怪奇な「百鬼夜行抄」と「大人の問題」などファミリーのドタバタを描いたものを混ぜ合わせたような作品です。平安・鎌倉あたりと思える時代が出てくるのは今先生としては異色ですね。
伝奇的、民俗学っぽい雰囲気がとてもいいです。瑞鳥を奉る天羽の一族と龍を祀る白尾根の一族、彼らがいさかいあったまま連綿と形を変えて時代を超え、鳥と蛇の化身となって現代に甦る・・なんて魅力的なテーマでしょうか。
ただ、他の作品でレビューアさんが書いておられるのを読んだのですが”「夜と星のむこう」の続編はもうあきらめました”・・と。これは2000年に連載されていた作品で、以後続きが書かれていない・・??21年間も書かれていなくて、この単行本も2007年発行の14年も前のもの・・としたら本当にもう先はないのかもしれません。おもしろい作品なので、ぜひぜひ続けていただきたいです。
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夜と星のむこう (第1巻) (SGコミックス) コミック – 2007/6/13
今 市子
(著)
- 本の長さ179ページ
- 言語日本語
- 出版社少年画報社
- 発売日2007/6/13
- ISBN-10478592795X
- ISBN-13978-4785927950
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登録情報
- 出版社 : 少年画報社 (2007/6/13)
- 発売日 : 2007/6/13
- 言語 : 日本語
- コミック : 179ページ
- ISBN-10 : 478592795X
- ISBN-13 : 978-4785927950
- Amazon 売れ筋ランキング: - 374,185位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんか、わかりにくくて、
ちょっと不気味で、それでいて、笑えて。
百鬼夜行抄と、楽園まであともうちょっとを、
足して二で割ったような?(笑
なんか、物足りない終わり方なので、
是非に続編がでてくれるといいのですが。
ちょっと不気味で、それでいて、笑えて。
百鬼夜行抄と、楽園まであともうちょっとを、
足して二で割ったような?(笑
なんか、物足りない終わり方なので、
是非に続編がでてくれるといいのですが。
2008年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
生後4日目に病院の火事で死んだと思われてた兄の龍一が帰ってきた。
突然帰って来られても16年の歳月をそう簡単に埋められるものではなく、龍一の代わりに養女になった弓絵、2年後に生まれ同じ呼び名を付けられた立一は、複雑この上ない。
龍一の事を知らせて仲介してくれたはずの人はすでに死んでいたと知って、喜んで迎えた母親は龍一の正体に不信を抱くようになる。
龍一は絶えず何かを警戒し、外に出ると何ものかに襲われた。
龍一を守護するはずの、正体がオオサンショウウオの玄は、立一を勝手に主人と決めて側にいるようになる。
環境の変化から体が弱って力が出ない龍一と、水がないと何の役にも立たない玄。
トラックや電車に驚き、人ごみと空気の悪さに死にそうになる二人。
立一が二人の面倒を見なくてはいけないはめに・・・。
親戚のおばさんの家に呼ばれ行くと、生まれた時に殺したはずだったと、龍一に刃を向ける。立一は龍一を庇っておばさんを殺してしまう。
龍一が帰って来てから立一は次々とトラブルに巻き込まれる。
どうも「りゅういち」という名前にキーワードがあるらしい。
天敵として創られた瑞鳥と龍の神話、その運命から逃れようとする鳥と蛇に由来する過去の人達の話しもある。
何世代も生まれ変わっても天敵の運命って、この現代の話しにどう関わってくるのか。
火事の現場から連れ去られてお袋様に育てられた龍一は、待ち望まれてた本物の「りゅう」なのか。
本当は「強い」はずの玄がしょっちゅう水不足で倒れて、現代は手軽にペットボトルの水が買えることに感動するあたりがコミカルで笑えた。
いろんな疑問を投げかけてて、この先がすごく気になる。早く続きを・・・。
突然帰って来られても16年の歳月をそう簡単に埋められるものではなく、龍一の代わりに養女になった弓絵、2年後に生まれ同じ呼び名を付けられた立一は、複雑この上ない。
龍一の事を知らせて仲介してくれたはずの人はすでに死んでいたと知って、喜んで迎えた母親は龍一の正体に不信を抱くようになる。
龍一は絶えず何かを警戒し、外に出ると何ものかに襲われた。
龍一を守護するはずの、正体がオオサンショウウオの玄は、立一を勝手に主人と決めて側にいるようになる。
環境の変化から体が弱って力が出ない龍一と、水がないと何の役にも立たない玄。
トラックや電車に驚き、人ごみと空気の悪さに死にそうになる二人。
立一が二人の面倒を見なくてはいけないはめに・・・。
親戚のおばさんの家に呼ばれ行くと、生まれた時に殺したはずだったと、龍一に刃を向ける。立一は龍一を庇っておばさんを殺してしまう。
龍一が帰って来てから立一は次々とトラブルに巻き込まれる。
どうも「りゅういち」という名前にキーワードがあるらしい。
天敵として創られた瑞鳥と龍の神話、その運命から逃れようとする鳥と蛇に由来する過去の人達の話しもある。
何世代も生まれ変わっても天敵の運命って、この現代の話しにどう関わってくるのか。
火事の現場から連れ去られてお袋様に育てられた龍一は、待ち望まれてた本物の「りゅう」なのか。
本当は「強い」はずの玄がしょっちゅう水不足で倒れて、現代は手軽にペットボトルの水が買えることに感動するあたりがコミカルで笑えた。
いろんな疑問を投げかけてて、この先がすごく気になる。早く続きを・・・。
2007年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「復刊ドットコム」というサイトにこの作品の復刊リクエストが出ているのは知っていました。(しりきれトンボなのは掲載誌が廃刊になったせいなんですね)今回の出版はファンの熱意が形になったということでしょうか。嬉しいことです。
この本のオビに『YOUNG KING OURS』8月号に『夜と星のむこう 外伝』よみきり52ページが掲載されるという宣伝がありましたので、楽しみに待つことにします。新作が載るということは、いずれは2巻も出るということですよね、きっと。物語がどんなふうに収束していくのか、期待してます。
この本のオビに『YOUNG KING OURS』8月号に『夜と星のむこう 外伝』よみきり52ページが掲載されるという宣伝がありましたので、楽しみに待つことにします。新作が載るということは、いずれは2巻も出るということですよね、きっと。物語がどんなふうに収束していくのか、期待してます。
2016年11月3日に日本でレビュー済み
というか、出してもらえるのでしょうか。
内容はこの作者さんらしく神話や土着信仰のおどろしさを帯びたホラー(+コメディ)です。
雰囲気が最高なことに加え、百鬼夜行でいくところの青嵐にあたりそうなキャラクターがミステリアスでカッコいい。
有耶無耶な終わり方でもかまわない、とにかくなんとか終わらせてくれないかな…
ゆっくりと長く続いていたB級グルメクラブが先日完結したし、こちらもなんとか完結編を出してもらえますように。
願いをこめて星5つです。
本当は出版社に送ったほうがいいんでしょうね
内容はこの作者さんらしく神話や土着信仰のおどろしさを帯びたホラー(+コメディ)です。
雰囲気が最高なことに加え、百鬼夜行でいくところの青嵐にあたりそうなキャラクターがミステリアスでカッコいい。
有耶無耶な終わり方でもかまわない、とにかくなんとか終わらせてくれないかな…
ゆっくりと長く続いていたB級グルメクラブが先日完結したし、こちらもなんとか完結編を出してもらえますように。
願いをこめて星5つです。
本当は出版社に送ったほうがいいんでしょうね
2017年8月6日に日本でレビュー済み
ずーっと待ってます。二人のりゅうはどうなるんでしょうか。玄やお袋さまもきになります。
ホラーなホームドラマ再開してください!
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