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高周波回路設計のためのSパラメ-タ詳解: 測定の基礎/回路網解析のための理論式/シミュレ-タの活用 (RFデザイン・シリーズ) 単行本 – 2007/12/1
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- 本の長さ195ページ
- 言語日本語
- 出版社CQ出版
- 発売日2007/12/1
- ISBN-10478983025X
- ISBN-13978-4789830256
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登録情報
- 出版社 : CQ出版 (2007/12/1)
- 発売日 : 2007/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 195ページ
- ISBN-10 : 478983025X
- ISBN-13 : 978-4789830256
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- - 48位電子工学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1977年神奈川県横浜市に生まれる。1995年に綜合警備保障入社。2000年独立開業、株式会社アンプレット取締役(兼務)。広帯域アンテナの開発・設計に従事。2005年放送大学教養学部卒業。2008年アイラボラトリーに勤務。2009年東北大学大学院工学研究科研究員(非常勤)。2009年放送大学大学院入学。現在、アイラボラトリーにて製品の販売に従事。
その他著書 ユビキタス無線工学と微細RFID―無線ICタグの技術 根日屋英之(著), 植竹古都美(著)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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Sパラメータに関しては全くの初心者だったのですが、この本を読んで雰囲気は理解することができました。
他の方も書いているように数式の導出も丁寧...なように見えますが、実際定義や仮定がよく分からず、初めの方のS11, S21の導出部もどうしても府に落ちませんでした。
せっかく数式は丁寧に書かれているので、日本語の説明文をもう少し分かりやすくしてもらえると、よい教科書になると思います。
学生の勉強としても使える。
詳解というと少しタイトル負けという気もする。
ただ、やや天下り的に書いてあることも多く、式に間違いもあるので、注意が必要です。
回路(電圧、電流)とSパラメータの繋がりが、式を追うことである程度理解できます。
Sパラメータについてまとめて書いてある本が日本語では少ないので、読んでおいて損はないと思います。
Network Scattering Parameters (Advanced Series in Circuits and Systems, Vol 2)
という本のそれによく似ています。1ポートのSパラメータから始まって、
2ポートのSパラ、シグナルフローグラフ、パワーゲイン、安定性の話などが
でてきます。Mavaddatの影響は見てとれますが、Mavaddatでは省略されている
式の導出もかなり書いてあるので、その分の付加価値はあります。また
当然ですが、Mavaddatにはない話題も含まれています。前書きに「式の導出を
行うときには、その計算過程をできるだけ詳しく記述しました。そして、夫婦
二人で、理解できないところはないか見直しました。」とあります。著者らが、
式の導出もやりながら丹念にMavaddatを読んでいった様子が想像されます。
この本で比較的好印象だったのは、シグナルフローグラフの説明です。例と
ともにわかりやすく書いてあります。しかし、全体として前書きで結構
強調されている理解をさせてくれる本になっているかというと、やや疑問です。
たしかに式は導出も含めていろいろ出てくるのですが、定義とか式とかの意味や
考え方の説明はあまりなく、通り一遍の感は否めません。Sパラに特化した本で
ありながら、基準インピーダンス関係の説明や、一般化Sパラメータに関する
記述もありません。こういったことも、よく理解させてくれる本かということと、
多少関係しているでしょう。参考文献として挙げている本の誤りをそのまま
継承している部分もあるようです。
とはいえ、Sパラメータについてある程度の情報が集約されているので、
それなりの価値はあると思います。Sパラメータについては定義を
知っている程度で詳しいことはこれから勉強、という人には薦められます。
(追記)改めて読み返してみると、間違った説明や意味のわからない説明が大変に多く驚きました。例えば(1-14)式の導出は考え方に間違いがあります。
PozarのMicrowave Engineeringを用いて高周波工学を勉強している時、「あら、この数式どうやって誘導されたっけ?」という質問によく遭遇しますが、だいたいの質問に対して、この本の中に説明されています。
本格的に勉強し始めたら、この本のわかりやすさ、丁寧さにビックリします。
アマゾンの評価では星が5つがMAXですが、個人的には星10個でも足りない気がします。