はじめに
ネオ公衆衛生時代の大衆文化
身体の社会学と健康と病の社会学
ネオリベラリズムと新しい公衆衛生
科学化される社会
◆大衆文化としての健康と科学
ヘルスリテラシー:自己による自己の身体統治
健康の名のもとにやせる
食をとおした身体コントロール
ヘルスプロモーション活動に介在する知
知識と実践
ワイドショーにおける健康の科学的リアリズム
科学的知はどう機能するのか
隠れた健康効果とリスクを暴露する科学的知
説明しない専門家/説明する素人
実感できない身体比喩
科学的リアリズムを支えるのは誰か
テレビジョンの外へ!
素人たちの実践と活用
ココアブームを追え!
健康科学への投資
野菜がたくさん広告を成立させるもの
科学をめぐる精緻化と悪用のスパイラル
フードファディズムと煽られる大衆
ネオ公衆衛生時代の食品分類と栄養機能主義
エビデンス・ベースド言説とは何か
禁欲的自立ゆえの快楽
おわりに
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健康の語られ方 (青弓社ライブラリー 25) 単行本 – 2002/6/1
柄本 三代子
(著)
テレビ番組の「血液サラサラ」に顕著な科学性をまとった健康言説の氾濫と、それを積極的に受容して健康食品や健康補助薬を摂取することに快楽を見いだす視聴者たち。自分の健康を語ることが強迫と化した現代の、科学と食品と身体の社会的な構造を検証する。
- 本の長さ213ページ
- 言語日本語
- 出版社青弓社
- 発売日2002/6/1
- ISBN-104787232029
- ISBN-13978-4787232021
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
いま、健康はどのように語られているのか。テレビをはじめとした健康情報のなかで発せられる専門家たちの科学的言説と、それを楽しみに変えてしまう人々の実践。健康に関する言説を綿密に検証する。
登録情報
- 出版社 : 青弓社 (2002/6/1)
- 発売日 : 2002/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 213ページ
- ISBN-10 : 4787232029
- ISBN-13 : 978-4787232021
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,204,832位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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