。
やはり、形式的表現は説明を簡便に行うための手段でしかないとは思うのですが、この場合はその手段が目的と化した例となるでしょうか…。ただ、そもそも情報理工系の理論書はどれも形式的表現を乱用しただけの学問的にも怪しい書籍は多い気もしますが。
2019年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結構難しめの本ですが、データベースって何といった概要を学ぶには良いかと思います。
大学の教科書として利用もされてる場合もありますし。
ただ、データベースをもっと深く学ぶ等の場合はちょっとあれかもしれませんけど。
数多くの書籍を読み知識をつけるといった面でみると、読んでおいて損は無いとは思います。
大学の教科書として利用もされてる場合もありますし。
ただ、データベースをもっと深く学ぶ等の場合はちょっとあれかもしれませんけど。
数多くの書籍を読み知識をつけるといった面でみると、読んでおいて損は無いとは思います。
2013年12月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あくまで学問的な本。実務で使うには他の本を使わないと役に立ちません。
2007年4月20日に日本でレビュー済み
初版は1991年、本書はその改訂版。RDBの基礎を学ぶには依然有用な一冊と言えます。
単純にDBにアクセスできる、操作できるという事だけを目的とするのでなく、
きちんとRDBの基礎理論まで理解させることを目的としており、
入門書とは言え、その辺りのお手軽本とは一線を画した内容となっています。
その分、何の前提知識もない初学者には理解し辛い面があるのも事実だと思います。
少なくとも一度はDBに触れてから、もしくは触れながら本書を読むと良いでしょう。
早いうちに基礎理論体系をものにしておくことは、先行き大きな力になります。
本書はその「自分への先行投資」に十分応えてくれる一冊です。
単純にDBにアクセスできる、操作できるという事だけを目的とするのでなく、
きちんとRDBの基礎理論まで理解させることを目的としており、
入門書とは言え、その辺りのお手軽本とは一線を画した内容となっています。
その分、何の前提知識もない初学者には理解し辛い面があるのも事実だと思います。
少なくとも一度はDBに触れてから、もしくは触れながら本書を読むと良いでしょう。
早いうちに基礎理論体系をものにしておくことは、先行き大きな力になります。
本書はその「自分への先行投資」に十分応えてくれる一冊です。
2011年2月11日に日本でレビュー済み
説明がいっぱいあってほんとは良い本なんですが,話が冗長過ぎてまとまってない.
もうちょっと項目やパラグラフを分けていいただいて,せっかくTeX使ってんだからitemizeとかenumerateとかdescriptionとか使って定義と説明文をきっちり分ければわかりやすくなりそうです.話の筋が見えにくくて,だらだら読む必要が出てきます.だらだらと教科書を読み続けて勉強できるという人には本当に良い本です.
ちなみに例題の解答例がないのも初学者にはつらいでしょう.他の方のレビューにもありますが,まず他の本で一通り概要を知った上で読めば本質的な部分を深められて良いと思います.とにかくまとまってないので今すぐRDBを使いたいという人や概要を知りたいという人が読む本ではありませんね.学校のテキストとして使うのであれば用意するのが面倒なほどの板書やスライドが必要になるでしょう.
内容の良さについては他の方がとてもよいレビューをたくさん書いていらっしゃいますので割愛します.
もうちょっと項目やパラグラフを分けていいただいて,せっかくTeX使ってんだからitemizeとかenumerateとかdescriptionとか使って定義と説明文をきっちり分ければわかりやすくなりそうです.話の筋が見えにくくて,だらだら読む必要が出てきます.だらだらと教科書を読み続けて勉強できるという人には本当に良い本です.
ちなみに例題の解答例がないのも初学者にはつらいでしょう.他の方のレビューにもありますが,まず他の本で一通り概要を知った上で読めば本質的な部分を深められて良いと思います.とにかくまとまってないので今すぐRDBを使いたいという人や概要を知りたいという人が読む本ではありませんね.学校のテキストとして使うのであれば用意するのが面倒なほどの板書やスライドが必要になるでしょう.
内容の良さについては他の方がとてもよいレビューをたくさん書いていらっしゃいますので割愛します.
2006年3月30日に日本でレビュー済み
初版もそうでしたが、基本を、正しくていねいに解説してあり、
SQLの「操作」の入門を終えてからの2冊目の教科書として最適です。
やたらとアドホックな「設計事例」ばかりをだらだらと書いてある分厚い書籍
より数十倍の価値があります。
SQLの「操作」の入門を終えてからの2冊目の教科書として最適です。
やたらとアドホックな「設計事例」ばかりをだらだらと書いてある分厚い書籍
より数十倍の価値があります。
2005年10月4日に日本でレビュー済み
リレーショナルデータベースの基本的文献。
ただし、初学者が読んですんなり理解できる本ではありません。
ある程度、データベースを業務なり実験なり手で動かしてみた後で、理論的基礎を深く学び直す時に読むべき本です。
特に情報処理技術者試験のデータベースを受験する人は、一通り目を通しておきましょう。
午後試験を解くための知識が凝縮されており、非常に役立ちます。
この手の本にしては、価格が安いのもよいですね。
ただし、初学者が読んですんなり理解できる本ではありません。
ある程度、データベースを業務なり実験なり手で動かしてみた後で、理論的基礎を深く学び直す時に読むべき本です。
特に情報処理技術者試験のデータベースを受験する人は、一通り目を通しておきましょう。
午後試験を解くための知識が凝縮されており、非常に役立ちます。
この手の本にしては、価格が安いのもよいですね。