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日本の医療制度改革がめざすもの 単行本 – 2008/6/1

4.3 5つ星のうち4.3 8個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 時事通信出版局 (2008/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 178ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4788708604
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4788708600
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 8個の評価

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辻 哲夫
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上位レビュー、対象国: 日本

2015年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
授業のレポート作成において、とても役に立ちました。これからも、役立てたいと思います。
2009年5月17日に日本でレビュー済み
元厚労省の人が書いた本。
ざっくり言うと、高齢化が進むと医療費は嵩むので
増えないように何とかしないといけないですよ。

それには、医療現場の効率化を図るのが第一で、それから、予防。
ちょうど良い所に、肥満が病気と直結してる、というデータが見つかったから、
メタボ検診をしとけば、病気にかかるのは痩せない人がいけないんですよ。
ということが言える。という主張。

しかし、この本の中からは国の機構を簡素にして無駄をなくし、
直接患者さんと共に病気やケガと戦っている病院や医師に
お金を回そうという気持ちは、さっぱり見えない。
医療費で国が傾くと言いつつ、さらに新しい法人を作るのは、
退職後の職を確保しようという意図が見え隠れしないだろうか?

自分は、良いお医者さんに良い環境で病気や怪我を見てもらいたい。
良い薬や良い医療機器を安全に使ってもらいたい。
さらに言うなら、病気になるからと言って、日々の楽しみを制限されたり、
無駄な運動なんかに時間を取られるのは、ちょっと勘弁願いたい。
(誤解のないように書いておくと自分は標準体重です。)

高齢になれば、医療費は掛かるものです。
メタボに気を付けたって、結局人は死ぬのだし、数年後に延びるだけです。
そのための費用はどこかから持ってくるしかないのです。
というか、このままでは医者が足りなくなるのは、自明で、
医療そのものが受けられなくなる可能性だってあるのです。

厚労省の政策の間違いの付けを国民に押し付けようという意図を
押し隠しながら、危機を煽って、自分たちの都合の良いようにしてしまう。

お役人さんが、どのように考えているかを知るにはとても良い本です。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは医療現場を知らない厚生省官僚が書いた本であり,色んな数値的データを示していることはある程度評価するが,自分にとっては全くの期待はずれであった.大きな誤りが2つあることを指摘しておきしたい.
1)生活習慣病の予防は各個人にとっては重要な問題ではあるが,生活習慣病の予防によってあたかも社会保障費が節減できるかのように誤解されている,高齢になればだれにも襲いかかってくるものであるから,60歳で予防できたとしても70歳になれば必ずといっていいほど同じ病気が起こってくる.その間の予防対策(啓蒙や検査)そのものにかかるコスト,支給される年金がかさむので,結局は国全体の社会保障費は節減されない.予防した後は罹らずに済むという誤った考えに基づいているように思われる.予防策によりの先送りはある程度可能であるが完全予防は不可能である.
2)今日のわが国の高齢化した核家族社会においては,障害を持つ独居老人がどんどん増えている.認知症や半身麻痺,尿便失禁の問題,貧しい家屋構造の多い現状で,介護保険を使って在宅療養を行うことが,いかに大変なことであるか,著者には判っていない.医療現場を知らない厚生官僚によって誤った政策が行われてきたことは,何と情けないことであろうか.療養病床を廃してどうなるか.療養病床を充実させる方が患者,家族の幸せに通ずるのではないか.今や世の中には介護難民が急増している.家族と別所帯にして生活保護受給を希望する高齢者が急増している.
著者は,今日の「医療崩壊」に至った誤った厚生行政を誘導した責任者の一人である.
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルからすると、専門用語が飛び交い睡眠薬代わりにとなるかと思いきや、なんと一気に
読ませる好書です。 最新の統計データー、考え方を的確に表現する解説図等を多用し、我々
素人に理解しやすい構成になっています。 また文書中から、日本の将来を思う著者の気持ち
が伝わってくるように感じました。マスコミによる官僚たたきを目にする昨今、見えないところで日々日本を支える人々がいる事を気づかされる1冊です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年7月26日に日本でレビュー済み
著者は前厚生労働省事務次官。
3月に退職し、4月から田園調布大学教授。
厚生労働省在職中に、医療制度改革に携わった。

これは良書。
特定検診・特定保健指導や、後期高齢者医療制度など、少子高齢化が進む中での社会保障制度再編の一環として行われている医療制度改革に関して、担当者自らが、その目的と実現手法について解説。明快で分かりやすく書かれています。

メタボ検診とか生活習慣病とか、療養病床の再編、ジェネリック医薬品、産科医や小児科医の不足とか、最近良く見かける言葉が、どういう社会背景と政策を基に出てきて、厚生労働省がなにをどう進めようとしているか、最新の見取り図が示されています。

ここで示されている理念や目的に異論はありません。それに反論できる人はいないと思う。
本書を読むと、後期高齢者医療制度にあれだけ反対したマスコミや議員達は、いったい何をどうしたいんだろうと思えてくる。ただし、このへんの議論や報道はほとんど読んだことはないんで、一方的な印象なんですが。

最近の厚生労働省のドタバタぶりを見ると、ここまで緻密に考えても、実際に実現するとなると、話しは別ということになるのかな。
ただ、この本は、現実に差し迫った問題に対して、批判する側や傍観する側としてではなく、具体的な解決策を考え、そのための枠組みを提示しようとする人が書いた本。淡々と書かれているようにみえるけれども、非常に熱い本です。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年8月14日に日本でレビュー済み
 著者は、2008年春まで厚生労働省事務次官を勤めた東大法学部卒のキャリア官僚です。
 本書は、団塊の世代という最大のボリュームが老後を迎え、年金を受給し、医療費を増大させ、介護需要を高める時代を目前とし、厚生労働省がどの様な社会を目指したかを知る助けとなる一冊です。
 後期高齢者医療制度が、戦中・戦後の世代を狙い撃ちしたかの誤解があるが、本来の目標が、「団塊の老後」にあることが本書の行間から伺える。
 著者らの目指そうとする計画は、「都道府県単位」の医療・介護の自律的需給調整がキーワードとなる。
 しかし、霞ヶ関で考えるこの計画は、設置者の異なる医療機関に支えられる日本において実効性を伴うのか?医療機関・医師の集約を地域が担えるのか?
 医師需要に関し、「医師は足りているのか」はたまた「地域と診療科目の偏在か」については、大臣が不足と結論付けたが、本書は偏在の立場にある。
 本書の注目すべき点として、厚生労働省が地域における保健予防・医療実践に学ぶ立場を示している点にある。
 地域における保健予防・医療実践と国家の長期の医療政策に関する計画・医療制度設計を結びつけ、国民の理解と納得そして負担のあり方に関する更なる議論を進める際に、本書は消化すべき一冊であろう。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート