物凄い執着と熱意を感じさせる1冊であり、登場するピアニストの数だけで圧倒されて、尊敬措く価わざるという気持ちになってくる。ここに登場する多数のピアニストを総て聴いているという事実に慄かされる。いやいや、大袈裟でなしに。偉大なるアマチュアリズムだ!! 膨大な数のコンサートを聴き、唸るようなCDコレクションを持っているのであろう。それを本にして流通させた版元にも最大限の敬意を表したい。
偉大なるアマチュアをこそ、ほんもののプロと言いたくなってくる。効率とか、成果なんぞは度外視。
★いくつの評価には、それぞれの思い入れもあって首を傾げたくなるところもある。
しかし、それは大した問題ではない。
こちらには名前を聞いたこともないピアニストが多数いて、この著者はここにある総てを聴いているのだからな!!! その事実は、本書を読み進めるにつれて畏怖の念をすら呼び覚ますだろう。
著者の吉澤にはほかに著書はなく、それがかえって「こいつは何者だ?」という想念とともに、読者をして畏怖せしめるのである。大袈裟じゃないですよ。
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ピアニストガイド 単行本 – 2006/2/10
吉澤 ヴィルヘルム
(著)
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購入オプションとあわせ買い
ショパン国際ピアノコンクールで上位入賞する新進気鋭たち。彼/彼女らが目標にするピアニストは誰か? 世界で活躍する約300人の略歴や演奏の特徴、得意な曲目、イチ押しのCD紹介などを網羅した初めての一大名鑑。ピアノを弾く/聴くファン必携の一冊。
- 本の長さ378ページ
- 言語日本語
- 出版社青弓社
- 発売日2006/2/10
- ISBN-10478727208X
- ISBN-13978-4787272089
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商品の説明
著者について
1963年、大阪府生まれ。音楽研究家。子供のころからクラシック音楽を聴かない日はなく今日に至る。共著に『究極!クラシックのツボ』『オペラ大爆発!』(ともに青弓社)ほか。
登録情報
- 出版社 : 青弓社 (2006/2/10)
- 発売日 : 2006/2/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 378ページ
- ISBN-10 : 478727208X
- ISBN-13 : 978-4787272089
- Amazon 売れ筋ランキング: - 67,016位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10位演奏家・指揮者・楽器の本
- - 53位音楽史
- - 16,518位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2010年8月13日に日本でレビュー済み
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2013年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コンクール歴や、楽器のメーカー、流派などユニークな観点からまとめられたピアニストガイドで、色々新しい発見がある。特に使用している楽器のことなど、これまでまったく私が気にしていなかったところに目を向けさせてくれて、大変に勉強になった。扱っているピアニストの数も多数。特に古い世代のピアニストへのこだわりは、著者ならではである。
ただ、『こんな名盤はいらない!』(同じく青弓社)での、著者吉澤ヴィルヘルム氏の独断に満ちた辛口の論評を期待していた私からすると、この本は少し温厚すぎる。例えば「有名なピアニストは星2つ以上」をつけているなど(紹介されている全ピアニストにゼロから3の星が付けられている)、一般向けピアニストガイドを意識したものだろう。個人的には、もっと著者に「本領」を発揮してもらいたかったのだが、マーケッット戦略的には致し方ないのだろうか。
すでに出版されて7年が経っているので、今では少し古くなっている。最近名が売れるようになったピアニストは、当然入っていない。アップデートしたバージョンを出版してもらいたいものだ。
ただ、『こんな名盤はいらない!』(同じく青弓社)での、著者吉澤ヴィルヘルム氏の独断に満ちた辛口の論評を期待していた私からすると、この本は少し温厚すぎる。例えば「有名なピアニストは星2つ以上」をつけているなど(紹介されている全ピアニストにゼロから3の星が付けられている)、一般向けピアニストガイドを意識したものだろう。個人的には、もっと著者に「本領」を発揮してもらいたかったのだが、マーケッット戦略的には致し方ないのだろうか。
すでに出版されて7年が経っているので、今では少し古くなっている。最近名が売れるようになったピアニストは、当然入っていない。アップデートしたバージョンを出版してもらいたいものだ。
2016年5月30日に日本でレビュー済み
著者自身がピアニストに取材するわけでもなく、どこでも誰でも手に入れられる情報が不十分に並べてあるだけで底が浅い。
ハノンの序文をパロディにしたと思われるまえがきも、単に上から目線なだけで的はずれ。そこに謳われているような愛好家・専門家のガイドにはほど遠い。
他の人も書かれているように、ランク付けも意味不明。ピアニストとしてのツェルニーが星1つ、って笑う所ですか?
全項目でレッテル貼り(「鍵盤の師子王」の類)を行っているが、一般的なものと著者が付けたものが断りもなくまぜこぜにしてある。この種の行為が好きな人が多いのはわかるが、いい加減害悪であると気付いてほしい。
総合的にせいぜいブログで十分であり、とても価格に見合う一冊ではない。
ハノンの序文をパロディにしたと思われるまえがきも、単に上から目線なだけで的はずれ。そこに謳われているような愛好家・専門家のガイドにはほど遠い。
他の人も書かれているように、ランク付けも意味不明。ピアニストとしてのツェルニーが星1つ、って笑う所ですか?
全項目でレッテル貼り(「鍵盤の師子王」の類)を行っているが、一般的なものと著者が付けたものが断りもなくまぜこぜにしてある。この種の行為が好きな人が多いのはわかるが、いい加減害悪であると気付いてほしい。
総合的にせいぜいブログで十分であり、とても価格に見合う一冊ではない。
2008年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私はピアノのことはよく分かりませんが、この本はピアニストの短い紹介とCDが幾枚か提示されていて、なかなか分かりやすかったです。レッスンの参考に、ピアニストの学習の参考に、と前書きにあるけれど、正直そんなに役に立つなかどうかは分かりませんが、面白い読み物ではありました。
しかし実はよく分からんのは、ピアニストに添えられている最高三つの「星」です。お勧め度だそうですが、文章にはその説明は無く、単純に説明文は説明、評価は主観的、という風に見えます。この星がなくても本としての価値は下がらないんだと思うけどなー。勿論分かりやすさは減殺されますけど。
しかし実はよく分からんのは、ピアニストに添えられている最高三つの「星」です。お勧め度だそうですが、文章にはその説明は無く、単純に説明文は説明、評価は主観的、という風に見えます。この星がなくても本としての価値は下がらないんだと思うけどなー。勿論分かりやすさは減殺されますけど。
2008年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素晴らしい本です。
器楽曲とくにピアノ曲が好きなので何十年あまり
様々なピアニストガイドを目にしてきましたが、
本書はずばぬけてユニークなガイドです。
絶対お勧めの一冊です。
器楽曲とくにピアノ曲が好きなので何十年あまり
様々なピアニストガイドを目にしてきましたが、
本書はずばぬけてユニークなガイドです。
絶対お勧めの一冊です。
2017年12月28日に日本でレビュー済み
1ピアニスト、1ページで本が執筆されている。ここまで古今東西、現代過去のピアニストを網羅的にしているガイドブックはないだろう。しかし、記載がやや客観的情報に偏っており、演奏の特徴などの情報は乏しい。あくまでこういうピアニストがいる程度の説明になっているのは惜しいところ。ただ、現代過去において活躍するピアニストを概観できるのでピアノ好きにはオススメ。かなり分厚いが、1ページずつ読んでいき、気になるピアニストには付箋を貼っておき、CD等で、自分の耳を使って確かめていく作業が必要だろう。音大生クラスなら、本書を精読して、各ピアニストのめぼしい演奏は聴いておいた方がいいと思う。
2013年9月8日に日本でレビュー済み
パラパラとめくって見てみましたが、何というかこの著者の文章からピアニスト(音楽)への愛情が感じられませんでした。1人の人が書いているので好みが偏るのは当然ですが、こういう本は読む必要がないなと改めて感じました。お薦め度を星3つで示す意味も全く参考になりません。音楽を親しもうとする(親しんでいる)人に向けて心から紹介したいというより、ただ自分のために書き上げたという感じがしました。私は知識云々よりも、あぁ音楽ってやっぱり素晴らしいんだなぁと思えるような人が書いた本が好きです。
適当に知りたい方には手っ取り早い手引き書にはなります。
適当に知りたい方には手っ取り早い手引き書にはなります。
2019年12月12日に日本でレビュー済み
定番クラシック曲の有名な作曲家の紹介やピアノのブランドと特長の紹介等も書いてあり決して飽きさせない作りになっています。高いですがそれ相応の価値があります。この本のお陰で何個か名盤に出会うことが出来ました。感謝感謝です!超お薦めです!