初等的な群の公理からはじまって,様々な応用まで幅広く記載されている.
最初の群論の基礎を読み終えたら,自分に必要な章へ読み進めることができる.
幅広い物理分野について,豊富な例が含まれているので,大変ありがたい本である.物質の対称性と群論 (今野 豊彦) のほうがわかりやすいというレビューもあるが,私にはこちらのほうが,論理がクリアで圧倒的にわかりやすく感じた.
値段が少し高めなのが,輪講をする際のネックになるかもしれない.
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応用群論〔増補版〕: 群表現と物理学 単行本 – 1980/10/5
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配位子場理論は、無機化学や磁性、光物性物理学の新しい分野重要であるばかりでなく、レーザーなどが関係する電子工学、分子生物学などの研究にとっても必要なものになっている。
本書は修士課程大学院生が理解できる配位子場理論の入門書として、その基礎的なことがらを平易に解説すると同時に、一般の研究者がこの理論を実際的な問題にすぐ適用できるように現在研究されている問題についても言及している。
本書は修士課程大学院生が理解できる配位子場理論の入門書として、その基礎的なことがらを平易に解説すると同時に、一般の研究者がこの理論を実際的な問題にすぐ適用できるように現在研究されている問題についても言及している。
- 本の長さ425ページ
- 言語日本語
- 出版社裳華房
- 発売日1980/10/5
- ISBN-104785328010
- ISBN-13978-4785328016
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著者について
東京大学名誉教授、理学博士。1905年 東京都に生まれる。東京大学理学部卒業。東京大学助手、第一高等学校講師、東京大学講師、京城大学教授、東京大学教授、中央大学教授などを歴任。主な著書に『特殊函数』(岩波書店)、『複素函数論』(共著、東京大学出版会)、『偏微分方程式とその応用』(コロナ社)などがある。
東京大学名誉教授、理学博士。1927年 中国 大連市に生まれる。旧制第五高等学校卒業、東京大学理学部卒業、東京大学大学院修了。東京大学助手、東京工業大学助教授、東京大学教授、日本女子大学教授などを歴任。主な著書に『物理学へのガイド』『理・工基礎 解析力学』『配位子場理論とその応用』(以上 共著、裳華房)、『 新しい配位子場の科学』(監修、講談社サイエンティフィク)、『ベクトル・テンソルおよびその応用(1)』(コロナ社)、『常微分方程式』(共著、東京大学出版会)などがある。
元 明治大学教授、理学博士。1942年 東京都に生まれる。東京大学工学部卒業、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。京都大学助手、東京都立大学助教授・教授、明治大学教授などを歴任。主な著書に『演習で学ぶ 量子力学』『物理のための応用数学』『物性物理/物性化学のための群論入門』『応用群論』『基礎量子力学/演習』(以上 裳華房)、『なっとくする複素関数』『なっとくするベクトル』(以上 講談社)などがある。
東京大学名誉教授、理学博士。1927年 中国 大連市に生まれる。旧制第五高等学校卒業、東京大学理学部卒業、東京大学大学院修了。東京大学助手、東京工業大学助教授、東京大学教授、日本女子大学教授などを歴任。主な著書に『物理学へのガイド』『理・工基礎 解析力学』『配位子場理論とその応用』(以上 共著、裳華房)、『 新しい配位子場の科学』(監修、講談社サイエンティフィク)、『ベクトル・テンソルおよびその応用(1)』(コロナ社)、『常微分方程式』(共著、東京大学出版会)などがある。
元 明治大学教授、理学博士。1942年 東京都に生まれる。東京大学工学部卒業、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。京都大学助手、東京都立大学助教授・教授、明治大学教授などを歴任。主な著書に『演習で学ぶ 量子力学』『物理のための応用数学』『物性物理/物性化学のための群論入門』『応用群論』『基礎量子力学/演習』(以上 裳華房)、『なっとくする複素関数』『なっとくするベクトル』(以上 講談社)などがある。
登録情報
- 出版社 : 裳華房 (1980/10/5)
- 発売日 : 1980/10/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 425ページ
- ISBN-10 : 4785328010
- ISBN-13 : 978-4785328016
- Amazon 売れ筋ランキング: - 271,830位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,593位物理学 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年11月26日に日本でレビュー済み
他の書籍には無いトピックが多いので必携だと思いますが、天下りの解説が多く、式変形も行間が広いので、一筋縄では学習は進まない。
2007年12月6日に日本でレビュー済み
群の表現論の物理への応用を解説した本である。なぜ物理で群論を使うのかと言えば、物理では対称性の役割が重要であり、群の表現論は対称性を記述する数学だからである。
この本は、群論を学ぶ動機付けから話を始め、群論の基礎と線形代数を解説し、群の表現の定義を与え、量子力学・固体物理・量子化学・統計物理などへの応用を展開している。とくに回転群と空間群、分子や結晶の電子状態の対称性の解説が詳しい。時間反転対称性と磁性体の対称性の議論があるところも面白い。また、相転移のランダウ理論の解説も、ランダウ、リフシッツの統計物理学の教科書よりも丁寧になされている部分がある。
何よりも物理的な例が豊富であり、これは数学の本としてよりも物理の本として読む方が適切だろうと思われる。言葉遣いは古臭くなく、図もたくさんあって理解を助けてくれる。表紙や各章の見出しに対称性を持った日本の文様(紋様)が描かれており、目を楽しませてくれる。
1950年に発行された犬井鉄郎、柳川禎章の共著「群表現と原子および分子」を犬井、田辺、小野寺の3氏が全面的に書き改めて、1976年に標題名で出版した。それを増補して1980年に出された版が現在のものである。日本語で書かれた群論の物理への応用の解説書としては決定版と言ってもよいと思えるほど完成度の高い本である。1990年には英訳もされている。遡れば、1940年に書かれた「群論の応用」が原型かもしれない。これよりも遡るならば、ワイルやウィグナーやファン・デァ・ヴェルデンの古典的名著に当たらなければならないのではないだろうか。
本の読み方・評価の仕方は人それぞれある。他人の評価に追従すべきだとは思わないが、私にはこの本はきわめて良い本に思える。数学・物理に対するある程度の知識と興味を持っていて、少し根気があれば十分に読みこなせるし、どの項目を読んでも得るところのある本だと思われる。
この本は、群論を学ぶ動機付けから話を始め、群論の基礎と線形代数を解説し、群の表現の定義を与え、量子力学・固体物理・量子化学・統計物理などへの応用を展開している。とくに回転群と空間群、分子や結晶の電子状態の対称性の解説が詳しい。時間反転対称性と磁性体の対称性の議論があるところも面白い。また、相転移のランダウ理論の解説も、ランダウ、リフシッツの統計物理学の教科書よりも丁寧になされている部分がある。
何よりも物理的な例が豊富であり、これは数学の本としてよりも物理の本として読む方が適切だろうと思われる。言葉遣いは古臭くなく、図もたくさんあって理解を助けてくれる。表紙や各章の見出しに対称性を持った日本の文様(紋様)が描かれており、目を楽しませてくれる。
1950年に発行された犬井鉄郎、柳川禎章の共著「群表現と原子および分子」を犬井、田辺、小野寺の3氏が全面的に書き改めて、1976年に標題名で出版した。それを増補して1980年に出された版が現在のものである。日本語で書かれた群論の物理への応用の解説書としては決定版と言ってもよいと思えるほど完成度の高い本である。1990年には英訳もされている。遡れば、1940年に書かれた「群論の応用」が原型かもしれない。これよりも遡るならば、ワイルやウィグナーやファン・デァ・ヴェルデンの古典的名著に当たらなければならないのではないだろうか。
本の読み方・評価の仕方は人それぞれある。他人の評価に追従すべきだとは思わないが、私にはこの本はきわめて良い本に思える。数学・物理に対するある程度の知識と興味を持っていて、少し根気があれば十分に読みこなせるし、どの項目を読んでも得るところのある本だと思われる。
2006年1月6日に日本でレビュー済み
この本乱暴。レイアウトも悪い。
応用例についてもよくない。
物質の対称性と群論 今野 豊彦 (著)のほうがずっと分かり易いし、
しかも安い。
既約表現の部分についてもとにかくわかりにくい。
今野氏の本の補足として本書を購入したが、結局時間とお金の無駄だった。
たとえ他人が、名著だと賞賛しても、80年代以前の本を購入する際は
注意が必要だと思う。
応用例についてもよくない。
物質の対称性と群論 今野 豊彦 (著)のほうがずっと分かり易いし、
しかも安い。
既約表現の部分についてもとにかくわかりにくい。
今野氏の本の補足として本書を購入したが、結局時間とお金の無駄だった。
たとえ他人が、名著だと賞賛しても、80年代以前の本を購入する際は
注意が必要だと思う。