教養という野望
相続が衰退した時代の教養復興
啓蒙のジレンマ―個我の確立は強制し得るか
近代以前
教養はいかに消費されたか
趣味から拠りどころへ・朱子学自発主義の矛盾
異物・妖怪としての学問と知識人
トイレの花子さんのために―空き部屋に宿る魔をめぐって
名前
準拠集団を標識するものとして
人格統合の指標として
個は部屋がつくる
自我を宿らせる隠れ家
思想体系としての間取り
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野望としての教養: 大学講義 単行本 – 2000/6/30
浅羽通明
(著)
- 本の長さ525ページ
- 言語日本語
- 出版社時事通信社
- 発売日2000/6/30
- ISBN-104788700638
- ISBN-13978-4788700635
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
飾り物の「知」よ、さらば! 法政大学社会学部第二部において行われた1996年度の社会史の授業をもとに、一斉授業に異議を唱える著者による「本当に使える教養」講義全15講。
登録情報
- 出版社 : 時事通信社; New版 (2000/6/30)
- 発売日 : 2000/6/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 525ページ
- ISBN-10 : 4788700638
- ISBN-13 : 978-4788700635
- Amazon 売れ筋ランキング: - 501,727位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 160位社会学の論文・講演集
- - 4,509位社会一般関連書籍
- - 9,280位社会学概論
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2003年10月17日に日本でレビュー済み
はるかに使えるし、おもしろい。まず、筆者の多方面への目の配り方がわかるし、現代において「啓蒙」という営為がどれだけひねくれていなければならないかということがわかる。それでも、浅羽に興味を持ってくれる人は非常に少ないのではないかと思う。自分で気合を入れて勉強してみようと思う人間は少ないんじゃないかと思う。この諦念から、私たち読書する人間は始めなければいけない。
2001年4月14日に日本でレビュー済み
歴史の変遷をたどりながら、教育について講義したものを収録したものだ。 挿入された具体的事例などが大変面白い。学生に向けた講義だけあって、空きさせない工夫が見られる。朱子学から国学への過渡、近代学問への飛躍を収録した個所は最も読みごたえのある文章の1つだ。 著者があえて平易な言葉を用いているだけに、大変読みやすいものだった。
2002年1月30日に日本でレビュー済み
大学の講義に手を加えたとのことだが、知識あふれる空間が本書にも思う存分
繰り広げられている。橋本治、小林信彦といった作家の作品の中にあらわれる思想を十分に展開しながら、著者の野望が述べられている
繰り広げられている。橋本治、小林信彦といった作家の作品の中にあらわれる思想を十分に展開しながら、著者の野望が述べられている