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ユリイカ2010年12月号 特集=荒川弘 『鋼の錬金術師』完結記念特集 ムック – 2010/11/27
- 本の長さ261ページ
- 言語日本語
- 出版社青土社
- 発売日2010/11/27
- ISBN-104791702166
- ISBN-13978-4791702169
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登録情報
- 出版社 : 青土社 (2010/11/27)
- 発売日 : 2010/11/27
- 言語 : 日本語
- ムック : 261ページ
- ISBN-10 : 4791702166
- ISBN-13 : 978-4791702169
- Amazon 売れ筋ランキング: - 206,251位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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文筆家、編集者、ユーチューバー。1972年3月、鳥取県米子市生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。国書刊行会、ヤフーを経て、現職。晶文社にて編集業にも従事。関心領域は哲学・科学・芸術、犬・猫・鳥、デジタルガジェット、映画、ロックなど。哲学愛好家。Tシャツ愛好家。ハーレーダビッドソン愛好家。卓球愛好家。
主な著書
『哲学の門前』(紀伊國屋書店)
『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である 増補新版』(ちくま文庫)
『理不尽な進化 増補新版──遺伝子と運のあいだ』(ちくま文庫)
『人文的、あまりに人文的──古代ローマからマルチバースまでブックガイド20講+α』(山本貴光との共著、本の雑誌社)
『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。──古代ローマの大賢人の教え』(山本との共著、筑摩書房)
『脳がわかれば心がわかるか──脳科学リテラシー養成講座』(山本との共著、太田出版)
『問題がモンダイなのだ』(山本との共著、ちくまプリマー新書)
主な訳書
『先史学者プラトン──紀元前一万年―五千年の神話と考古学』(山本との共訳、朝日出版社)
『MiND 心の哲学』(山本との共訳、ちくま学芸文庫)
プロフィール
http://clnmn.net/works
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科学史研究者。東京大学大学院総合文化研究科修了、博士(学術)。
東京大学UTCPリサーチ・アシスタント(2008−2010)、日本学術振興会特別研究員(2010−2015)、立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員(2015−2018)、マックス・プランク科学史研究所ポストドクトラルフェロー(2015)、コロンビア大学ウェザーヘッド東アジア研究所客員研究員(2016−2017)、長崎大学原爆後障害医療研究所助教(2018-2021)などを経て、現在、広島大学大学院人間社会科学研究科准教授(2021-)。
ドキュメンタリー映画『よみがえる京大サイクロトロン』で第50回科学技術映像祭ポピュラーサイエンス部門優秀賞受賞(2009)。博士論文「放射能の探求から原子力の解放まで:戦前日本のポピュラーサイエンス」で第10回日本科学史学会学術奨励賞受賞(2016)。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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思いもよりませんでした。
それが狙いなのかもしれません。
アニメでユリイカの特集にできるのは、
質だけではなく量も必要なのだということが分かりました。
解説できるだけの題材がないと、特集にならないので。
誰がファンなのかが分かっただけでも貴重な資料だと思います。
荒川さんの対談とインタビュー、楽しく読ませて頂きました。
そのインタビュー内で、イスラム圏の外国人からのファンレターにふれ、
「宗教的には相容れないけれど、楽しく読んでいる」と書かれていたと言及しています。
その前には科学を突き詰めていく程実は宗教に近づいていくという、「神と科学」
の本を読んだ感想の発言もありました。
私も鋼を読み進むにつれて感じていた事があったのですが、その発言を読んだ時に
ストンと胸のつかえが取れた気がしました。
私は特定の宗教に所属している訳ではないですが、後半に行くにつれて
宗教によっては反発するのではないかと思っていた部分はありました。
それでも、読ませてしまう力があるというのは素晴らしい事だと思います。
しかし、良質の作品は語るタネになってくれるもので。
たかが漫画、されど漫画。
大真面目に、好き勝手に、大上段に、我田引水で。
作者の思惑も飛び越えて、誰も彼もが“己”を語る。
その「論」もまた面白し。
よくもまあこんな文章を捻り出せるなあ、などと感心しつつ。
ここまで語ってしまえるならば、これもまたひとつの“粋”でしょう。
完結後、これほど間を置かずに他誌で特集が組まれたこと、それ自体が凄いと思う。色々な人が解説記事を書いているが、それらには興味はないので、目当ての対談記事、インタビュー記事を読む。ガンガンなどでは、これまでにも作者のコメントのようなものはあったのだろうが、コミックスでしか読んでいないので、作者自身の考えを読むのは初めてで色々と興味深いものがあった。最初から最後まで芯の通った、骨太の作品だったが、掲載していたガンガン(或いは、スクウェア・エニックス)の方はどういう風に見ていたのか、途中には、編集者の話も少しあるが、そちら側の視点からの意見ももう少し聞いてみたいと思った。