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月の記憶: アポロ宇宙飛行士たちの「その後」 (上) (ヴィレッジブックス N ス 3-1) 文庫 – 2006/2/20
アポロの男たちの「現在」に鋭く迫った傑作ノンフィクション
月面を歩いた僕らのヒーローが地球でむかえた苦境とは!?
月面を歩いた12人の宇宙飛行士のうち、今も生存しているのは9人だけ。少年時代、月着陸のテレビ中継にしびれるような感動を覚えたジャーナリストの著者は、話が聞けなくなってしまう前に残りのムーンウォーカー全員と面会し、その人生を記録すべきだと思い立つ。「あの旅はかれらをどう変えたのか? アポロ計画にはいったいどんな意義があったのか?」という疑問を胸に。だが、取材を始めた著者はやがて、自分のヒーローたちのあまりに波瀾に満ちた人生を見いだしていく??
アポロ宇宙飛行士たちの「現在」に鋭く迫った傑作ノンフィクション。
月面を歩いた僕らのヒーローが地球でむかえた苦境とは!?
月面を歩いた12人の宇宙飛行士のうち、今も生存しているのは9人だけ。少年時代、月着陸のテレビ中継にしびれるような感動を覚えたジャーナリストの著者は、話が聞けなくなってしまう前に残りのムーンウォーカー全員と面会し、その人生を記録すべきだと思い立つ。「あの旅はかれらをどう変えたのか? アポロ計画にはいったいどんな意義があったのか?」という疑問を胸に。だが、取材を始めた著者はやがて、自分のヒーローたちのあまりに波瀾に満ちた人生を見いだしていく??
アポロ宇宙飛行士たちの「現在」に鋭く迫った傑作ノンフィクション。
- 本の長さ317ページ
- 言語日本語
- 出版社ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ
- 発売日2006/2/20
- ISBN-104789727726
- ISBN-13978-4789727723
登録情報
- 出版社 : ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2006/2/20)
- 発売日 : 2006/2/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 317ページ
- ISBN-10 : 4789727726
- ISBN-13 : 978-4789727723
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,384,316位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 215位その他の科学の本
- - 15,782位英米文学研究
- - 120,928位科学・テクノロジー (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年9月16日に日本でレビュー済み
上下2巻のボリュームで、読み応え充分である。アポロ宇宙飛行士たちの個性、人生を興味深く描いている。当時流行した歌などを交えて、時代背景をうまく表現している。その後、アメリカ、ロシア(ソビエト)、日本の宇宙飛行士の本が様々発行されているが、今となっては、アポロはひと時代、ふた時代前の遠い昔の物語の感は、否めない。
2006年12月16日に日本でレビュー済み
アポロで活躍した宇宙飛行士達のオフィシャルな部分ではない
内面世界を描いたノンフィクション
宇宙飛行→月面着陸という、前代未聞のプロジェクトに参加し
他の人には体験できない記憶がどう彼らの人生に影響したかを
見ると、大きなショックと言うものをイメージさせてくれる
内面世界を描いたノンフィクション
宇宙飛行→月面着陸という、前代未聞のプロジェクトに参加し
他の人には体験できない記憶がどう彼らの人生に影響したかを
見ると、大きなショックと言うものをイメージさせてくれる
2006年3月4日に日本でレビュー済み
宇宙飛行士たちのその後が詳しく語られています。彼らの活躍をリアルタイムで見た人たちにとっては、その当時を思い出しながら読んでいけるので非常に興味深いものとなるでしょう。当時を体験していない人は、アンドルー・チェイキンの”人類、月に立つ”を読んで、アポロの物語を追体験しておいてからの方がより楽しく読めると思います。さらに”人類、月に立つ”の原書のA Man on The Moon: 3 Volume Illustrated Commemorative Boxed Set (Hardcover)の3巻目を眺めれば、飛行士たちの現在の姿を確認する事が可能です。
2010年8月31日に日本でレビュー済み
詩篇を読むように美しく、とても「哀(かな)しい」ノンフィクションです。
月面を踏んだことのあるアメリカ人男性12人。その死を身近に感じた著者は存命のアポロ宇宙飛行士に個別にコンタクトを求めます。
魔法の言葉、「月面着陸の『意味』に関する本を書いています」と共に。
上巻でもっとも驚いたのはニール・アームストロングへの単独インタビュー申し込みの場面でも、バズ・オルドリンとの会話でもなく、ソ連(当時)の事故死した宇宙飛行士が「宇宙船にトラブルがあるのを事前に知っていた」ことです。「生きては帰れないと思う」と友人にだけ漏らしていたという話、私は初めて知りました。
著者自身の人生観、これまでの道のりを密接にからめることで「”人類”の一員である『私』にとって月面着陸とは何だったのか」を深く深く問いかけられます。
数ある関連本の中で、読者を思索に誘う力というのは傑出して備えていると思います。
夢の果ての現実世界。
そこで生きていく私たちは結局は「憧れを持ち、夢を達成しようとする努力」と同じくらい「夢を実現して”しまった”後にどう生き続けていくのだろう」ということを掘り下げて考えなければならないのでしょう。
卑俗ないい方をもしも許していただけるのなら、キャラが立ちまくった「英雄」たちのヴェールや虚飾を剥ぎ取った、これは大変に上質な「哲学の書」だと思います。
何よりも著者が(自分自身を含めて)笑えるところは遠慮なく存分に笑いのめしてしまうところがとてもいい。笑いながら、泣きながら、「それでも」憧れを胸にして生きていく私たちが逆照射され……読んでいて何ともいえない切なさと悲しさを感じさせられました。
でも、とても好きな本になりました。
月面を踏んだことのあるアメリカ人男性12人。その死を身近に感じた著者は存命のアポロ宇宙飛行士に個別にコンタクトを求めます。
魔法の言葉、「月面着陸の『意味』に関する本を書いています」と共に。
上巻でもっとも驚いたのはニール・アームストロングへの単独インタビュー申し込みの場面でも、バズ・オルドリンとの会話でもなく、ソ連(当時)の事故死した宇宙飛行士が「宇宙船にトラブルがあるのを事前に知っていた」ことです。「生きては帰れないと思う」と友人にだけ漏らしていたという話、私は初めて知りました。
著者自身の人生観、これまでの道のりを密接にからめることで「”人類”の一員である『私』にとって月面着陸とは何だったのか」を深く深く問いかけられます。
数ある関連本の中で、読者を思索に誘う力というのは傑出して備えていると思います。
夢の果ての現実世界。
そこで生きていく私たちは結局は「憧れを持ち、夢を達成しようとする努力」と同じくらい「夢を実現して”しまった”後にどう生き続けていくのだろう」ということを掘り下げて考えなければならないのでしょう。
卑俗ないい方をもしも許していただけるのなら、キャラが立ちまくった「英雄」たちのヴェールや虚飾を剥ぎ取った、これは大変に上質な「哲学の書」だと思います。
何よりも著者が(自分自身を含めて)笑えるところは遠慮なく存分に笑いのめしてしまうところがとてもいい。笑いながら、泣きながら、「それでも」憧れを胸にして生きていく私たちが逆照射され……読んでいて何ともいえない切なさと悲しさを感じさせられました。
でも、とても好きな本になりました。
2006年3月29日に日本でレビュー済み
1969年アポロ11号の二ール・アームストロングが人類初で初めて、月面に降り立った時、あなたは何をしていましたか?生まれていなかった?それに、世界史や、社会の時間にもアポロ計画のことも受験に関係なかった・・・ですか。今から37年前・・著者のアンドリュー・スミス氏は10歳。彼はアポロ11号から17号までの12名の月面歩行の宇宙飛行士のうち、現在生存する9名の飛行士に彼等が生存するうちに直接、取材・生の声を聞いておこうと決意する。アポロ計画とは何であり、どんな意義があったのか?彼等の旅で彼等は何を見、感じ、彼等の何が変化したのか??ヒーロー達の波瀾にみちたその後の人生などのノンフィクションは価値ある内容だ。
2006年11月5日に日本でレビュー済み
宇宙飛行士の「その後」を追うという趣向は立花隆の名著「宇宙からの帰還」をホーフツとさせるが、実際20年を経て書かれた後日譚として読める部分もある。特に「宇宙からの・・・」では登場しなかった(できなかった)バズ・オルドリンやニール・アームストロングに接触するくだりは興味深く、本書の白眉と言える部分であろう。
とは言え「宇宙からの帰還」と決定的に異なるのは、ロシアとの競争に始まり月面着陸で頂点を迎える宇宙への狂熱ぶりを、アメリカ国内で生きる同時代人として実体験した者と、遠く日本の地にあってニュースで知り頭で理解した者との差か。
「宇宙からの・・・」は宇宙飛行を神秘体験のひとつとして捉え、典型的アメリカ人たる宇宙飛行士たちの宗教心や信仰といった心的変化に与えた影響を追った優れたルポルタージュであったが、この「月の記憶」と比べてみると、優れた著作であることは間違いないものの、宇宙飛行という人類最大のイベントに対してあまりにも分析的、言ってみればクールに過ぎるような印象がある。
他方、この「月の記憶」は当時の流行音楽や著者の個人的体験もちりばめ、当時のアメリカの世情、時代の雰囲気を総合的網羅的に写し取ることに成功している。アポロを生活の一部として生きた実体験者でなければ書き得なかった好著。
とは言え「宇宙からの帰還」と決定的に異なるのは、ロシアとの競争に始まり月面着陸で頂点を迎える宇宙への狂熱ぶりを、アメリカ国内で生きる同時代人として実体験した者と、遠く日本の地にあってニュースで知り頭で理解した者との差か。
「宇宙からの・・・」は宇宙飛行を神秘体験のひとつとして捉え、典型的アメリカ人たる宇宙飛行士たちの宗教心や信仰といった心的変化に与えた影響を追った優れたルポルタージュであったが、この「月の記憶」と比べてみると、優れた著作であることは間違いないものの、宇宙飛行という人類最大のイベントに対してあまりにも分析的、言ってみればクールに過ぎるような印象がある。
他方、この「月の記憶」は当時の流行音楽や著者の個人的体験もちりばめ、当時のアメリカの世情、時代の雰囲気を総合的網羅的に写し取ることに成功している。アポロを生活の一部として生きた実体験者でなければ書き得なかった好著。