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時間と物語 1 新装版 単行本 – 2004/9/1

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  1. 本の長さ
    412ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    新曜社
  4. 発売日
    2004/9/1
  5. ISBN-10
    4788509148
  6. ISBN-13
    978-4788509146
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商品の説明

出版社からのコメント

◆時間と物語1巻◆ 著者は物語を歴史物語とフィクション物語に二分する。第一部で基本的なテーゼを提示したあと，第二部ではアナール学派などの歴史理論にこのテーゼを適用する。

抜粋

本書の第一部はいくつかの大前提を明るみに出すことをめざし、それらの前提は本書の以下の部分で、歴史的叙述やフィクション物語を扱うさまざまな学問によって検証されることになろう。その前提には共通の核がある。本研究の第二部と第三部で証明することに努めるように、歴史的叙述とフィクション物語の間に構造論的同一性があることをか確証することであれ、第四部でするように、これらの二つの物語様式のそれぞれの真実性要求の間の深い類縁性を確証することであれ、ある一つの前提が他のすべて前提に優越している。すなわち、物語機能が構造論的同一性をもち、いかなる物語作品も真実性を要求すること、この二つの最終的な賭は人間経験の時間的性格にある、ということである。いかなる物語作品によって展開される世界であれ、それはつねに時間的世界である。あるいは、本書の中でしばしばくりかえされるであろうように、時間のが物語の仕方で分節されるに応じて、時間は人間的時間となる。逆に物語が時間経験の諸特質を描き出すのに応じて、物語は意味をおびる。第一部はこの前提をもっぱら扱う。（「第一部 物語と時間性の循環」より）

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新曜社 (2004/9/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/9/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 412ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4788509148
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4788509146

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