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精神の生態学 改訂第2版 単行本 – 2000/2/1

4.3 5つ星のうち4.3 16個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

「正統派」の諸学に対し、切り離された個ではなく、関係が基本となる思考領域をひとつひとつ覗いていって、その領域での立論の甘さを検証しながら、ひとつの思索体系を築いていった、ベイトソンの論集。90年刊の改訂第2版。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新思索社 (2000/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 706ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4783511756
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4783511755
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 16個の評価

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グレゴリー ベイトソン
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絶版、希少本であるにも関わらず、良心的な価格で、状態もとてもよいものをお譲りいただきました。
一生大切にします。本当にありがとうございました。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ベイトソンの人生で有名な論文の大半を集めた論文録です。

「精神分裂病の理論化に向けて(ダブルバインド理論)」で有名になったベイトソンですが、この理論自体の価値よりも、この理論がどういうベイトソンの科学への向き合い方で生まれたものなのかが、周辺の論文を読んでいくことでよくわかる本です。

娘のメアリー・キャサリン・ベイトソン(こちらも文化人類学者)が子どもの頃に語られた父娘の対話が、意外にも私達の常識を素晴らしく覆してくれますし、コミュニケーションや科学、哲学などの広範な理論の盲点を突いてくれています。
この部分は娘との対話故にとてもわかりやすく、専門用語が多く他の論文が理解しづらいという方でも、大きな価値を持つと思います。

私見としては、遺伝(生命の形質変化)や行動学習(習慣の形成)に同じ意味を見出したベイトソンの考え方を知れたところが本当に意味を持ちました。

原題(Steps to an Ecology Mind)とは違いますが、訳者が「精神の生態学」と名づけたところも多いに頷けます。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年3月26日に日本でレビュー済み
岩波文庫から「精神の生態学へ」として文庫化、新装版が刊行されます。(上)が2023年4月刊行予定
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年7月6日に日本でレビュー済み
学生時代も絶版で入手困難(上下巻に分かれていた頃)でした。隣町の図書館まで通って読んだ思い入れのある本です。その後、社会人になってからようやく改訂第2版が普通に買えるようになり、現在でも度々読み直したくなる、魅力的な素材がぎっしりと詰まった、知的好奇心をくすぐる本。難しい本なのでそう簡単にはついていけませんが、人生で最も影響を受けた本の一冊です。最近のコロナ騒動で真っ先に頭に浮かんだのも、第六篇【文明と健康】のエコロジーに関する内容で、「これが文明の病理と自然の修正作用なのか?」と現在進行形で興味深く状況を伺っております。

今回、改訂第2版も絶版で入手困難になっていることを知り驚きました。「またか!」と。素晴らしい本なのでとても残念でなりません。ただ、高額ですがネットショップ等で簡単に買えるのは昔に比べたらはるかに恵まれております。それに定価(6500円)の6倍以上しても高すぎるということはありません。それだけの価値がある本(個人的主観ですが)なので思い切って買いましょう!そして元を取るつもりでとことん読み込みましょう。価格に躊躇ってしまう正常な金銭感覚の持ち主の方は一度図書館に足を運び、実際に内容を確かめてから判断するのがいいでしょう。

ちなみに、帯のキャッチは『いまだ汲み尽くされていない エコロジー哲学の源流』。これまでは、時代がベイトソンに追い付いていない印象がありましたが、もしかしたら、コロナ禍を機にベイトソンも再評価されるかも。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年9月13日に日本でレビュー済み
精神分裂症に至る家庭状況の記述として
 分裂症を育む家庭状況には次のような一般的特徴が見られるという仮説を立てている。
①母からの愛情を感じて近寄っていくと母が不安から身を引いてしまう、そういう母親をもつ子ども。子供と親密な場に引き込まれそうになると母親は不安と敵意が起こる状況がある。
②そこには、わが子に対して不安や敵意を持っていると認めることが出来ない母親がいる。
③そこには子供の支えになるような存在―洞察力のある強い父親などいない。
なぜ母親がそうした心理を抱くのか理由を考えると、単に子供を持ったことから不安などいろいろなケースがあると言える。
①~③の特徴を持った分裂症者の母親は、少なくとも二つの等級にまたがったメッセージを発しつづけているといえる。
a-子供が近づくたびに生じる敵意や身を遠ざける行動
b-その行動を子供がそのまま受け止めたとき、自分が子供を避けていることを否定するためにとられる、愛の装い、あるいは子供に近寄っていくそぶり。
 分裂症者はダブルバインディングな家庭状況で、コミュニケーションについてコミュニケートする能力を身につけていくことが出来ず、結果、相手の真の意図をくみ、自分の真の思いを表現するという正常な関係にとって、基本的な能力に欠けた人間に育っていく。
臨床データからの例証では、分裂症の発作からかなり回復した若者に母親が見舞いに来た。喜んだ若者は衝動的に母親の肩を抱くと、母親は身をこわばらせた。若者は手を引っ込めると、母親は「もう私のことが好きじゃないの」「自分の気持ちを恐れることなんかない」と言ったその数分後に掃除婦を襲った。この青年が「僕が手を回すとお母さんは決まって落ち着かなくなる、お母さんは僕からの愛情表現を受け入れられない人」と分裂症患者は言葉にできる可能性は開かれていない。
精神分裂症の他、題目ごとに分けられているので面白い。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年2月22日に日本でレビュー済み
第一版と改訂二版はほぼ、訳は変わりません。娘さんの序文が付加されています。上下に分かれているものより、文字組みが読みやすいです。

精神の生態学への「ステップス」という原題であり、「ステップス」に、この本の本意があります。
人類学という範疇を超えて、真に認識を変えた唯一の思想書、といっていいでしょう。
ポストモダンというのは、「ベイトソン以後」のことではないでしょか。
ジル・ドゥルーズは、「アンチ・オイディプス」と「千のプラトー」はほとんど、この本をベースにしたインスピレーションで描いています。
この本は様々なベイトソンの発表してきた論文集ですが、ありとあらゆる方向に思考が進んでおり、思考の習癖を追えます。
やはり「ダブルバインド理論と精神分裂病(統合失調症)」の部分でしょう。素晴らしい、人類の「目に見えない関係性」を根底から覆す思考法です。
これが、文庫化されて、多くの人が気軽に読める日が来てほしいものです。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年1月25日に日本でレビュー済み
彼の集大成的な書籍である。その中で統合失調症に関するダブルバインド理論の項について述べると 1、グレゴリーベイトソンのコミュニケーション理論のベースとして学習理論があり、様々な信号や隠喩を含めたコミュニケーションの構築に向けて、スムースな学習習得ができずに歪曲された方法か抑圧された形としての象徴的な事例としてダブルバインド状態となった統合失調症が解説されている。 2、特に家族システムの中での1人の犠牲者としての統合失調症の発症を説明しているが、これは統合失調症の発症の有無に関わらず、人として人とのコミュニケーションの上で日常的に行われていることでもあり、正常なコミュニケーション力のためには、正常な親子関係と親子関係上での正常なシグナルを活用した会話の習得が大切であることが再確認できる。 3、また、コミュニケーションのベースとなる学習面では、学習→習慣となる短絡的な経済性からの無意識に埋没するところの全体の真実を見ることができなくなる危険性の指摘に耳を傾け、十分に意識しないと真実を見ることができなくなることを教えられた思いがしました。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年8月8日に日本でレビュー済み
すばらしい本であることに異論は無い。私は当初アマゾンで英語版を買って読んだ。理解不十分かと思い日本語版も欲しいと思っていたが、在庫は出版元にあることは確認できたが、買いそびれていた。(平成24年8月7日現在)。今日、ある書店に行ったら、普通に数冊置いてあったので、普通に定価で即購入した。すばらしい本だが、在庫がある本があたかもないようにして高価で販売される現状は(誤解する人がいることを考えると)どうにかならなないかと思う(アマゾンでこのての中古の販売に関するコメントを含めたコメントをすると、かなりの確率でレビュー掲載されないので、これも載るかあやしいが、やはり書きたいので書く。)
98人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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