私も同じく、朝日新聞の書評をみて即買い。期待以上の満足度。
アニメ業界を知るものにとっては、「なんで書いてしまうの?」、
と心で叫ぶと同時に、「溢れるTVアニメをかろうじて支えている
動画マンのことが、やっと世間に知ってもらえる」と感謝しきり。
子供にとっては「面白くもない」某劇場映画がマスコミに毎度賛歌されたり、
「日本のアニメコンテンツビジネス」を得意げに解説する資本家の書籍が、
書店で目立ってきていますが、その制作現場の現在の危うい実態を
そのまま描いている貴重な資料と言えます。加えて、「げんしけん」、
「NHK」とは別の、制作側からの本格的業界物としても価値あり。
硬い事をいいましたが、エンターテイメントとしての価値は更に上。
アニメーターを目指す双子の主人公の熱い夢、焦り、そしてそれぞれの恋愛
のもどかしさにはすんなり共感できます。周りのキャラクターも嫌な作監、
優しい先輩など厚み十分。この先どう関わっていくのか楽しみです。
主人公がこのあと原画、作画監督、キャラデザか演出へと成長し、
監督へと至る波乱万丈まで、たっぷり続く事を強ーく希望します。
(特に出版社さんに)
最後に一つ
石田敦子先生は、劇場アニメ「老人Z」の原画に参加された方と同一人物ですか??気になります。
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アニメがお仕事! (1) (ヤングキングコミックス) コミック – 2004/8/27
石田 敦子
(著)
- 本の長さ206ページ
- 言語日本語
- 出版社少年画報社
- 発売日2004/8/27
- ISBN-104785924608
- ISBN-13978-4785924607
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登録情報
- 出版社 : 少年画報社 (2004/8/27)
- 発売日 : 2004/8/27
- 言語 : 日本語
- コミック : 206ページ
- ISBN-10 : 4785924608
- ISBN-13 : 978-4785924607
- Amazon 売れ筋ランキング: - 499,664位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年4月3日に日本でレビュー済み
アニメーター漫画。
アニメって儲からないんですねー。
好きだから、というのがやっぱり強いのだとは思うけど、いろいろな人はいますよね…。
この作者らしく主人公はカープファン。
アニメって儲からないんですねー。
好きだから、というのがやっぱり強いのだとは思うけど、いろいろな人はいますよね…。
この作者らしく主人公はカープファン。
2019年4月27日に日本でレビュー済み
率直に言って作者の偏見に満ちた人間像やそれに対する好悪が丸出しで気持ちが悪すぎた。
作中に出てくるオタクでブサイクな非モテの男は歪んでいて性根が腐っていたりする。ま、それは現実でもそうだから、別にどうということはない。ただこの作品の場合、歪んでいるどころかもはや邪悪としか言いようがないレベルに描かれていて、そこも、この作者の好悪が丸出しだった。
対して、美形で恋愛にお盛んな男女は性格が良くて、絶対の正義として描かれている。ここも、この作者の歪んだ好悪が丸出しだった。実際の現実にはこの手の人種はブサと同じくらい歪んでいることが多いが、作中は絶対の正義だった。
んで、ブサ寄りの女キャラの立ち位置は、これまた作者の世界観か願望からくるものか、ヒロイン的ないい子ちゃんポジション。まぁ、現実的には一番ありえない人間象だ。とにかく作者の願望が丸出しだった。
非モテ、美醜、それにまつわる男女の扱いの差、とにかく作中の人間関係はそれらばっかの作者の世界観、願望、偏見丸出しで気持ち悪いったらなかった。
業界のあれこれや窮状については、今さら、そんなこと言われなくても多くの人が知ってるわ的なものばかりで目新しいものがあるわけでもなく、どうという内容でもなかった。
むしろ、ここでも前述の作者のあれこれが炸裂してて、イケメンや美女、恋愛にお盛んな人たちこそが大正義で、そのキャラたちが大成功をおさめてて、監督とかそういうポストはそういう奴らで埋め尽くされていたりで、願望丸出しの気持ち悪い職場としか言いようが無かった。
この手の(作者の)感性が好きだったり、こういう世界が好きなら、面白く読めるとは思う。
作中に出てくるオタクでブサイクな非モテの男は歪んでいて性根が腐っていたりする。ま、それは現実でもそうだから、別にどうということはない。ただこの作品の場合、歪んでいるどころかもはや邪悪としか言いようがないレベルに描かれていて、そこも、この作者の好悪が丸出しだった。
対して、美形で恋愛にお盛んな男女は性格が良くて、絶対の正義として描かれている。ここも、この作者の歪んだ好悪が丸出しだった。実際の現実にはこの手の人種はブサと同じくらい歪んでいることが多いが、作中は絶対の正義だった。
んで、ブサ寄りの女キャラの立ち位置は、これまた作者の世界観か願望からくるものか、ヒロイン的ないい子ちゃんポジション。まぁ、現実的には一番ありえない人間象だ。とにかく作者の願望が丸出しだった。
非モテ、美醜、それにまつわる男女の扱いの差、とにかく作中の人間関係はそれらばっかの作者の世界観、願望、偏見丸出しで気持ち悪いったらなかった。
業界のあれこれや窮状については、今さら、そんなこと言われなくても多くの人が知ってるわ的なものばかりで目新しいものがあるわけでもなく、どうという内容でもなかった。
むしろ、ここでも前述の作者のあれこれが炸裂してて、イケメンや美女、恋愛にお盛んな人たちこそが大正義で、そのキャラたちが大成功をおさめてて、監督とかそういうポストはそういう奴らで埋め尽くされていたりで、願望丸出しの気持ち悪い職場としか言いようが無かった。
この手の(作者の)感性が好きだったり、こういう世界が好きなら、面白く読めるとは思う。
2018年9月7日に日本でレビュー済み
アニメ業界の漫画としても面白く、夢を追う主人公の普遍的な物語としても読み応えがある。
きれいごとばかりでなく、自分より上手い人間を妬む気持ちや、時に嫌味を言ってしまう感情を正面から描きつつ、それでも前に進む姿を見せてくれる。
きれいごとばかりでなく、自分より上手い人間を妬む気持ちや、時に嫌味を言ってしまう感情を正面から描きつつ、それでも前に進む姿を見せてくれる。
2009年12月29日に日本でレビュー済み
「結局、僕はライフワークを探しているんだな」というフレーズが
友人と飲んだ時に、自分の口からふと出てきた。
ライフワークというものに対して、
僕は何ができて、何をすべきなのだろう。
そんなことをもう10年も考えているような気がする。
目の前の仕事にはもちろん責任もってベストを尽くすとして、
僕が僕であるためにすべきことは何なのだろう、と
いくつになってもやはり考えてしまうものですね。
『アニメがお仕事! 』はアニメーターを目指す双子の姉弟が
尾道から上京して、悩み、苦しみながら成長していく青春物語。
これだけ聞くとおたく漫画っぽいでしょ?
これがまた違うのです。
好きだからこそ、その道に進み、
好きだからこそ、血を流し、苦しむ。
彼らが悩む「仕事とは? 」という命題は
そのまま僕たちに重なってきます。
好きだという気持ちと
雪かきのように巡回的な日々の業務との兼ね合い。
それでもやっぱり、
恋するように仕事をしてよいのだ、と思えるこの漫画は、
僕の背中を確かに押してくれるのです。
だって、仕事に恋したいですから。
友人と飲んだ時に、自分の口からふと出てきた。
ライフワークというものに対して、
僕は何ができて、何をすべきなのだろう。
そんなことをもう10年も考えているような気がする。
目の前の仕事にはもちろん責任もってベストを尽くすとして、
僕が僕であるためにすべきことは何なのだろう、と
いくつになってもやはり考えてしまうものですね。
『アニメがお仕事! 』はアニメーターを目指す双子の姉弟が
尾道から上京して、悩み、苦しみながら成長していく青春物語。
これだけ聞くとおたく漫画っぽいでしょ?
これがまた違うのです。
好きだからこそ、その道に進み、
好きだからこそ、血を流し、苦しむ。
彼らが悩む「仕事とは? 」という命題は
そのまま僕たちに重なってきます。
好きだという気持ちと
雪かきのように巡回的な日々の業務との兼ね合い。
それでもやっぱり、
恋するように仕事をしてよいのだ、と思えるこの漫画は、
僕の背中を確かに押してくれるのです。
だって、仕事に恋したいですから。
2004年11月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
朝日新聞の書評欄に載っていて気になったので購入。
思った以上によかったです。
少々わかりにくいところもありますが、それはアニメ好きマンガ好きの
方ならご理解くださいませ。
私が思わずじーんとしたのは、「学生の頃の自分が今の自分を見て好きになってくれるかなってよく思う」と主人公のイチ乃ちゃんが思うところ。私も常々そう思ってるから…。あのころの夢や思いをどれだけ今ももっているのかなって。思い続けることがどんなに大切かを再認識させてくれます。イチ乃ちゃんと双子の弟二太くんの故郷が尾道ところもかなりポイントアップかな。続きが読みたい作品です。
思った以上によかったです。
少々わかりにくいところもありますが、それはアニメ好きマンガ好きの
方ならご理解くださいませ。
私が思わずじーんとしたのは、「学生の頃の自分が今の自分を見て好きになってくれるかなってよく思う」と主人公のイチ乃ちゃんが思うところ。私も常々そう思ってるから…。あのころの夢や思いをどれだけ今ももっているのかなって。思い続けることがどんなに大切かを再認識させてくれます。イチ乃ちゃんと双子の弟二太くんの故郷が尾道ところもかなりポイントアップかな。続きが読みたい作品です。
2021年8月20日に日本でレビュー済み
アニメ業界とは関係ない人ですが、いくらなんでも後味悪すぎる漫画でした。
数巻読んだ感想となります。
アニメ業界を包み隠さず書いている、ということであればアニメ業界終わってるなという感想しかないです。
勤務がブラックとかそういうのではなく、出てくる登場人物のクソ度が高い。
昼ドラみたいなドロドロ展開だったり、主人公へのストーカーだったり…
この人いい奴かも?と思ってもそれが覆されることが多くて非常に後味悪いです。
人間関係がドロドロすぎて純粋にお仕事漫画として楽しめないです。
このドロドロ込みでアニメ業界です、というなら絶望感しかないが…
漫画として面白くするためにわざとなら、あんまり好きじゃないです。
綺麗事ばかりの話も好きではないけど、ここまでドロドロにする必要もない気がします。
とにかく後味が悪いです。
数巻読んだ感想となります。
アニメ業界を包み隠さず書いている、ということであればアニメ業界終わってるなという感想しかないです。
勤務がブラックとかそういうのではなく、出てくる登場人物のクソ度が高い。
昼ドラみたいなドロドロ展開だったり、主人公へのストーカーだったり…
この人いい奴かも?と思ってもそれが覆されることが多くて非常に後味悪いです。
人間関係がドロドロすぎて純粋にお仕事漫画として楽しめないです。
このドロドロ込みでアニメ業界です、というなら絶望感しかないが…
漫画として面白くするためにわざとなら、あんまり好きじゃないです。
綺麗事ばかりの話も好きではないけど、ここまでドロドロにする必要もない気がします。
とにかく後味が悪いです。
2020年5月18日に日本でレビュー済み
表題はいい意味も悪い意味も含まれます。
いい意味はアニメ業界の状態や苦難について包み隠さず描かれているという点。
悪い意味はその隠さなかった中にいじめやアニメーター志望を減らしかねない苦行まで描かれている点。
同じアニメ業界を題材にしているSHIROBAKOは苦難こそ描かれてはいるもののかなりオブラートに包まれており、最終的にハッピーエンドに繋がるストーリーとなってます。アニメーターや制作進行志望も増えたのではないでしょうか。
対してこちらの作品はおそらく筆者の経験談と思われますが主人公たちの成長はあれどすぐまた苦難の連続、しかもそれが現実味を帯びており、挙げ句上司からのいじめやストーカー、不倫といった事象まで盛り込まれておりまさに負のスパイラル。本作が忠実にアニメ化されようものなら某アニメーション学院の入学希望はガクっと下がるのではないでしょうか。
本作品は業界志望者には劇薬、アニメは観るのが好き・趣味といった方にはひとつの刺激かもしれません。
一応最後は救われて(努力が実って)ますがジャンプで言うところの「あれから、●年後」のパターンで大半は前述の負のスパイラルです。連載はSHIROBAKOよりはるか昔ですが「現実はSHIROBAKOほど甘くないぞ」とアニメーターに語りかけるかのような印象を受けました。
いい意味はアニメ業界の状態や苦難について包み隠さず描かれているという点。
悪い意味はその隠さなかった中にいじめやアニメーター志望を減らしかねない苦行まで描かれている点。
同じアニメ業界を題材にしているSHIROBAKOは苦難こそ描かれてはいるもののかなりオブラートに包まれており、最終的にハッピーエンドに繋がるストーリーとなってます。アニメーターや制作進行志望も増えたのではないでしょうか。
対してこちらの作品はおそらく筆者の経験談と思われますが主人公たちの成長はあれどすぐまた苦難の連続、しかもそれが現実味を帯びており、挙げ句上司からのいじめやストーカー、不倫といった事象まで盛り込まれておりまさに負のスパイラル。本作が忠実にアニメ化されようものなら某アニメーション学院の入学希望はガクっと下がるのではないでしょうか。
本作品は業界志望者には劇薬、アニメは観るのが好き・趣味といった方にはひとつの刺激かもしれません。
一応最後は救われて(努力が実って)ますがジャンプで言うところの「あれから、●年後」のパターンで大半は前述の負のスパイラルです。連載はSHIROBAKOよりはるか昔ですが「現実はSHIROBAKOほど甘くないぞ」とアニメーターに語りかけるかのような印象を受けました。