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近代日本の紋章学 単行本 – 1992/11/1

4.0 5つ星のうち4.0 1個の評価

ダブルポイント 詳細
 モダンな幾何学的思考と邪悪なる精神──。江戸川乱歩、小栗虫太郎から小酒井不木、海野十三まで、ユートピアと戦争の時代を駆け抜けた冒険者たち、夢見るモダニストたちのまなざしをとおし、近代日本の場所を検証する精神の系譜学。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 青弓社 (1992/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1992/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 210ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 478729069X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4787290694
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 1個の評価

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長山 靖生
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上位レビュー、対象国: 日本

2006年12月24日に日本でレビュー済み
本書が家に届いた時「あれ、紋章の本なんか買ったけなぁ ?」と思った。「紋章=エンブレム」と思い込んで、家紋の本でも間違えて注文したかな、と頭を掻いた。しかし、読んで見ると誤解に気付き、本書が近代日本の文化的背景を数名の作家の分析に託して描いたものだと理解した。

パート1では主に明治の作家の作品から"浮遊"を論じ、また明治から昭和の作品を基に都市文化の流動性を論じる。「流動性=浮遊」と考えても良い。

パート2では個々の作家に焦点を当てて独特の観点から論じる。まずは江戸川乱歩である。乱歩が耽美的ミステリを"普通"に書く謎を論じる視点は鋭い。次は乱歩の恩師とも言える小酒井不木である。彼が、本格ミステリ、SF、幻想小説を纏めた帝国を作ろうとしていたという話は初耳だったので、新鮮な驚きを受けた。もっと注目されて良い人物である。次いで科学小説で知られる海野十三を医学的見地から論じる。小栗虫太郎にも触れているが、彼の観念性や空虚性が論じられていないので、個人的には不満である。

最後のパート3ではゴジラ等の怪獣が何故南からやって来るかを、日本人南方憧憬説から論じて興味を惹く。作中で引用される文献は数知れず、その量に圧倒される(著者は歯学博士)。全体を通して読むと近代日本人の意匠を抉り出すという意図が感じられ「紋章」という題名はふさわしい気がした。最後にゴジラが出て来るように肩を張らずに読める近代日本人の意匠への案内書。
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