本書は、金融機関の利益相反管理に関する主要な論点が具体的な想定事例(総論)を踏まえて議論されており、非常に優れた良書となっている。
<目次>
■本文編
□利益相反を考える枠組み
金融取引における利益相反問題とは/民法・信託法で直面する利益相反問題/企業活動の多様化に伴い変容する利益相反の態様/受託者責任がキーワード/英米での利益相反の議論/大規模法律事務所特有の悩み/金融機関のおかれた状況/利益相反の一般的論点
□一般金融取引と利益相反
一般金融取引と利益相反、役員兼任と利益相反/アレンジャーとしてシ団を組成する場合/フィナンシャル・アドバイス提供の場合/銀行が各社の株式を保有する場合/役員/兼任の利益相反/顧問弁護士の利益相反問題/取引先の選別と利益相反
□チャイニーズ・ウォール
チャイニーズ・ウォール/チャイニーズ・ウォールの定義/ウォールの設置場所/顧客情報は原則共有か原則コントロール(Need To Know)か/ウォールと認定されるための必要条件/管理目的による情報共有/コンソーシアムのビッド競合案件の場合/フィナンシャル・アドバイザーとなった場合/両社からFAの就任を求められた場合/利益相反の分類①:絶対的利益相反行為/利益相反の分類②:相対的利益相反行為
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金融取引における利益相反 (総論編) (別冊NBL no. 125) 単行本 – 2009/5/1
第一線の研究者、実務家が、金融取引における利益相反を中心に、現在の議論状況を整理 し、想定事例を題材にしつつ、具体的な規範内容の探求・解明を図る。 <主要目次> ■本文編 □利益相反を考える枠組 金融取引における利益相反問題とは 民法・信託法で直面する利益相反問題 企業活動の多様化に伴い変容する利益相反の態様 受託者責任がキーワード 英米での利益相反の議論 大規模法律事務所特有の悩み 金融機関のおかれた状況 利益相反の一般的論点 □一般金融取引と利益相反 一般金融取引と利益相反、役員兼任と利益相反 アレンジャーとしてシ団を組成する場 合 フィナンシャル・アドバイス提供の場合 銀行が各社の株式を保有する場合 役員 兼任の利益相反 顧問弁護士の利益相反問題 取引先の選別と利益相反 □チャイニーズ・ウォール チャイニーズ・ウォール チャイニーズ・ウォールの定義 ウォールの設置場所 顧客情報は原則共有か原則コントロール(Need To Know)か ウォールと認定されるための必要条件 管理目的による情報共有 コンソーシアムのビッド競合案件の場合 フィナンシャル・アドバイザーとなった場合 両社からFAの就任を求められた場合 利益相反の分類①:絶対的利益相反行為 利益相反の分類②:相対的利益相反行為 ■資料編
- 本の長さ300ページ
- 言語日本語
- 出版社商事法務
- 発売日2009/5/1
- ISBN-10478577097X
- ISBN-13978-4785770976
登録情報
- 出版社 : 商事法務 (2009/5/1)
- 発売日 : 2009/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 300ページ
- ISBN-10 : 478577097X
- ISBN-13 : 978-4785770976
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,411,498位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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