日本の弁護士の実態を把握するために読んだが、内容はかなり偏っている。
渉外事務所や大規模事務所の弁護士が読めば、共感するところがあるのかもしれないが、日本の弁護士の大半を占める一般の弁護士が読んでも、別の世界のことが書いてある印象がするだろう。この本が対象とする顧客は、ある程度の規模以上の企業である。
まして、弁護士以外の一般の人が読んでも、「弁護士は自分たちとは無縁の存在だ」と思うだけだろう。一般の市民に弁護士に対する偏ったイメージをもたらすだろう。
1~2時間程度ざっと目を通せばだいたい内容を把握できる。
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弁護士の就職と転職: 弁護士ヘッドハンタ-が語る25の経験則 単行本 – 2007/12/1
西田 章
(著)
ダブルポイント 詳細
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- 本の長さ172ページ
- 言語日本語
- 出版社商事法務
- 発売日2007/12/1
- ISBN-104785714964
- ISBN-13978-4785714963
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登録情報
- 出版社 : 商事法務 (2007/12/1)
- 発売日 : 2007/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 172ページ
- ISBN-10 : 4785714964
- ISBN-13 : 978-4785714963
- Amazon 売れ筋ランキング: - 425,226位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,913位法律入門
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年12月29日に日本でレビュー済み
人材ビジネスを扱う書籍を読んでも、
我が社に連絡して下さい、
という結論に誘導されて落胆することが多い。
手頃な値段なので、転職サイトを訪ねるような気分で読み始めたが、
本書は最後まで弁護士のキャリアの難しさを語り尽くそうとしており、
著者の誠実さを感じた。
弁護士の就職問題が新聞でも報じられるが、
有名な法律事務所に就職してもその後に数々の困難が待ち受けている。
体験がない人には論理性に欠ける本と写るかもしれないが、
現場経験がある弁護士には、本書のストレートな論述に
日々の生活に対して感じている矛盾と不安
をえぐりだされる思いがした。
法科大学院とか司法研修所に通う若い読者には、
弁護士の夢を打ち砕かせる本かもしれないが、
この現実を乗り越えて新たな未来を切り開いていかなければならない
と思わせてくれる。
自己の転職の悩みだけを考えて読むには勿体無い本だと思う。
我が社に連絡して下さい、
という結論に誘導されて落胆することが多い。
手頃な値段なので、転職サイトを訪ねるような気分で読み始めたが、
本書は最後まで弁護士のキャリアの難しさを語り尽くそうとしており、
著者の誠実さを感じた。
弁護士の就職問題が新聞でも報じられるが、
有名な法律事務所に就職してもその後に数々の困難が待ち受けている。
体験がない人には論理性に欠ける本と写るかもしれないが、
現場経験がある弁護士には、本書のストレートな論述に
日々の生活に対して感じている矛盾と不安
をえぐりだされる思いがした。
法科大学院とか司法研修所に通う若い読者には、
弁護士の夢を打ち砕かせる本かもしれないが、
この現実を乗り越えて新たな未来を切り開いていかなければならない
と思わせてくれる。
自己の転職の悩みだけを考えて読むには勿体無い本だと思う。
2018年9月27日に日本でレビュー済み
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私は弁護士ではないが、弁護士業界、特に企業法務を担当している弁護士の業界が分かりやすく書かれており、企業法務を専門とする弁護士を目指す方にとっては良作だと思います。
2011年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レビュー☆5点をつけている人がどういう人たちかは、他の人のレビューに譲るとして、内容がひどい。
ビジネスローの業界に1年でも足を踏み込めば当たり前となっているような情報が整理してあるのみです。
ビジネスローの業界に1年でも足を踏み込めば当たり前となっているような情報が整理してあるのみです。
2008年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なぜ、この本がこんなに高評価を受けているのかが分からない。自分は、この本に対して、他の方のレビューと同じ感想は持たなかった。
ただ、著者自らも、「まえがき」に、次のように書かれておるので、本のタイトルと著者の「弁護士の資格を持ったヘッドハンター」という肩書きが、この本にやや過剰な期待を抱かせているのかもしれない。
以下、まえがき引用
『予めお断りしておきたいことがある。本書は、いわゆるハウ・ツーの類の本ではない。本書に記述されていることを実践すれば、未来が開けるとか、解決策がみつかる、ということはない。だから、今現在、キャリアや採用に関する悩みを抱えている読者にとっては消化不良な内容であることを認めなければならない。しかし、それはこの本が問題提起型の本であり、決してマニュアル本とはなりえない、という性質に免じてご容赦を願いたい。』
あえていうなら、この本の問題は、読後も、一体何が問題提起されたのかすらよくわからないような、薄っぺらな情報しか書いてないことだ。
この本には「単なる弁護士ヘッドハンターが、弁護士のステイタスやキャリアに関して薄っぺらに記述した本」というレビューなんかがもっともふさわしいものだと思う。
他の方のレビューは、自作自演か、関係者の方のものではないかとすら疑ってしまう。
ただ、著者自らも、「まえがき」に、次のように書かれておるので、本のタイトルと著者の「弁護士の資格を持ったヘッドハンター」という肩書きが、この本にやや過剰な期待を抱かせているのかもしれない。
以下、まえがき引用
『予めお断りしておきたいことがある。本書は、いわゆるハウ・ツーの類の本ではない。本書に記述されていることを実践すれば、未来が開けるとか、解決策がみつかる、ということはない。だから、今現在、キャリアや採用に関する悩みを抱えている読者にとっては消化不良な内容であることを認めなければならない。しかし、それはこの本が問題提起型の本であり、決してマニュアル本とはなりえない、という性質に免じてご容赦を願いたい。』
あえていうなら、この本の問題は、読後も、一体何が問題提起されたのかすらよくわからないような、薄っぺらな情報しか書いてないことだ。
この本には「単なる弁護士ヘッドハンターが、弁護士のステイタスやキャリアに関して薄っぺらに記述した本」というレビューなんかがもっともふさわしいものだと思う。
他の方のレビューは、自作自演か、関係者の方のものではないかとすら疑ってしまう。
2012年3月27日に日本でレビュー済み
マチ弁志望の人には意味のないと思われる本です。
外資や4大志望の人は読んでも損はないかと。
しかし、現在4大の内定者は司法試験の合格者数が増えてるのにもかかわらず
若干の減少傾向にあることに鑑みればこの本に書いてあることが
全てこれからもあてはまるということはないと思います。
その辺を考慮に入れつつ、参考までにこんな感じかぁなどと思いを馳せながら読む本です。
外資や4大志望の人は読んでも損はないかと。
しかし、現在4大の内定者は司法試験の合格者数が増えてるのにもかかわらず
若干の減少傾向にあることに鑑みればこの本に書いてあることが
全てこれからもあてはまるということはないと思います。
その辺を考慮に入れつつ、参考までにこんな感じかぁなどと思いを馳せながら読む本です。
2008年2月2日に日本でレビュー済み
我が国の法曹界が激変の時代を迎えていることは万人が認めるところだ。
司法試験合格者の激増がリーガルサービスの需給バランスを狂わせる。
「門戸を閉ざすな」と声高に叫んでいた学生は、司法試験に合格して弁護士登録を済ませるや否や「司法試験合格者の数を減らせ」という運動に参加する。
僅か1000円強の黄色くて薄い本だからといって本書を侮るなかれ。「個」の弁護士のキャリアに焦点を当てることにより前人未踏の荒野への洞察に大きな一歩を踏み出した本書は、激変の我が国法曹界において唯一にして至高の金字塔を打ち立てた。
ジャーナリストの手によることなく、弁護士業界内部者によってこのような著作が発表されたことは、我が国法曹界にとっての救いであろう。
評価には星5つをつけた。細部には意見したい箇所もあり本書の記述に100%agreeというわけにはいかないが、現在、我が国には他に比ぶるべき著作が存在しないため、満点をつけざるを得なかった。
司法試験合格者の激増がリーガルサービスの需給バランスを狂わせる。
「門戸を閉ざすな」と声高に叫んでいた学生は、司法試験に合格して弁護士登録を済ませるや否や「司法試験合格者の数を減らせ」という運動に参加する。
僅か1000円強の黄色くて薄い本だからといって本書を侮るなかれ。「個」の弁護士のキャリアに焦点を当てることにより前人未踏の荒野への洞察に大きな一歩を踏み出した本書は、激変の我が国法曹界において唯一にして至高の金字塔を打ち立てた。
ジャーナリストの手によることなく、弁護士業界内部者によってこのような著作が発表されたことは、我が国法曹界にとっての救いであろう。
評価には星5つをつけた。細部には意見したい箇所もあり本書の記述に100%agreeというわけにはいかないが、現在、我が国には他に比ぶるべき著作が存在しないため、満点をつけざるを得なかった。
2009年2月1日に日本でレビュー済み
ひたすら渉外弁護士事務所の就職ないし転職事情について叙述。
その筋についての情報は貴重であることは認める。(まあ著者のバックグラウンドから必然的に、それ以外のものは書けないだろうが)
しかし一般民事関係の弁護士志望者・現役弁護士が読んでもほとんど参考にはならない。
タイトルがミスリーディングであり、冒頭に「渉外弁護士のための」と付するべきだろう。
私自身が間違って買わされてしまったので、評価は低くせざるを得ない。
その筋についての情報は貴重であることは認める。(まあ著者のバックグラウンドから必然的に、それ以外のものは書けないだろうが)
しかし一般民事関係の弁護士志望者・現役弁護士が読んでもほとんど参考にはならない。
タイトルがミスリーディングであり、冒頭に「渉外弁護士のための」と付するべきだろう。
私自身が間違って買わされてしまったので、評価は低くせざるを得ない。