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トトの勇気 (鈴木出版の海外児童文学 この地球を生きる子どもたち 7) 単行本 – 2006/2/1
- 本の長さ157ページ
- 言語日本語
- 出版社鈴木出版
- 発売日2006/2/1
- ISBN-10479023164X
- ISBN-13978-4790231646
登録情報
- 出版社 : 鈴木出版 (2006/2/1)
- 発売日 : 2006/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 157ページ
- ISBN-10 : 479023164X
- ISBN-13 : 978-4790231646
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,339,440位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,033位フランス文学 (本)
- - 2,225位フランス文学研究
- - 5,965位童話・こどもの文学
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上位レビュー、対象国: 日本
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2012年4月10日に日本でレビュー済み
私は「泣ける話」や「泣ける映画」だと言っておススメする気は全くないのですが、結論、
私はこの話を読んで、近頃ない位ワーワー泣いてしまいました。
決して悲しい終わり方じゃありません。むしろ逆です。
13歳にして2度目の退学処分をくらってしまったトト。
何をやっても皆と同じに出来ないし、授業についていけない、学校なんか大嫌いのトト。
しかし彼にはただ一つ、物を発明したり作ったりするのが大好きという、天からの贈り物がある。
トトの両親は彼の事で喧嘩が絶えず、唯一おじいちゃんだけがトトの味方で、ありったけで彼を愛し理解している。
しかしそのおじいちゃんだって、優しい態度ばかりではない。さすがに2度目の退学には、厳しい言葉でやる気のない
トトを励まそうとする。「自分で自分を馬鹿だと言い、努力しないのは楽だからな!幸せになるんだ、くそっ!幸せに
なるために、やらなきゃいけないことを、やれ!」
さて、次の学校をどうするか?両親がかき集めた学校パンフレットの中に、一校だけ気になるのがあったのだが...。
どんな子供もそうだけれど、特にトトみたいな子は絶対に突き離してはいけないと、改めて思いました。
誰かが味方にならなければ。ほっと息がつける場所がなければ。
トトなりの青春物なので後半に甘酸っぱいセリフも出てきますが、どうかザッ読まずに思い切り噛みしめて、トトになった
つもりで読んで下さい(笑)。
主人公は13歳ですが、字が大きくて読み易く、内容も難しくはなく、(素敵な)挿絵も多いので、小学校中学年〜大人まで
楽しめる本だと思いました。著者の児童書は今のところこの一冊の様ですが、もっと読んでみたいです。
私はこの話を読んで、近頃ない位ワーワー泣いてしまいました。
決して悲しい終わり方じゃありません。むしろ逆です。
13歳にして2度目の退学処分をくらってしまったトト。
何をやっても皆と同じに出来ないし、授業についていけない、学校なんか大嫌いのトト。
しかし彼にはただ一つ、物を発明したり作ったりするのが大好きという、天からの贈り物がある。
トトの両親は彼の事で喧嘩が絶えず、唯一おじいちゃんだけがトトの味方で、ありったけで彼を愛し理解している。
しかしそのおじいちゃんだって、優しい態度ばかりではない。さすがに2度目の退学には、厳しい言葉でやる気のない
トトを励まそうとする。「自分で自分を馬鹿だと言い、努力しないのは楽だからな!幸せになるんだ、くそっ!幸せに
なるために、やらなきゃいけないことを、やれ!」
さて、次の学校をどうするか?両親がかき集めた学校パンフレットの中に、一校だけ気になるのがあったのだが...。
どんな子供もそうだけれど、特にトトみたいな子は絶対に突き離してはいけないと、改めて思いました。
誰かが味方にならなければ。ほっと息がつける場所がなければ。
トトなりの青春物なので後半に甘酸っぱいセリフも出てきますが、どうかザッ読まずに思い切り噛みしめて、トトになった
つもりで読んで下さい(笑)。
主人公は13歳ですが、字が大きくて読み易く、内容も難しくはなく、(素敵な)挿絵も多いので、小学校中学年〜大人まで
楽しめる本だと思いました。著者の児童書は今のところこの一冊の様ですが、もっと読んでみたいです。
2014年8月3日に日本でレビュー済み
最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高最高
2011年2月19日に日本でレビュー済み
注意欠陥障害(ADD)の少年が主人公。両親の理解もなかなか得られず、学校も次々変わっていきます。そんな彼の支えはおじいちゃん。おじいちゃんは言います。「ふたりはおまえにひどいことをしているなんて思ってもいないだろう。あれほどまでおまえに注ぎ込んで、そのせいでおまえが傷ついているなんて思ってもいない」。これは、両親にADDの知識も理解もないからとも言えますが、おじいちゃんだってないわけだから、子どもへのスタンスの差なのかもしれません。でも、おそらく知識と理解があれば、両親だって子どもへの接し方は変わっていたはず。読者もまた、この物語からADDへの理解が広がれば幸いです。
でも、ラストはちょっと甘いです。
でも、ラストはちょっと甘いです。
2006年3月12日に日本でレビュー済み
皆を笑わすのではなくてバカにされて笑われたのにも関わらず、「ほんのちょっと居場所を見つけられたような気がした」というおちこぼれのグレゴワール少年。そんなグレゴワールを励ますおじいさんの「競争に勝ったのは、カメだった。どうして勝てたか、わかるか?カメには勇気があったからだ。ひたむきで、あきらめなかったから、勝てたんだ。グレゴワール、おまえには勇気がある・・・。わたしにはわかるよ。ものをつくっているときのおまえを見ているからね。おまえが、何時間も何時間も寒いところで木切れを磨いたり、模型に色をぬったりしているのを、知っている」という言葉が胸に響いた。「ぼくの人生をぼくの手で、ぼくの力で動かしていくにはどうすればいいか、ぼくにはなにができるか」グレゴワールが自分に問いかけるきっかけをつくってくれたのもおじいちゃんだった。おじいちゃんのグレゴワールへの言葉は時に優しく、時に厳しい。
グランシャン技術高校の校長に宛てた手紙の中の「ぼくは、そんなに大きくありません、35キロです。でも、35キロ分の希望があります」という文章から主人公のひたむきさが伝わってきた。自分をかわいそがって、何もかもをあきらめてしまっていた主人公に起こった小さな変化が手紙から読み取れた。
「ぼくを助けて」主人公と同じような思いを抱いている子供達はこの日本に五万といるはずだ。グレゴワールには幸いおじいさんがいた。助けの手がなく苦しんでいる子供達はこの作品を読んで勇気と希望を見出せるはずである。おじいさんがテストの時グレゴリーを助けてくれるシーンはありがちと思ったが、頭とはうらはらに心は感動していた。グレゴリーの語るストレートな言葉が私の胸につきささってきたからだ。
グランシャン技術高校の校長に宛てた手紙の中の「ぼくは、そんなに大きくありません、35キロです。でも、35キロ分の希望があります」という文章から主人公のひたむきさが伝わってきた。自分をかわいそがって、何もかもをあきらめてしまっていた主人公に起こった小さな変化が手紙から読み取れた。
「ぼくを助けて」主人公と同じような思いを抱いている子供達はこの日本に五万といるはずだ。グレゴワールには幸いおじいさんがいた。助けの手がなく苦しんでいる子供達はこの作品を読んで勇気と希望を見出せるはずである。おじいさんがテストの時グレゴリーを助けてくれるシーンはありがちと思ったが、頭とはうらはらに心は感動していた。グレゴリーの語るストレートな言葉が私の胸につきささってきたからだ。