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緑のドレスの女: ロ-ド・ジョン・グレイ (ヴィレッジブックス F カ 3-10) 文庫 – 2005/10/1

4.4 5つ星のうち4.4 6個の評価

『アウトランダー』シリーズから生まれた注目の歴史冒険ミステリー!
1757年のロンドン。イングランド軍の少佐ジョン・グレイは、従妹の婚約者が性病にかかっていることを偶然知り、頭を抱えていた。そんな折、グレイと同じ連隊にいたオコンネル軍曹が何者かに殺害された。しかも、上官の話によれば、オコンネルは軍を裏切ってスパイ活動に従事し、機密書類を持ち出したはずだという。では、その書類はいまどこに? 調査を命じられたグレイはやがて、オコンネルと従妹の婚約者のあいだに接点があったという意外な事実を突き止める……。
『アウトランダー』シリーズの魅力的な登場人物グレイを主人公に据えた注目の歴史冒険ミステリー!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2005/10/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/10/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 408ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4789726932
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4789726931
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 6個の評価

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Diana Gabaldon
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星5つ中4.4つ
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6グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2007年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シリーズ本編のような、胸が熱くなるようなシーンはありませんが、ロード・ジョンの探偵ものとして、よくできていると思います。18世紀のロンドンの様子や、紳士たちが集まるサロンや、下町の様子、ホモの館などがわかります。
話の中にジャレドのフレーザー商会が出てきますが、ジャレドは登場せず、また、ジェイミーの親戚の店であることもロード・ジョンにはわからずじまいだったことが残念です。
ロード・ジョンの短編がまた、本国で出版されたようなので、翻訳版を出して欲しいと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 時の旅人クレアシリーズ外伝1冊目である本書が手元に無く、探していました。
 中古品として、ある程度の汚れ等を覚悟していたのですが、とても綺麗な状態であり満足しています。
 ただ、送料を含めた価格を考えると、新品を買っても良かったかな?と思っています。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私の勝手な想像とは違って、本書にはアウトランダーシリーズのジェイミーやクレアは登場せず、純粋にシリーズの名脇役 ロード・ジョン・グレイが主役になった物語です。(なので、アウトランダーを読んだことのない人でも、まったく独立した小説として読めると思います。)アウトランダーとは違ってロマンスの要素はほとんどなく、どちらかというとミステリ(?)小説です。はじめの方は、物語の展開が遅い気がして、なかなか読み進めなかったのですが、中盤からは加速する謎解きとロード・ジョンの人間的な魅力に引き込まれていきました。読み終わった今は続編でないかな...という気分です。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年8月4日に日本でレビュー済み
 アウトランダーシリーズ(2巻か3巻め)の原書のまえがきに、娘さん(ガバルドンの)から下ネタが多いと不満がでたことが記してありましたが、本書はのっけから下半身というか、ずばり「一物」のおはなしで始まります。さらには事件の鍵、緑のドレスの死体が、実は男だったことが判明する場面など、下半身が物語の重要な役割を担います。

 こう書くと誤解されそうですが、そこはガバルドン、かなり完成度の高い、れっきとした歴史ミステリーです。勧善懲悪で犯人に情状酌量あり的なところが気に入りました。現代物のようなハラハラどきどきはありませんが、時代の空気と、なんとも言えない余韻が楽しめる作品です。

 アウトランダー本編と全く関係のない独立したおはなしですが、ジェイミー(アウトランダーのヒーロー)を追想する場面など、本編を読んでないと味わいが半減する箇所がいくつかあります。逆に、片田舎や戦場といった荒野の場面が多い本編に比べ、本作品は大都会ロンドンが舞台で、時代の雰囲気をつかむのに役立つので、アウトランダー既読者は読んだ方が良いでしょう。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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