存在論では、どのような議論がなされているかということについて、明快に示されています。
文章が明快であり、トピックも十分に整理されており、存在論について事前知識のない私でも大変有意義な知見を得られました。
とはいえ、簡単であるということは意味せず、歯ごたえのある内容となっていますので、一般的な文庫本や新書を読むように飛ばし読みすると、あっという間についていけなくなることでしょう。雰囲気を味わう本ではなく、よく注意して読むことが必要不可欠であると思われます。
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現代存在論講義I—ファンダメンタルズ 単行本(ソフトカバー) – 2017/4/7
倉田剛
(著)
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ファンダメンタルズ
- 本の長さ202ページ
- 言語日本語
- 出版社新曜社
- 発売日2017/4/7
- 寸法14.9 x 1.4 x 21.1 cm
- ISBN-104788515180
- ISBN-13978-4788515185
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価格 | ¥2,970¥2,970 | ¥2,420¥2,420 | ¥2,420¥2,420 |
執筆者 | 倉田 剛 著 | 倉田 剛 著 | 倉田 剛 著 |
内容紹介 | 論理学は見慣れない記号や式だらけで難しそう、というイメージを一新。いざというときに論理的になることができる能力を、インフォーマル・ロジック(非形式論理学)を通して身につける。 | 論理学を武器としてきわめて明晰な議論へと新生した存在論―その最先端まで学生と教員の対話を織り交ぜた解説で導く本格入門書。存在論の方法、カテゴリーの体系、性質について初歩から詳論する。 | 目前の机のような「中間サイズの物質的対象」、生物・物質・人工物の「種」、現実世界と事物のあり方が異なる「可能世界」、小説のキャラクターといった「虚構的対象」について、四つの講義を所収。 |
登録情報
- 出版社 : 新曜社 (2017/4/7)
- 発売日 : 2017/4/7
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 202ページ
- ISBN-10 : 4788515180
- ISBN-13 : 978-4788515185
- 寸法 : 14.9 x 1.4 x 21.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 253,767位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 350位形而上学・存在論
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2022年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2023年10月15日に日本でレビュー済み
分析的存在論の入門書。言語論的転回後の普遍論争を扱う。工学部生としてはBFO等の道具による存在論と情報存在論(オントロジー)との接続が興味深い。著者は観念論を「哲学史上の負の遺産」と述べており、分析哲学と観念論とは水と油であることには注意すべきであろう(ただし、現象学は味方である)。理論選択の規準となる理論的美徳を含むメタ存在論やクワイン的存在論、新カルナップ主義など。『現代普遍論争入門』で扱われるクラス唯名論や述語唯名論等が第5章をなす。著者は、それらの唯名論のなかでも有力なトロープ唯名論と実在論との両立を企図する。直観主義は日常言語を基盤とする分析哲学にとって必要であるようだ。形式的存在・関係区分などのカテゴリ区分は一般存在論の範囲になるのだろう。数や形といった数学の基礎的概念を同値関係により定義する〈抽象原理〉はフレーゲの理論を理解する上で最も重要だろう。
2017年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白くて分かりやすい。分析哲学の本とか、現代形而上学の本とか、趣味で読むけど、これが見通しやすさ1番だと思う。
続巻の発売を待っている状態。
続巻の発売を待っている状態。
2017年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
分析哲学系の入門書としては、飯田隆「言語哲学大全」以来のヒットではなかろうか。扱っているトピックはどれも興味深く、議論の進め方も丁寧で面白い。続編があるようだから、期待したい。
2017年8月12日に日本でレビュー済み
私は理系の学生ですが(むしろ本書は理系だからこそ?)非常に分かりやすく面白く読むことができました。
現代(英語圏)哲学の概説書としてはRoutledge社から出ている"Contemporary Philosophy"シリーズ Metaphysics: A Contemporary Introduction (Routledge Contemporary Introductions to Philosophy) が標準的ですが、日本語で読める現代存在論の本は今までほとんどありませんでした。筆者が「序文」にて述べているとおりです。まず、この点で素晴らしい仕事だと思います。
また、これも「序文」で触れられているとおりですが、日本の読書界においては「存在論」といえばハイデガーという雰囲気がないわけではありません。しかし、西洋哲学のいわば「王道」をいく思考はむしろ、本書が描き出すような領域にこそあるはずで、その「感じ」を大まかにでも掴まないとアリストテレスもライプニッツもカントもよく分からないようなことになってしまうのではないか、という気がします。その点から見ても、非常に良い作品で、続編が発表されるのが楽しみでなりません。
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2023年4月14日に日本でレビュー済み
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知り合いの哲学者の推薦本。テーマはイカツいが、内容が整理されていて文章も読みやすい。存在論の研究者が何を考えているかを垣間見ることができる。トロープという概念はよく思いついたなあと、思考の道具としての有用性に感心させられる。