"いい子だからじっとして、ダーシェンカ。動きまわるんじゃないよ。ピントを合わせてシャッターを切るだけだから、すぐに終わるよ。その間に、お話を聞かせてあげよう。"1933年発刊の本書は、かってのチェコの国民的作家による直筆イラストも嬉しい【子犬へのひたむきな愛情溢れる】一冊。
個人的には、著者の代表作の『山椒魚戦争』はまだ積ん読なままなのですが。自宅作業の気分転換として手にとりました。
さて、そんな本書は、飼っていたフォックステリアに出来た雌の子犬、ダーシェンカのための八つのおとぎ話として、犬の尻尾話から始まり、ドーベルマンやグレイハウンドといった犬の話、人間とのつきあいについて。またスケッチブックや写真も収録されているのですが。何でしょう。以前飼っていた愛犬を思い出して、ひたすらに癒されました。
また、ナチズム批判者として【ドイツのゲシュタポにマークされていた】劇作家、ジャーナリストとしても知られる著者の幅広い文筆活動の結果として、この"ふと息を休めて作ったさりげない本"があるのにも驚かされました。いつでも、どんな時でも、まわりへの愛。愛だな。とあらためて。
犬好き、動物好きな誰かへ。また著者の意外な一面を知りたい人にもオススメ。
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ダ-シェンカ小犬の生活 (ヴィレッジブックス N チ 1-1) 文庫 – 2006/7/1
世界中で半世紀以上読み継がれる、愛犬ノートの決定版!
生まれたばかりのきみは、片手にのるほどの、白い小さなかたまりだった−
ある日、わが家の愛犬イリスに生まれた、ワイヤヘアード・テリアの白い子犬。ふわふわのちっちゃな毛玉にすぎなかったきみはダーシェンかと名づけられ、いつしか世界一のおてんば娘に成長。お客様の靴をかじったり大事な花壇を壊したり、ありとあらゆるいたずらに翻弄されながら日々は過ぎていった。けれど、ついに別れの日はやってきて−。
チェコの国民的作家カレル・チャペックがどこまでもやさしい視線とキュートなイラスト、貴重なアルバムで綴る、愛犬ノートの決定版!
生まれたばかりのきみは、片手にのるほどの、白い小さなかたまりだった−
ある日、わが家の愛犬イリスに生まれた、ワイヤヘアード・テリアの白い子犬。ふわふわのちっちゃな毛玉にすぎなかったきみはダーシェンかと名づけられ、いつしか世界一のおてんば娘に成長。お客様の靴をかじったり大事な花壇を壊したり、ありとあらゆるいたずらに翻弄されながら日々は過ぎていった。けれど、ついに別れの日はやってきて−。
チェコの国民的作家カレル・チャペックがどこまでもやさしい視線とキュートなイラスト、貴重なアルバムで綴る、愛犬ノートの決定版!
- 本の長さ147ページ
- 言語日本語
- 出版社ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ
- 発売日2006/7/1
- ISBN-104789729192
- ISBN-13978-4789729192
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登録情報
- 出版社 : ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2006/7/1)
- 発売日 : 2006/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 147ページ
- ISBN-10 : 4789729192
- ISBN-13 : 978-4789729192
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,314,082位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,836位ドイツ文学研究
- - 3,330位外国のエッセー・随筆
- - 180,814位科学・テクノロジー (本)
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2002年10月20日に日本でレビュー済み
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2008年3月12日に日本でレビュー済み
近年いろいろな訳者・編者によるダーシェンカが各社から出ていますが、この新潮文庫版は原著を割と自由に再編集しているものです。
原著通りの章立て・図版・キャプションで読みたい方や、チェコ語からの原典訳にこだわる方には不向きかもしれません。
しかし、チャペックやチェコ文学に特に興味のない一般の愛犬家向けとしては、なかなかうまく作られている本だと思います。
それでいてチャペックの人物についての紹介も割ときっちりなされていて好感が持てます。
原著通りの章立て・図版・キャプションで読みたい方や、チェコ語からの原典訳にこだわる方には不向きかもしれません。
しかし、チャペックやチェコ文学に特に興味のない一般の愛犬家向けとしては、なかなかうまく作られている本だと思います。
それでいてチャペックの人物についての紹介も割ときっちりなされていて好感が持てます。
2006年9月3日に日本でレビュー済み
チャペックは、チェコの国民的作家、岩波文庫などから出てる『ロボット』や『山椒魚戦争』が有名、中公文庫などから出ている『園芸家12カ月』が個人的にはお気に入り。原書は1933年刊、他の出版社からも邦訳が出ている。生まれたばかりの小犬(ダーシェンカ)が育つ様子を書きとめた4章、小犬の写真を撮影するには、ダーシェンカのための8つのおとぎばなし、ダーシェンカのアルバム、という構成。文、イラスト、写真ともチャペックによるが、いずれもいい。淡々としながら軽妙洒脱な味わいがある。愛情たっぷりなんだけど、少し距離を置いた透明な眼差し、これが長く読み継がれる秘訣だろうか。愛犬家でなくても十分に楽しめる。文庫版だから安い、読んでも眺めてもよし、読み終わって誰かにプレゼントしても喜ばれるだろう。