シリーズ本編のような、胸が熱くなるようなシーンはありませんが、ロード・ジョンの探偵ものとして、よくできていると思います。18世紀のロンドンの様子や、紳士たちが集まるサロンや、下町の様子、ホモの館などがわかります。
話の中にジャレドのフレーザー商会が出てきますが、ジャレドは登場せず、また、ジェイミーの親戚の店であることもロード・ジョンにはわからずじまいだったことが残念です。
ロード・ジョンの短編がまた、本国で出版されたようなので、翻訳版を出して欲しいと思います。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。
OK
緑のドレスの女: ロ-ド・ジョン・グレイ (ヴィレッジブックス F カ 3-10) 文庫 – 2005/10/1
『アウトランダー』シリーズから生まれた注目の歴史冒険ミステリー!
1757年のロンドン。イングランド軍の少佐ジョン・グレイは、従妹の婚約者が性病にかかっていることを偶然知り、頭を抱えていた。そんな折、グレイと同じ連隊にいたオコンネル軍曹が何者かに殺害された。しかも、上官の話によれば、オコンネルは軍を裏切ってスパイ活動に従事し、機密書類を持ち出したはずだという。では、その書類はいまどこに? 調査を命じられたグレイはやがて、オコンネルと従妹の婚約者のあいだに接点があったという意外な事実を突き止める……。
『アウトランダー』シリーズの魅力的な登場人物グレイを主人公に据えた注目の歴史冒険ミステリー!
1757年のロンドン。イングランド軍の少佐ジョン・グレイは、従妹の婚約者が性病にかかっていることを偶然知り、頭を抱えていた。そんな折、グレイと同じ連隊にいたオコンネル軍曹が何者かに殺害された。しかも、上官の話によれば、オコンネルは軍を裏切ってスパイ活動に従事し、機密書類を持ち出したはずだという。では、その書類はいまどこに? 調査を命じられたグレイはやがて、オコンネルと従妹の婚約者のあいだに接点があったという意外な事実を突き止める……。
『アウトランダー』シリーズの魅力的な登場人物グレイを主人公に据えた注目の歴史冒険ミステリー!
- 本の長さ408ページ
- 言語日本語
- 出版社ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ
- 発売日2005/10/1
- ISBN-104789726932
- ISBN-13978-4789726931
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2005/10/1)
- 発売日 : 2005/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 408ページ
- ISBN-10 : 4789726932
- ISBN-13 : 978-4789726931
- Amazon 売れ筋ランキング: - 831,976位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時の旅人クレアシリーズ外伝1冊目である本書が手元に無く、探していました。
中古品として、ある程度の汚れ等を覚悟していたのですが、とても綺麗な状態であり満足しています。
ただ、送料を含めた価格を考えると、新品を買っても良かったかな?と思っています。
中古品として、ある程度の汚れ等を覚悟していたのですが、とても綺麗な状態であり満足しています。
ただ、送料を含めた価格を考えると、新品を買っても良かったかな?と思っています。
2005年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私の勝手な想像とは違って、本書にはアウトランダーシリーズのジェイミーやクレアは登場せず、純粋にシリーズの名脇役 ロード・ジョン・グレイが主役になった物語です。(なので、アウトランダーを読んだことのない人でも、まったく独立した小説として読めると思います。)アウトランダーとは違ってロマンスの要素はほとんどなく、どちらかというとミステリ(?)小説です。はじめの方は、物語の展開が遅い気がして、なかなか読み進めなかったのですが、中盤からは加速する謎解きとロード・ジョンの人間的な魅力に引き込まれていきました。読み終わった今は続編でないかな...という気分です。
2006年8月4日に日本でレビュー済み
アウトランダーシリーズ(2巻か3巻め)の原書のまえがきに、娘さん(ガバルドンの)から下ネタが多いと不満がでたことが記してありましたが、本書はのっけから下半身というか、ずばり「一物」のおはなしで始まります。さらには事件の鍵、緑のドレスの死体が、実は男だったことが判明する場面など、下半身が物語の重要な役割を担います。
こう書くと誤解されそうですが、そこはガバルドン、かなり完成度の高い、れっきとした歴史ミステリーです。勧善懲悪で犯人に情状酌量あり的なところが気に入りました。現代物のようなハラハラどきどきはありませんが、時代の空気と、なんとも言えない余韻が楽しめる作品です。
アウトランダー本編と全く関係のない独立したおはなしですが、ジェイミー(アウトランダーのヒーロー)を追想する場面など、本編を読んでないと味わいが半減する箇所がいくつかあります。逆に、片田舎や戦場といった荒野の場面が多い本編に比べ、本作品は大都会ロンドンが舞台で、時代の雰囲気をつかむのに役立つので、アウトランダー既読者は読んだ方が良いでしょう。
こう書くと誤解されそうですが、そこはガバルドン、かなり完成度の高い、れっきとした歴史ミステリーです。勧善懲悪で犯人に情状酌量あり的なところが気に入りました。現代物のようなハラハラどきどきはありませんが、時代の空気と、なんとも言えない余韻が楽しめる作品です。
アウトランダー本編と全く関係のない独立したおはなしですが、ジェイミー(アウトランダーのヒーロー)を追想する場面など、本編を読んでないと味わいが半減する箇所がいくつかあります。逆に、片田舎や戦場といった荒野の場面が多い本編に比べ、本作品は大都会ロンドンが舞台で、時代の雰囲気をつかむのに役立つので、アウトランダー既読者は読んだ方が良いでしょう。