プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
岡崎京子論 少女マンガ・都市・メディア 単行本 – 2012/10/24
杉本 章吾
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥3,740","priceAmount":3740.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"3,740","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"GNP75S2KmlGSx5vtW7wnHR21YSfqATDLu8oRXxhQIS82a5yIZkRnmzqP761dqJkuvHkiqBwpY3xQAk2h7DHE5mfIHj0x%2BSS2bC%2FD4HZwx5e1jrvr0EVUdIdPLc9kkCKar5%2FreUmYOaQ%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥2,050","priceAmount":2050.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"2,050","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"GNP75S2KmlGSx5vtW7wnHR21YSfqATDLZqNSNZK7v7TKTI4ActUFZbp1OEsJqL2lTM4Xo3cQoKOrr9ao4PJOwjp7C2%2BJfKZtS7s2jPCU53NohMu67tYJiAsWcMZtDcZSPFM9fsjpI3%2FLjUtHKHNyYcqBOy49LCxelg1JJFaNR7mP3lC%2BSxgo6A%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
<著者より>
『ヘルタースケルター』の映画化や未刊行作の出版、過去の作品の復刊やあいつぐ研究書の刊行など、休筆後の現在でも、岡崎京子さんのマンガはあつい注目を集めつづけています。彼女の影響は、マンガのみならず、文学や美術、音楽や映画など様々なジャンルに及んでいます。また、その魅力を解析しようと、これまでマンガ批評を筆頭に、ジェンダー研究やサブカルチャー研究、社会批評や文芸批評など、幅広い分野で批評が喚起されてきました。
本書はこうした先行する知見を踏まえながら、とりわけ、少女マンガとの関わりから岡崎さんの活動をとらえなおそうとしたものです。もちろん、掲載されたメディアの点でも、テーマの点でも、岡崎さんの作品を無条件に少女マンガとして語ることはできません。ただし、その一方で、彼女が萩尾望都さんや大島弓子さんからの影響を明らかにし、ときに彼女らのマンガからセリフやモチーフ、構図などを引用していることを考えれば、岡崎さんを少女マンガの外部に位置づけるだけでも不十分でしょう。むしろ、岡崎さんは、少女マンガである/ないという単純化された二分法によってではなく、その境域を不断に揺動させる少女マンガの臨界に位置する作家としてとらえられるべきなのではないか、というのが本書の基本的な姿勢です。
それでは、少女マンガというジャンルとの関わりのなかで、彼女はどのような少女・女性像を提示していったのか。本書は、マンガというメディアの固有性を重視しながら、彼女の(少女)マンガ史的意義を問い直していきます。また、それとともに、同時代の文化・社会状況と関連づけながら、彼女が少女・女性の生のありようをいかにして表象し、問い直し、提起していったのか、その特徴と変遷を多角的に明らかにするものでもあります。
こうした作業を積み重ねることで、本書では、現代社会を生きる少女・女性のヴィヴィッドな感性を鮮やかに掬い上るとともに、そうした感性が成立する社会的状況をもクリアに描出し、幅広い人気を獲得していった岡崎京子さんの魅力を探り出せたのではないかと思います。その結果の如何を、皆様にはご判断いただければ幸いです。(杉本章吾)
『ヘルタースケルター』の映画化や未刊行作の出版、過去の作品の復刊やあいつぐ研究書の刊行など、休筆後の現在でも、岡崎京子さんのマンガはあつい注目を集めつづけています。彼女の影響は、マンガのみならず、文学や美術、音楽や映画など様々なジャンルに及んでいます。また、その魅力を解析しようと、これまでマンガ批評を筆頭に、ジェンダー研究やサブカルチャー研究、社会批評や文芸批評など、幅広い分野で批評が喚起されてきました。
本書はこうした先行する知見を踏まえながら、とりわけ、少女マンガとの関わりから岡崎さんの活動をとらえなおそうとしたものです。もちろん、掲載されたメディアの点でも、テーマの点でも、岡崎さんの作品を無条件に少女マンガとして語ることはできません。ただし、その一方で、彼女が萩尾望都さんや大島弓子さんからの影響を明らかにし、ときに彼女らのマンガからセリフやモチーフ、構図などを引用していることを考えれば、岡崎さんを少女マンガの外部に位置づけるだけでも不十分でしょう。むしろ、岡崎さんは、少女マンガである/ないという単純化された二分法によってではなく、その境域を不断に揺動させる少女マンガの臨界に位置する作家としてとらえられるべきなのではないか、というのが本書の基本的な姿勢です。
それでは、少女マンガというジャンルとの関わりのなかで、彼女はどのような少女・女性像を提示していったのか。本書は、マンガというメディアの固有性を重視しながら、彼女の(少女)マンガ史的意義を問い直していきます。また、それとともに、同時代の文化・社会状況と関連づけながら、彼女が少女・女性の生のありようをいかにして表象し、問い直し、提起していったのか、その特徴と変遷を多角的に明らかにするものでもあります。
こうした作業を積み重ねることで、本書では、現代社会を生きる少女・女性のヴィヴィッドな感性を鮮やかに掬い上るとともに、そうした感性が成立する社会的状況をもクリアに描出し、幅広い人気を獲得していった岡崎京子さんの魅力を探り出せたのではないかと思います。その結果の如何を、皆様にはご判断いただければ幸いです。(杉本章吾)
- 本の長さ384ページ
- 言語日本語
- 出版社新曜社
- 発売日2012/10/24
- ISBN-104788513064
- ISBN-13978-4788513068
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 新曜社 (2012/10/24)
- 発売日 : 2012/10/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 384ページ
- ISBN-10 : 4788513064
- ISBN-13 : 978-4788513068
- Amazon 売れ筋ランキング: - 766,210位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中5つ
5つのうち5つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
1グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ